2011年09月

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犬の散歩で汗だくに…三ヶ尻知子です。
東京は夏の名残の空気が踏ん張っていますが、
それも今日まで、土日にかけて冷涼気団に入れかわります。
気団交代する時は、雷雨や突風などシビア現象がおきるおそれがあるので、
午後も雨の降り方にご注意ください。
雨雲の動き(降水短時間予報)→http://www.jma.go.jp/jp/radame/
 
 
30日夜にかけて低気圧や前線が本州付近を通過、雨を降らせたあと
土日にかけては、冬型の気圧配置へ
大陸の寒気が、季節風にのって日本に流れ込み、
北日本では山間部や峠で初雪、関東でも高い山は雪化粧に。
ちなみに、モンゴルの首都ウランバートルでは氷点6℃(30日9時)、
そのくらい大陸はもう冷えてきています。
 
この時期は「一雨一度」と一雨ごとに気温が低くなると言われますが、
今回は「一雨十度」位になる所も…
冷たい空気に入れかわり、1、2ケ月も季節が進んだ感じに。
衣替えがまだな方は急いだ方が良さそうです。
 
具体的に見ていくと…
◆上空5500m付近の寒気(1日から3日にかけて)
マイナス24度以下(初冬の空気)→北海道、東北北部まで南下 
マイナス18度以下(晩秋の空気)→東北、北陸まで南下
マイナス6度以下(秋の空気)→関東から九州南岸まで南下
 
北日本に流れ込んでくる上空の寒気は平年より10℃位も低く、11月下旬並み。
この時期にこのレベルの寒気は毎年あるものではありません。
 
例えば札幌の最低気温は…
今日16.9度→あす9度→あさって5度   
暖房をつけたくなるほどの冷え込みです。
 
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ではこのまま一直線に季節進行か?
 
来週にかけての気温の傾向を見ると→
今回の寒気のピークは1日から3日。
その後来週中頃以降は平年並み予想。
 
 
さらに1か月予報の資料で見ると、
10月はこの時期らしく
寒暖の差が大きくなる傾向です。
初秋になったり、晩秋になったり
行ったり来たりしながら
季節進行していく見込みです。
 
今回の冷え込みで、秋物や、冬物も少し準備しつつ…
まだ、関東から西は夏物も何枚か
残した方が良いかもしれません。
 
週間予報
 
※グラフは気象庁資料より一部抜粋
 
 
    
 
 
 
 
 

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広島の厳島神社が、高潮で水浸しになってしまいました。
もともとこの時期は海水温が高く、季節的に潮位が高いこと、
そして大潮だったこともありますが、
海上の風と海流の影響も大きいようです。

エクマン流というのですが、
北半球では、海面を風が吹くと、海水がその風の進行方向の右に向かう性質があります。
9月中旬以降、日本の南海上では東風が吹きやすく、
四国から瀬戸内海には、このエクマン流によって、
海水が吹き寄せられていたことが考えられます。

また、黒潮も四国にかなり接岸しています。
黒潮の南側は、海面が1mほど高くなっていて、
ちょうど豊後水道や紀伊水道を水の壁でふさぐように、
瀬戸内海からの海水の流出を妨げていると思われます。

このため、瀬戸内海の潮位が高くなり、
特に湾奥の広島では、浸水害が出るほど潮位が高くなったのではないでしょうか。

海水温は、これからようやく下がり始めるものの、まだ高い状態が続きます。
10月はまだ台風もやってきますし、
移動性高気圧が北日本を覆えば、日本の南海上では東風が吹き続けます。
まだしばらくは、高潮への注意が必要になりそうです。

ちなみに、厳島神社の現在の社殿が造営されたのは平安時代末期の1168年。
当時は、気候が温暖な時期だったと言われています。
おそらく海面の高さも今とそう変わらないでしょうから、
当時もたびたび浸水していたのではないでしょうか。

ひょっとすると、平清盛はそれを知りながら、わざと造ったのかも?


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                千鳥ヶ淵付近での倒木



森田です。


先週の今頃は、台風15号で大変でした。今回の台風は、
風による被害が目立ち、都内ではまだ、あちらこちらで
倒木がそのままになっています。


この台風は、翌日(22日)には温帯低気圧になり、
その後、日本のニュースからは消えました。


ところが、この台風は温帯低気圧になったあと、さらに
発達し、今週の始めにはカナダに到達して交通機関などに
大きな影響を与えたようです。


最大風速(一分間)は40メートル以上に達したもようで、
日本同様、倒木や停電、洪水などの被害が出たそうです。


日本付近を通過した台風や低気圧は、一般にアリューシャン近海で
停滞して弱まることが多いので、アリューシャン近海は昔から
「低気圧の墓場」と呼ばれています。


今回の台風は、温帯低気圧になって「墓場」に行った後、
そこからよみがえってカナダを襲ったということになるので
しょうか。


台風が北太平洋を横切って、北米までたどりつくことは
それほど珍しいことではありませんが、今回のように、
日本とカナダの両方に大きな被害をもたらすのは、
あまりないと思います(詳しく調べていないので、もし
ご存知の方があればお教え下さい)


よく、「台風は熱の運び屋」などと言われることもありますが、
まさに15号の軌跡を見ると、熱帯の運送屋さんという感じがします。



アキュウェザー(アメリカの気象会社)ホームページ

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こんにちは。
風邪ぎみですが、そう思わないようにしている増田雅昭です。


秋に台風が直撃したあと、なぜか風邪をひくことが多く、
今回もやられたようです。
特に、先週からの急な気温低下が、追い打ちをかけた気がします。


ただの気温変化なら、まだ何とかなりそうですが、
手ごわいのが、電車やバスの車内、公共施設など。

寒いのに冷房がかかっていたり、
逆に、それほど寒くないのに暖房が入っていたり…。

満員の熱気+暖房で、汗をかいて風邪をひいたという方も、
過去にいらっしゃるのではないでしょうか。

節電意識もあって、さすがに今年は減るでしょうが、
公共の場での過度な暖房がないか、見直すタイミングになればと思います。


今は一年で最も、短期間で気温が変化しやすい時期です。

今週は金曜日頃まで、ジワジワと気温が上がったあと、
週末からはストンと、また気温が急降下。

週末~来週前半にやってくる寒気は、
ここ数日よりも一段強く、全国的に冷えます。
北海道や東北北部の高い山では、雪の可能性があるほど。

東北の被災地でも、再び「寒さ」が心配になる季節になってきました。


http://www.etenki.net/web/team_morita/masuda.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、TBSテレビ「Nスタ」(日)、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(水)「森本毅郎スタンバイ!」(水)「大沢悠里のゆうゆうワイド」(水)、「TBSニュースバード」(月・火)などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。「目標は的中率9割、予報を当てることにこだわる予報士です!」 ツイッターはhttp://twitter.com/MasudaMasaaki

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こんにちは、大阪の片平です。

大阪では3連休中は前半に秋晴れの所が多く気持ちの良い天気でしたが、
今日は朝からどんよりと曇っていて、どことなく陰鬱さを感じさせる天気になっています。
半袖では肌寒く、起床して早々に長袖を引っ張り出しました…。


きょうは、北海道のはるか東や朝鮮半島付近に高気圧があるため、
日本列島は本州の南岸や四国・九州、沖縄地方が、高気圧の南の縁に当たっている状態。

パッと天気図を見た限りでは高気圧の圏内に見えても、こうした場所は、
湿った東風が入ったり前線が隠れていたり、思った以上に天気が崩れやすい地域です。
すでに8時半現在、東海地方より西の太平洋側や沖縄では、雨降りの所が多くなっています。

どこまでしっかりした雨雲が北上するか、なかなか難しい所ではありますが、
きょうは南ほど雲が分厚く、雨が降りやすいとイメージしていただければ結構かと思います。
まだ雨の降っていない関東地方の南部でも、お昼前後を中心にひと雨降る気配がありますのでご注意を。
(埼玉や東京あたりが雨雲の北限か、というぎりぎり微妙な状況です…まめに雨雲のチェックを)


すでに西日本を中心に太平洋側では雨が降っていますが、
台風第12号の豪雨で災害の発生した紀伊半島もその地域のひとつです。
和歌山県南部では明朝までの24時間雨量が多い所で40ミリと予想されています。

ふだんであれば大したことのない雨の量ですが、被災地では、
渓流や崖、斜面にはまだ崩落した残土があったり、崩れやすい所があると考えられたりしています。
いわば「災害に対する抵抗力」が落ちている状態がまだ続いているわけです。
現地では、新たな土砂災害の発生や二次災害に引き続き一層の注意を続けるようお願いいたします。


北日本や日本海側の地域では晴れる所が多く、さわやかな青空の広がる所が多くなりそう。
ただ、東北地方から関東地方北部の太平洋沿岸では特に「高潮」に注意が必要な時期になります。

あす27日は新月で、その前後は「大潮」の時期に当たり、潮位が高くなる期間です。
また、今の季節は海水温が高く、これも潮位を高くしてしまう原因になるのです。

東北地方から関東地方にかけては、東日本大震災による大規模な地盤沈下の影響を受けています。
この地域も「災害に対する抵抗力」が落ちている地域で、高潮の被害を招きやすい環境が続いています。
海岸部では満潮時刻を中心に、浸水や冠水にも十分に注意するようになさってください。


今年は地震・津波・台風と大きな災害が続いているように感じます。
まだ台風の襲来する季節の真っただ中でもあり、油断はできません。
大きな災害の後は、「抵抗力」の落ちた状況がしばらくは続いてしまいます。
被災地では今後も、通常以上に大雨や高波・高潮などに十分な注意を意識していただければと思います。


 ◆現在発表中の注意報・警報 → http://www.jma.go.jp/jp/warn/
 ◆東北~関東にかけての満潮時刻など → http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/tide/takashio_portal.html

(天気図・レーダーは気象庁HPから引用・加工して掲載)


片平 敦

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