2010年09月

イメージ 1

神奈川県横浜市の住宅地で崖崩れが起きました。
崖の上の方にあったと思われるコンクリートの構造物が壊れて、
その破片が、崖下の工事用の重機を直撃しています。
崖上の住宅に住んでいた方は自主避難した、と新聞で読みました。

おとといの日中に起こったようですが、
今月は、横浜では1時間に30mmを超えるような雨は降っていないものの、
断続的に強い雨が降って、月降水量はすでに平年の1.5倍、350mmを超えています。

しかも、ここにきて雨と雨の間隔が短くなっていて、
土壌雨量(土の中に留まっている雨)を自分なりに計算してみたところ、
排水する暇もなく、じわじわ増加していることがうかがえます。
※気象庁のものではありません。独自に計算してみたものなので、ご参考程度に。

土砂災害は、市街地でも起こります。
まだしばらくは、秋雨、台風で大雨になるおそれがありますし、
これまでの雨や地震で地盤が緩んでいる所では、
大雨にならなくても危険なことがあります。


http://www.etenki.net/web/team_morita/mori.jpg森 朗(もり・あきら) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。1959年東京生まれ神戸育ち。鉄鋼メーカー勤務中に気象予報士の資格を取得した転職組。現在、TBS『ひるおび!』(月、火)、CBCテレビ「えなりかずき!そらナビ」(金)に出演中。趣味は暖かい海、小さめの波でのサーフィン&昼寝。スポーツは体力の消耗が激しいバンド活動。

イメージ 1

                                      (都内の空 29日)
こんにちは、増田雅昭です。                  


かつて、同僚と「なんで天気予報をする?」を、議論したことがありました。

「役に立つため」という答えが多い中、
「エンターテインメントもある意味“役に立つ”では?」
という意見も出ました。役に立つ、のルートは様々です。


個人的に、役に立たない天気予報は意味がないと思っています。
 
だから、予報を当てようと努力しますし、ハズレ幅を最小限にする解説をします。
予報が違うことが迷惑になるからです。 

だから、新しい知見を吸収します。
昔は正しいと言われたことが今違えば、それを聞いた人の損失になるからです。

だから、生活と絡めるようなコメントをします。
実生活と結びつくイメージができなければ、予報が当たっても効果が少ないからです。

だから、心にひっかかる言葉を意識的に使います。
印象に残らないと、どんな大事なことを言っても、伝えていないのと同じだからです。

役に立つ、の気持ちがなくなった時、
おそらく私はこの仕事を辞めていると思いますし、
そういう気持ちの人が多い仕事なんだろうな、と勝手に想像しています。


東京は、ボーっと考えごとをするには、いい空です。
明日は西日本~東北南部で、また冷たい秋雨。
外で考えごとをするなら、今日か金曜・土曜の所が多いでしょうか。

暴風が吹き荒れている北海道は、明日は晴れて、今日より風は弱まります。


http://www.etenki.net/web/team_morita/masuda.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、TBSテレビ「Nスタ」(日)、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(水)「森本毅郎スタンバイ!」(水)「大沢悠里のゆうゆうワイド」(水)、「TBSニュースバード」(月・火)などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。「目標は的中率9割、予報を当てることにこだわる予報士です!」 ツイッターはhttp://twitter.com/MasudaMasaaki

イメージ 1

イメージ 2

おはようございます、岡村真美子です。

きのう、静岡市内からは
富士山に綺麗な形の笠雲がかかっているのが
観られました。

静岡市で雨が降り出すちょうど3時間ほど前です。


先日、雪化粧したばかりの富士山が
これからやってくる雨雲に備えて笠を被っているようにも見えて、
ちょっぴり微笑ましくも感じてしまいました。


「笠雲がかかると天気が崩れる」
と言うのは、広く知られていることかと思いますが
実際にきのうは、夕方から静岡県内西部から雨が降り出しました。
そのまま雨脚を強め、
静岡県内はこの時間(朝9時頃)も
強い降り方となっています。

また、東海地方では
未明~明け方にかけて、一時簡に50ミリを超える
非常に激しい雨も観測されています。


日本海側と太平洋側の二つの前線に挟まれて
きょうも引き続き、東日本では大雨や災害に警戒・注意が必要です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【関東地方】
きょう昼過ぎにかけて、
雷を伴って1時間に30から
40ミリの激しい雨が降る所がある見込み。
(気象庁関東甲信地方気象情報より)

【東北地方】
太平洋側を中心に、きょう昼過ぎにかけて
雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨の降る所がある見込み。

予想される29日6時にかけての24時間雨量は、
太平洋側の多い所で、140ミリ。
(気象庁東北地方気象情報より)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今週はこの後も変わり易い天気が続きそうです。
雨が降ると気温も低めで
体調を崩し易い時期でもありますね。

何も考えずに毎日半袖を着ていた夏とは違って
何を着ていったらいいのか、特に迷うこの時期。

体調管理には気をつけたいなと、改めて感じる
秋雨の肌寒い朝でした。


(掲載資料は気象庁HPより)

http://www.etenki.net/web/team_morita/okamura.jpg岡村真美子(おかむら・まみこ) 気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、静岡放送「SBS イブニング eye」(月~金)「得する天気」(火~木)に出演中。趣味はバレエ、水泳。特技はピアノ、書道。

イメージ 1

イメージ 2

こんにちは、大阪の片平です。
大阪市内はこの時間はもう雲が広がっています。

全国の雨雲のようすをみると、
 ▼北海道付近  ▼東北南部~関東  ▼四国~九州
ですでに雨が降っています。

大きな移動性高気圧が東に離れつつあり、
気圧の谷や西から近づく低気圧の影響で、雨が降り出しています。

きょうは今まだ降っていない所も、次第に雨になる所が多そう。
北日本や西日本には西から低気圧が接近し、だんだん天気を崩す見込みです。
今晴れていても青空にだまされず、雨具を持ったほうが安心です。
雷を伴い激しく降る所もありそうですから、くれぐれもご注意ください。

  ×     ×     ×

先週あたりから日本にも寒気が流れ込むようになり、
朝晩を中心に肌寒く、時には昼間でも風が冷たく感じる日もありました。
天気が周期的に変わるようになったのも、季節が本格的な秋モードに移行したからです。

平地で秋でも、山は冬。
(……平地の感覚で言えば、という意味で。山ではこの時期は寒いのが普通です)
北海道の山々や日本の最高峰・富士山からは、続々と「初冠雪」の観測が届いています。

先週は、
 ▼ 22日(水) 大雪山系旭岳 (旭川地方気象台にて)
 ▼ 24日(金) 利尻山 (稚内地方気象台にて)
 ▼ 25日(土) 富士山 (甲府地方気象台にて)
で初冠雪を観測しました。

このブログの読者の方にはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
初冠雪とは、ふもとの観測所から人間が目視して、
対象の山の一部が雪などの固形降水で白くなっているのを夏以降初めて確認すること。

「ふもとから」「目視で」確認しなければならないので、
山中からの報告で「雪が降ってるらしい」と聞いても、
雲がかかっているためにふもとから観望できなければ、初冠雪にはならないわけです。

今月末には名瀬・帯広以外の全ての測候所が無人化され、
人の目による観測である「初冠雪」の便りはまた少なくなってしまいますが、
ひと足早い、近づく冬への準備のサインとして、背筋をしゃんとして受け止めたいものです。

http://www.etenki.net/web/team_morita/katahira.jpg片平敦(かたひら・あつし) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在関西テレビ「スーパーニュースANCHOR」(月~金)に出演中。埼玉県出身、O型。趣味は読書、マラソン、アメダスめぐり。「大阪を拠点に活動しています。わかりやすくて当たるだけでなく、見ていて楽しい愉快な天気解説が目標。お天気をもっと楽しく、身近に感じてもらいたいなぁと思っています。」

イメージ 1

               汐溜付近より東京湾を望む(25日撮影)  



森田です。


 
51年前、9月27日の日曜日。名古屋は今朝の東京のような快晴でした。
前日に台風15号(伊勢湾台風)が駆け抜けて、本当に雲一つない
快晴でした。


記憶というものは、あとから脳の中で造られることもありますが、
私の中では、当時の状況がまだハッキリと残っています。


子どもの好奇心で、あちこち回って惨状を目にしましたが、
この仕事をしていて災害現場の映像を見たりすると、
その当時の状況がデジャブのようにだぶって見えることが
あります。


同様に美しい秋晴れを見ると、51年前のあの秋晴れを
思い出します。



今日の秋晴れは、もちろん台風12号によってもたらされました。



俗に「台風一過」といいますが、この表現は言いえて妙だと、
思います。「一過」の中には、台風が全部雲を持っていってくれたと
言う安堵感と、この晴天が一過性であり長続きしないという意味が
こめられています。


強い擾乱(じょうらん:台風など)が通り過ぎると、気象学的には
本来は曇る領域なのに、擾乱の外側の下降流によって一時的に
晴れることがよくあります。こうした晴れを、我々は「強制晴れ」と
呼んでいます。


登山家の方はご存知かと思いますが、山登りで一時的に晴れる、
いわゆる「いつわりの晴れ間」も、この強制晴れの一種です。


今日の快晴の空も、強制晴れですから残念ながら長続きはしません。

↑このページのトップヘ