2011年02月

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こんにちは、大阪の片平です。

こちら近畿地方では雨脚が強まっています。
西日本付近を低気圧が通過中で、
南からは雨雲の原材料になる湿った空気が流れ込んでいるため。

雨雲が発達しやすい状況ですので、
午後も激しい雨や落雷・突風のおそれがあるため、
東~西日本では十分な注意が必要です。

いま雨の降っている所では、いったんやんだとしても、
雨雲のすき間にたまたま入っているだけかもしれませんので、
今日いっぱいは雨具を持ち歩いたほうが無難です。

また、東北南部から関東北部にかけては、
やや強い寒気が入っているために、降るものは雨ではなく雪のおそれも。
湿った重たい雪が降りやすくなるため、電線や樹木への着雪にもご注意ください。

なお、積雪の多い山地では雨で雪融けが進むため、なだれにもお気をつけください。

そして、今週は次第に冬型の気圧配置が強まってきる見込みで、
上空には大陸から強い寒気が流れ込むようになってきそうです。

あさって2日以降は日本海側は、雨ではなく雪の降る所が多そう(山陰など西日本でも)。
全国的に気温も平年より低めになってくると予想されます。

先週、いったん4月~5月並みの季節外れの暖かさを経験してしまっただけに、
今回の「寒の戻り」はそうとう体にコタえそうです。
今週後半にかけて、体調の管理には十分過ぎるほどにご注意を。

(画像は気象庁HPから引用・転載)

http://www.etenki.net/web/team_morita/katahira.jpg片平敦(かたひら・あつし) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在関西テレビ「スーパーニュースANCHOR」(月~金)に出演中。埼玉県出身、O型。趣味は読書、マラソン、アメダスめぐり。「大阪を拠点に活動しています。わかりやすくて当たるだけでなく、見ていて楽しい愉快な天気解説が目標。お天気をもっと楽しく、身近に感じてもらいたいなぁと思っています。」

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              NOAA (2月26日13時)



森田正光です。



今年の流氷は昨日現在、面積比で例年の80%くらいしか
ありません。今年の冬は「北暖西冷型」で、北日本は一部で
雪が多かったものの、気温自体は北海道を中心に高めの
ところが多くなりました。



流氷は、アムール河から流れてくる塩分濃度の薄い水が凍って、
オホーツク海を南下してくるもので、その時々の気圧配置、
風向きによって分布が大きく変わります。



今年は、北海道では北の方から流氷を運ぶ季節風が弱く、
それが気温の高い状態と、流氷が少なくなった直接の
理由だと思います。



ところで流氷の下には、魚のエサになるプランクトンが
いっぱいあり、流氷は魚をはぐくむには無くてはならない
存在だそうです。



問題はこの流氷が、長期的に減少傾向にあることです。
また近年は、北極の海氷(海水が凍ったもの)も減少しており、
これがどのような影響を与えるのか、はっきりしていません。



ある年の流氷や海氷の量で将来を予測することはできませんが、
少なくとも、「流氷が少しずつ減っている」ということと、
将来、なにかが起きるのではという危機感は、持っていたほうが
いいように思います。

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昨日(25日)は関東地方で春一番が吹きました。

この春一番に伴う3つの条件、
「南風が強く吹いて、晴れて、気温上昇」
これらがもたらしたもの・・・それが花粉の大飛散です。

実は一昨年2月の春一番の際にも、
まだ飛散開始の直後だったにもかかわらず、
関東地方(都内)で記録的な大飛散が起こりました。

今回も危惧はしていましたが、
やはり思っていた通りの大量飛散につながってしまいました。

自分は昨日の午後から急に症状がきつくなりましたが、
皆さんはどうでしょうか?

環境省の花粉観測システム(はなこさん)
http://kafun.taiki.go.jp/
東京都の花粉情報(とうきょう花粉ネット)
http://pollen.tokyo-kafun.jp
のデータをみると、
南風の強まり出した昨日は、
朝の早い時間から関東南部の山沿いで多くの飛散が始まり、
午後は平野部でも大量に飛び始め、
けさにかけて、夜通し、多くの飛散が継続しています。

とうきょう花粉ネットの青梅市のデータをみると、
この24時間で1立方メートルあたり、
約9000個のスギ花粉を捕獲しており、
これをダーラム法に換算すると、
1日1平方センチメートルあたり、
500個~1000個にも相当する飛散量となります。

ダーラム法の定義では、
1日50個以上で非常に多い飛散、
1日100個以上で極めて多い飛散(猛烈な飛散)となりますので、
いかに多くの飛散が起こっているのかが分かるかと思います。

すでに東海~九州にかけては猛烈飛散の始まっている所もありましたが、
今回の春一番で関東地方でも大量飛散が始まってしまいました。

ただし、来週は前半に雨が降った後、強い寒気が流れ込むため、
花粉の飛散はある程度抑えられるかもしれません。

しかし、気温が低くても晴れた日は十分な注意が必要ですよ!


*午後2時追記*
昨日の都内での大飛散が更に明らかになりました。
慈恵医大耳鼻科花粉症のページによりますと、
品川では1日で567.8個(ダーラム法)の飛散があったそうです。
http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/

(上図は環境省、東京の花粉情報から抜粋、了承済み)
http://www.etenki.net/web/team_morita/sugie.jpg杉江勇次(すぎえ・ゆうじ) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。日本テレビ「ズームイン!!サタデー」(土)、「NNN Newsリアルタイム・サタデー」(土)などに出演中。趣味はスキー、ドライブ、ドラム演奏。千葉県出身、B型。やってみたい天気予報は「ドラムで天気予報」。雷の時は激しくシンバルを打ち鳴らす!」切れ味鋭い気象解説にも定評アリ。

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こんにちは、三ヶ尻 知子です。

先ほど11時半に
「関東で春一番」が吹いたと気象庁から発表がありました。

東京都心は南風が強く吹いて(最大風速8.2メートル)気温上昇↑。
東京の最高気温予想 20度、
東日本や西日本の太平洋側は20度を超える所が続出しそうです。


きょうは朝から気象予報士間の話題のひとつが
「きょう春一番が吹くか?」

そもそも春一番の定義は下の条件を満たした最初の日(地方によって多少の違いあり)
1、立春から春分までの期間
2、日本海に低気圧がある
3、最大風速8メートル以上の南よりの風

今回は低気圧の中心が日本海ではなく、北海道の北なので
どうかな?と予報士間でも話題になりましたが、
気象庁に確認したところ…
→「日本海に低気圧があるのが絶対条件ではない」とのこと。
(ちなみに過去には2006年も日本海に低気圧がなくても発表)

定義はともかく、
重要なのは「春一番が吹きそうなときは、激しい気象現象が起き易いということ。」
今日の春一番は典型的なパターンではなく、低気圧が北に離れているので
広い範囲でのシビア現象(突風、短時間強雨など)はない予想ですが、
温度変化は全国規模です。
「春一番」のあとは「寒の戻り」がいつものパターン。

実際、寒冷前線が通過した日本海側では夜中を頂点に気温が下降↓
春本番の陽気の太平洋側でも夜には冬の寒さがやってきそうです。

時系列予報→
http://www.jma.go.jp/jp/jikei/

そして、今回の寒の戻りは一過性ですが…
来週の後半にやってくる寒の戻りは少し長くなりそうです。

本格的な春の到来は春三番、春四番が吹くころまでオアズケですね。

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気象庁から「暖候期予報」が発表されました。
この夏は、気温が高い確率が高い、つまり暑くなるという予想ですが、
昨夏のような、極端な暑さになる可能性はほとんどないそうです。

とはいうものの、まだ何ヶ月も先のことでもあり、
実は非常に不確実性が高いようです。
今起きているラニーニャは、春には終息に向かいますが、
その後、反対のエルニーニョに向かうのか、
あるいはニュートラルな状態が持続するのか、まだ予想ができません。
もしもエルニーニョになれば、冷夏になる可能性も出てきますので、
予報が大きく変わることも考えられます。

また、もうひとつ混乱しそうなのが、平年値が変わること。
今年は10年に1回の平年値の更新年にあたっています。
5月には、新しい平年値を基準に、長期予報も発表されるので、
予報の中身は同じでも、見た目はやや低いほうにシフトするかもしれません。

どちらも、5月に発表される3か月予報では、
かなりはっきりしてきそうなので、
まだまだ予断は許せません。


http://www.etenki.net/web/team_morita/mori.jpg森 朗(もり・あきら) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。1959年東京生まれ神戸育ち。鉄鋼メーカー勤務中に気象予報士の資格を取得した転職組。現在、TBS『ひるおび!』(月、火)、CBCテレビ「えなりかずき!そらナビ」(金)に出演中。趣味は暖かい海、小さめの波でのサーフィン&昼寝。スポーツは体力の消耗が激しいバンド活動。

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