2011年07月

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新潟県や福島県では、27日12時から30日16時までの総降水量が
600ミリを超えた所もあるなど、
平成16年7月新潟・福島豪雨を上回る、記録的な大雨となりました。

主な地点の27日12時から30日16時までの総降水量(速報値)は、
 福島県 只見     680.0ミリ
 新潟県 加茂市宮寄上 623.5ミリ
     南魚沼市塩沢 562.5ミリ
(気象庁より)

新潟、福島での豪雨は少しずつながら終息に向かっていますが
一方で、寒気と暖湿流のぶつかる場所はやや西へとシフトしてきています。

そのために、きのうの夕方頃には、
甲府(山梨)で一時間に55.5ミリ
喬木村(長野)では、解析雨量で90ミリ
と言った記録的短時間大雨が甲信地方で観測されました。

まだきょうも、「ほぼ全国的に」大気の不安定な状態が続きます。
新潟や福島ほどの、長い時間に渡っての豪雨にはなら無いと思われますが、
引き続き、局地的な大雨にご注意ください。

更に、きょうはきのうより北東風よりの冷たく湿ったが入り易いために、
関東~東北の太平洋側では気温が上がりません。

東京では予想最高気温が26℃と6月下旬並みの予想。
服装も普段通りですとやや肌寒く感じそうです。



大雨の降った新潟や福島の会津地方では
けさは、少し日差しの出ているところも。
しかし、まだ安定した晴れとは行かず、午後は再び不安定なので、
自宅の後片付けなどの作業は、午前中のうちが良さそうです。
さらに、気温は30℃前後まで上がるため、とても蒸し暑くなります。
体調管理にもご注意ください。


北陸や甲信地方を中心に、今週半ば頃まで雨の降り易い状態が続きます。
これまでの豪雨で、地盤は非常に脆い状態ですので、少しの雨もとても危険。
今後も、土砂災害などへの警戒を続け、
危険な場所への外出はなるべく控えてください。


(掲載資料は気象庁HPより)


岡村真美子

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すでに大きく報道されている通り、
新潟県や福島県(会津地方)では、
過去最大とも言えるような集中豪雨に見舞われています。

けさ8時までの24時間雨量は、
福島県只見524ミリ
新潟県宮寄上465ミリ
新潟県塩沢343ミリ
など、観測史上1位の大雨となっており、
「平成16年新潟・福島豪雨」を上回る豪雨となっている所もあります。

新潟県内には昨日の昼前から今朝にかけて
合計27回もの記録的短時間大雨情報が発表されました。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/kirokuame.html
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/323_index.html

この記録的短時間大雨情報というのは、
数年に1度程度しか発生しないような短時間の大雨が降った時に出されるもので、
これがわずか1日足らずの間に27回も出されるというのは過去に例がありません。

気象庁のアメダスによる観測点以外では、
上記の2倍近い豪雨となった所があっても不思議ではないほどの出されようです。

これだけの雨がわずか1日で降っているわけですから、
雨水の流れ場所がなくなり、
至る所で土砂崩れが発生、新潟県内では河川の堤防の決壊した所も出ています。

午前9時現在、
新潟県や福島県の雨雲はようやく峠を越えてきたように見えますが、
仮に雨が弱まったとしても、
降った量が尋常ではありませんから、
土砂の崩れの発生し易い状態や河川の上昇している状態は数日間続くでしょう。

今後も十分な警戒が必要です。


ところで、この地域では過去に何度も大きな水害に見舞われていますが、
そのほとんどの場合が前線活動の活発化によるものだと言えます。
http://www.jma-net.go.jp/niigata/menu/bousai/heavyrain.shtml#f

今回もまさに同様のパターンで、
前線に沿うように流れ込んでいる暖湿流と
北からの上空寒気による前線の活発化が最大の要因でしょう。

新潟県というのは、
そもそも暖湿流と寒気が衝突し易い場所にあたるため、
日本海側の中でも特に極端な大雨が降りやすい場所だとも考えられます。

また、降る雨がどれ位の強さになるのかは「暖湿流と寒気の強さ」
どれ位の時間降るのかは、「どれ位同じような場が継続するか」によることになりますが、
今回は、雨の強さ、継続時間ともに、過去最大とも言える事態となっています。

杉江勇次
(上図は気象庁発表資料から加工、了承済み)

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こんにちは、三ヶ尻 知子です。

日本付近はオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の境界線にある
前線の影響で、局地的な大雨が頻発しています。
今日は一時間に80ミリ以上の猛烈な雨が新潟県に集中し
災害の危険性が高まっています。

午後にかけても東北南部や北陸、関東北部を中心に
滝のように雨が降り、道路が川のようになったり、
マンホールから水があふれるなどの内水氾濫が起きるおそれがあります。

今回の雨の降り方は、局地的ですが、強く降るパターン。
東北、北陸、関東などに大雨洪水警報、
土砂災害警戒情報、雷注意報がでています。

特に、新潟県、福島県は
2004年新潟・福島豪雨に匹敵する記録的な大雨となり、
最大級の警戒が必要です。
大雨と洪水に関する全般情報
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_00_662_20110729072922.html

それにしても
前回の台風6号の影響で、空気の流れが変わり、
夏空→不順な夏、早くも秋雨を思わせる天気になっていますが…

もう安定感のある夏空はお目見えしないのか?
今後の夏の傾向は、
昨日発生した台風9号が鍵を握っているといっても過言ではありません。

気象庁の5日予報では南西諸島近海を発達しながら北上する予想。
その後は日本のGSM、ヨーロッパ中期予報センターのモデルでは
いずれも、東シナ海→中国大陸方面へ向かう予想です。

これは来週後半から一時的に太平洋高気圧が強まって
台風9号を西へ押し流すためです。
→こうなると、日本付近は夏空&猛暑復活型。

でもこの高気圧の強まりは台風9号が高気圧を強める計算結果でもあり、
不確実性があるので、大陸方面へ進むかはまだ何とも言えません。


ですから、来週の天気はこの台風の動向次第で変わる可能性があるので、
しばらくは台風の動向を見極める必要がありそうです。


(17時半 新潟・福島豪雨に関する内容を追記)

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夏は、上空まで暑い空気に覆われていれば猛暑になるし、
上空に寒気があれば雷雨になるし、
なかなか程よい具合にはならないもので…。

少しずつ上空の寒気は抜けつつあるものの、
まだ北陸地方や東北、関東地方では、強い雨が降るおそれがあります。
しかも、局地的に激しく降ることがあるので、
低地の浸水や冠水、土砂災害に注意が必要です。
特に、震災の影響で地盤が緩んでいる所や、地盤沈下を起こしている所、
そして、雨水の排水路が十分に復旧していない所では、災害の危険が高くなっています。

しかも、明日からあさってにかけても、前線が東日本に停滞します。
まるで梅雨のような状態に逆戻りして、東日本を中心に、
しばらくぐずついた天気が続く見込みですが、
日本の南海上には台風になりそうな熱帯低気圧もあって、
今後の状況によっては、さらに大雨の危険が続くかもしれません。

来週は8月。本来ならば、最も安定した夏らしい天気になる頃ですが、
今年はそうもいかないようです。
そんな中、東京管区気象台の新しい観測施設が完成し、8月1日から試験運用が始まります。
観測場所が変わることによって、どれだけ観測値に影響があるのか、
3年ほど現観測値との比較観測を行った後、移行するそうです。
都市気候が問題になっている昨今、現観測値との対比結果が興味深いです。


新観測地(北の丸公園)→http://yj.pn/cnZZJz


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森田です。


台風6号が通過したあと、上空寒気の流入などで、全国的に
局地的な雷雨が多発しています。


また気温も急激に下がり、向こう一週間も不順な天候になる事が
懸念されています。気象庁は、関東甲信や東北地方などに、
「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表しました。


熱中症の搬送者数は、台風接近前に比べると五分の一に
なったようですが、今後は農作物への影響が心配です。


眼を世界に向けると、異常気象は各地で起きており、
アメリカ東部は高温で、ニューヨークでは、最高気温
40度を記録しました。


また地図の形から、アフリカの角(つの)と呼ばれるソマリアでは、
干ばつが深刻化しており、伝えられるところによると、1000万人
以上の人が飢えに瀕し、100万人もの人が亡くなったとも
言われています。


干ばつは、気象災害で一番恐ろしいものです。日本などでは
あまりピンときませんが、ひとたび干ばつが起こると、
食糧不足のみならず、疫病や衛生状態の悪化で大勢の方が
亡くなってしまいます。


アフリカでは、過去にもエチオピアやビアフラで数十万以上の
方が亡くなる干ばつが起こりましたが、21世紀の現在でも
その状況が変わっていないことに、暗い気持ちになります。


今回の干ばつは、昨年、日本に大猛暑をもたらしたラニーニャが
一因との見方もあります。ただ大勢の方が亡くなるのは、やはり
内戦などの政治的貧困が一番大きな理由であることは、
間違いありません。




気象庁(異常気象・発生地域分布図)

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