2011年04月

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

メイストームという言葉がある。

これは4月後半から5月にかけて、
日本海や北日本方面で低気圧が発達し、大風が吹く気象現象のこと。

広い範囲にわたって荒れ模様の天気となり、
特に海や山では大荒れの天気となることもある。

このメイストームがゴールデンウィークの期間中に発生すると、
より影響度が大きくなり、山では遭難事故が相次いで発生することもある。

近年を調べてみると、
http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary.php?ym=201104
2010年4月29日頃
2004年4月27日~28日にかけて
2003年4月30日頃、5月8日頃
などに発生していますが、
実は今年もあす5月1日にメイストームとなる恐れが出ています。

雲の様子をみると、
日本付近には1、2と二つの大きな雨雲が接近中。

これらの雨雲があすにかけて、
一つにまとまりながら日本付近を通過する見込み。

あすの予想天気図をみると、
日本海の北部を低気圧が発達しながら東進し、北海道に接近する。

この低気圧に向かって、
北日本から西日本にかけての広い範囲で強い南西の風が吹く見込み。

沿岸部や山越えの地域では、
瞬間的に25~30メートル以上の突風が吹く恐れがあり、
まさに大風に警戒が必要となりそう。

低気圧や前線の通過時には雷を伴った激しい雨が降る恐れがあり、
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

更に地震で地盤が緩んでいる所や瓦礫の近くでは、
土砂災害や飛散物などにも注意をして下さい。

山へお出かけの方は、
なだれや雪解けによる谷川の増水、渓谷でのスリップ事故などにも注意が必要。
標高の高い山岳部や北日本では雨から一転、みぞれや吹雪となる恐れもあります。

春山には冬山以上の危険が潜んでいることを忘れないで下さい。
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/

一方、低気圧や前線が抜けたあと、あさって5月2日にかけては、
大陸から大規模な黄砂が到来する予想となっています。

かなり濃い黄砂の予想となっており、
視程が数キロ以下に低下すると、交通機関に支障が出る恐れもありそう。
http://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/

また、南の方に目を向けると、
南西諸島付近では梅雨前線が形成され始めています。

沖縄や奄美地方では、早ければきょうのうちに、
遅くてもあすには梅雨入りの発表があるかもしれません。

もしそうなれば、
4月中の梅雨入りは、沖縄・奄美ともに13年ぶりのことになります。
(*午後2時半追記:沖縄地方は午前11時に、奄美地方は午後2時に梅雨入りの発表がありました。)

ゴールデンウィークの前半はとても忙しい天気となりそうです。

杉江勇次(上図は気象庁発表資料に加工了承済み)

イメージ 1

連休初日いかがお過ごしですか?三ヶ尻 知子です。

連休は高気圧に覆われて晴れのスタートの所が多そうです。
ただし、上空寒気の影響で北日本の日本海側と関東甲信は不安定な天気。
にわか雨や雷雨の可能性があり
今日午後の降水確率は40%前後です。

最新の雨雲の動き→http://www.jma.go.jp/jp/radame/


そして、祝日と言えば、29日はロイヤルウェディング。
日本でも話題になっていますね。
そのロンドンも29日は不安定な天気、にわか雨の可能性があります。

28日覆っていた高気圧が離れるためです。
イギリスの気象庁(United Kingdom Met Office)によると、
shower risk→30%となっています。

もともと、「霧のロンドン」「雨のロンドン」「一日の内に四季がある」
と言われるほど、空、気温ともに変わりやすく通り雨があるロンドン。
あまりの変わりやすさに傘をささない方が多いのは有名な話ですよね。
(雨宿りする軒下が多いので傘が要らないとも)

29日の式からパレードが行われる昼の予報は、まさにロンドンを象徴する天気。
「晴れたり曇ったり雨が降ったり」の予報です。
イギリス気象庁→http://www.metoffice.gov.uk/weather/uk/royal-wedding.html


日本でもこの連休中、晴れあり、曇りあり、雨ありと日々天気は変わりそうです。
(特に日曜日は次の低気圧が到来し荒れた天気になる所も)
連休の天気→http://www.jma.go.jp/jp/week/

そろそろ沖縄が梅雨入りする気配ですし、
季節の進行に伴い、天気も気温も変動が大きくなりそうです。

(13時:関東の不安定指数が高まったので、タイトルと一部内容を修正しました。)

イメージ 1

                4月23日   知念さんと  


森田正光です。



先週の土曜日、三春町の「滝桜支援ツアー」に行ってきました。
支援などという大それたものではありませんが、それでも、
大型バス一台、40名以上の気象関係者に集まっていただきました。



朝から雨、それも強風をともなった雨で、天気にはめぐまれませんでした。
しかし逆に交通渋滞はなく、バス内では台風研究で有名な饒村(にょうむら)さんの、
災害講義などがあり、すごく有意義だったと、思います。


このブログの読者は、天気に詳しい方も多いと思いますが、
気象庁のきちっとした台風統計が1951年からしかないのを、
疑問に思った方はいませんか?


なぜ、きりのいい1945年や、1950年ではないのか?
ものすごくマニアックな話しですが、実は饒村さんが、若い時に
業務でこの統計開始年を決めるときに、20世紀の後半年ということと、
ご自分の生年が1951年ということから、この年に決めたということだ
そうです。退官なさった現在だから言えることですけど(笑)


饒村さんは、現在使われている台風予報円の発案者でもあります。
饒村さんがいなかったら、台風の予報円表示は別の形になっていたかも
知れません。



話しはもどりますが、三春の滝桜は何とか週末くらいまでは持ちこたえて
くれそうです。よく、「戦争が終わった時は観光客が戻った時だ」などと
言われます。前回も書きましたが、災害の復旧の第一歩は、日常を
取り戻すことです。


「自粛」や「風評」は、それぞれの個人の中にあるものなので、個人が
変わらないと、復旧も遅れるのだと、最近気付きました。


追伸

写真の知念さん(仙台放送の天気キャスター)も、仙台から電車を乗り継いで
参加していただきました。ありがとうございます。





イメージ 1

                             <雨の予測。傾向として見てください>

ゴールデンウイーク(GW)前半の天気が
ある程度、見えてきました。
予報資料のブレが小さくなってきています。


29日(金)~30日(土)は晴れる所が多いです。

ただ、29日は北陸から北の日本海側で一部雨が降り、
30日後半には北日本で下り坂に。

1日(日)は、全国的に曇りや雨(関東のぞく)。
2日(月)は、西からゆっくり回復に向かい、
3日(火)は、各地で晴れそうです(沖縄のぞく)。


一方、GW後半は、まだブレがあります。

ポイントは、3日にいったん本州の南に遠ざかる雨雲。
これが、4日以降、北上するかどうか、予報資料は別れています。

雨の降る気配があるのは、4日~5日、と、8日前後。

ただ、雨雲の北上がなければ、4日~5日は
九州~関東の太平洋側で、少し雲が広がるくらいで済みそう。

いずれにせよ、被災地をふくめ、
天気が連日ぐずつく、という感じではなさそうです。


ちなみに、3日・4日に南に下がる雨雲は、梅雨前線のものです。
これが居座るようになれば、沖縄はGW中にも梅雨入りの可能性がありますね。


例年、寒の戻りがあってもおかしくない時期ですが、
今年は長居するような寒気はナシ。
昼間は快適、もしくは、少し暑いくらいの日が多くなりそうです。




増田雅昭
 

イメージ 1

イメージ 2

こんにちは、大阪の片平です。

こちら大阪は、今朝9時前に雷雨に見舞われました。
天気が急変して、通勤・通学時に突然雨に降られたという方も大勢いらっしゃったかもしれません。
神戸市中央区にある神戸海洋気象台では、8時20分頃に直径7mmのひょうも観測しています。

きょうは上空を強い寒気が通過中で、大気の状態が不安定になっている地域があります。

空高くに気温の低い空気のかたまりが流れ込むと、イメージとして、
上空ほど空気が重く・地面の近くほど空気が軽い という形になります。
いわば「だるまさんを無理に逆さまに立てた」ような状態になるんですね。
グラグラととても不安定で、いつかグルリと倒れて、安定な状態になろうとします。
このときに起こる上昇気流が、入道雲(雷雲)を発生・発達させる原動力になるわけです。

これが、「大気の状態が不安定」の意味するところです。

個々の入道雲はせいぜい数キロ程度の大きさであり、それが列をなしていても、
通過していくまでの長くて1~2時間程度をやり過ごせば天気は回復に向かいます。
一方で、非常に局地的なだけに、少し空模様を見ていないうちに天気が急変して、
雷雨やひょうに見舞われる、ということも大いにあり得ます。

きょうは北日本から東日本の広い範囲や、西日本でも日本海に近い地域を中心に、
そんな「急変」が心配な天気になりそうです。
天気予報のマークとしては「晴れ時々曇り」ぐらいの地域でも、
局地的に突然の雨や雷雨があり得る、と心づもりをしておいたほうが無難です。
念のため、外出時には折り畳みの傘を持っていくことを強くオススメします。

落雷・突風・ひょうや急な強い雨に備えて、
屋外ではいつも以上に空のようすに注意を払って、こまめに確認するようになさってください。
また、ひょうが降ると、農作物に傷がついたり、ビニルハウスなどの農業施設に被害が出ることも。
きょうも危険な気象状況ですので、農家の方は十分な備えをしていただければ、と思います。

(レーダー画像は気象庁HPより引用、加工)


片平 敦

↑このページのトップヘ