2012年07月

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こんにちは、岡村真美子です。
土用の期間の真っ只中、厳しい暑さが続いていますね。
冷房との付き合い方が難しく、いまだに困っているきょうこのごろです。

北海道や沖縄を除いて、
きょうまでは晴れて猛烈な暑さとなるところが多い日本列島。
相変わらず35℃前後の猛烈な暑さが予想されます。

こうも暑いと水辺が恋しいですが、
晴れていても、海のレジャーは十分な注意が必要です。

日本の南の海上には二つの台風。
小笠原諸島ではすでに海上が大しけとなっていますが
台風から離れた太平洋側もうねりが届き、
3メートル前後の波が予想されます。
突然、高い波が押し寄せることも。

夏の土用の期間に起る大波を「土用波」と言ったりしますが、
まさにそれと言えそうです。

2つの台風ですが、
9号は動きがゆっくりなため
沖縄付近での雨、風が長く続くおそれがあります。

また、10号はあす水曜日から木曜日にかけて
九州南部に近づくおそれがあり、
大雨への警戒も必要です。
特に台風からの湿った空気がダイレクトにぶつかる
近畿から九州の南東側に開けた斜面などは雨量が多くなりそうです。

「水の恩ばかりは報われぬ」
水の恩恵は計り知れないもので、とても恩返しはできないということの例えですが
時として水は人の命を奪うほどの牙を剥く事もあります。

暑さで恋しい水際での牙。
大雨の牙。

どちらも身一つで立ち向かうことでは敵わない相手ですが
どうしたら水と親しく出来るのか、
知恵を絞って自身の命を守りたいものです。

ちなみにあす、8月1日は「水の日」。

岡村真美子

(掲載資料は気象庁HPより)


■お天気相談:http://wm-consult.tumblr.com/

http://www.etenki.net/web/team_morita/okamura.jpg岡村真美子(おかむら・まみこ) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、NHK総合「ニュース7」(月~金)に出演中。 趣味はバレエ、読書(活字中毒です。)、アメダス巡り、登山、トレッキング。特技はピアノ、書道。

こんにちは、大阪の片平です。

この土日、生まれて初めての富士山の登山に行ってきました。
年間で20万人もの人が登頂を目指すそうで、ハイシーズンのこの時季は大混雑。
山頂からの日の出(御来光)を拝もうと、特に未明~明け方にかけての時間帯は登山道が渋滞…。

僕たちの一行は、山梨県側のルートで土曜夕方に五合目(標高2,305m)から登り始め、
21時頃に七合目の山小屋(同3,000m)に。1時間ほど仮眠をして22時半ごろから再び登り、
なんとか日の出の1時間ほど前の日曜4時頃に、吉田口の山頂(同3,720m)に到着!

辺り一面の雲海の上から、美しい御来光を見ることができました。
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周りには、自分たちより高いものは何もありません。
見回しても、眼下に一面の雲の海が広がっているばかり。
満天の星空だったのが次第に東の空から赤みを帯び始め、
ついに太陽が顔を出した瞬間というのは、「感無量」の一言でしか言い表せない荘厳さでした。

山頂の気温は、気象庁の旧・富士山測候所(剣ヶ峰)の観測では5時に4.8℃。
登山中にだんだん重ねてきた服は、
半袖Tシャツ + 長袖Tシャツ + ウィンドブレーカー + フリース で、
これでも立ち止まっていると風が本当に冷たい、とても寒い所でした。

ふつう、横方向へ3~4km移動してもそれほど大きく気温は変わりませんが、
上方向へ3~4km上昇すると、気温には大きな差が出ます。
一般的には、1km上空に行くと気温は6℃下がるとされていて、
富士山の場合、海抜0mの地点よりは、単純計算で20℃以上は気温が低くなるわけです。

年間で一番暑い時期と一番寒い時期の気温差がだいたい25℃前後ですから、
言うなれば、山を登っているうちに夏から冬へと一気に季節を進めることになります。
山頂でいただいた暖かい甘酒は、体の内側からジワッとしみわたって、本当においしかったです。

イメージ 2上空で気温が低い理由でもありますが、
山頂付近に向けて、気圧がどんどん低くなります。
どうしても自分でやってみたかった実験が、
おなじみ「ポテトチップスの袋」の実験。

山頂に向かうにつれて周りの気圧は下がるのに、
密閉された袋の中はふもとの高い気圧のままなので、
この差で、袋がパンパンに膨れてくるというものです。

登り始めた五合目でもかなり膨れていましたが、
山頂ではアルミ風船のように膨れていて、
ふもとの気圧の高さ、山頂の気圧の低さを実感しました。

ちなみに、手元の気圧計では、山頂の気圧が653hPa。
ふもとの65%くらいの気圧で、酸素も少なく、
僕も若干の高山病ぎみで少し頭が痛かったです。


かつて、富士山頂の測候所では
冬季でも有人観測が行われていました。

ほかの観測ネットワークの進歩のために代替できるとされ、
有人観測を続ける意義とかかるコストの兼ね合いから、
2004年に無人化されましたが、
夏でもこうした過酷な環境のなか、
山頂で絶えまない観測を続けた気象台職員の方には
心からの敬意を抱かずにはいられませんでした。

さて、この晴天をもたらしてくれた「太平洋高気圧」は、富士山頂よりさらに2,000mほど上空、
気圧にすると500hPaの高さのようすを見てみるとその強さが分かります。

500hPaになる高度が5,880m以上のところを大まかに
「太平洋高気圧」の圏内と判断して、その領域がどれぐらい広いのかを見ると、
高気圧の勢力の強さの目安のひとつになるわけです。

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今週も、高気圧は日本付近を広く覆う状態が続く見込みで、
こうなると東日本~西日本を中心に、猛暑がまだまだ続くことになります。

引き続き最高気温が35℃以上になる地域があり、しばらく続く見込みで、
当然ながら、熱中症の危険性の高い状況も続くことに。

疲れや睡眠不足は、熱中症には大敵です。
連日の暑さで疲れがたまっていたり、夜も寝苦しくて寝られなかったり、
そういった意味でも今週は要注意かと思います。

こまめに水分と適度な塩分補給をすることが大切。
また、節電が叫ばれるなかですが、是非、適度に適切に冷房も使用して、
重篤な熱中症を引き起こさないようにご注意ください。

特に、一人暮らしの高齢者の家での熱中症での死亡事故の報道が絶えません。
ご近所に一人で暮らされているお年寄りはいらっしゃいませんか?
また、離れて暮らすご家族はいらっしゃいませんか?
一言声をかけたり、電話でお話ししたり、どうぞ周りの方が注意してあげてください。

また、暑くなると夏には付き物の「夕立」にもご注意を。
今週も内陸部や山沿い中心に、激しい雷雨になる地域もありそうです。
山や川のレジャーが盛んな時期ですが、空模様には細心の注意をお願いします。

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それと、今週もうひとつ気になるのは、
小笠原の東にある
台風第10号の進路です。

本州付近に高気圧があるため、
その南側を西北西~西へ向けて
進む見込みですが、
西日本~奄美地方では、
今週水~木曜には
この台風の影響を受けて、
荒天になるおそれがあります。


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また、フィリピンの東にある
台風第9号は北上中で、
沖縄地方でも、今週水~木曜には
天気が荒れるおそれがあります。

2つの台風が比較的近くにあると
お互いに影響しあって、
進路が複雑になる場合もあります。

この9号・10号の台風は
次第に近づく傾向にありますから、
進路予想については、
今回はいつも以上にまめに
チェックしたほうが良いかもしれません。

なお、台風の近くではもちろんですが、
台風が遠くにあっても海岸では高いうねりが押し寄せる場合があります。
天気は晴れでも海だけが荒れるという危険な状況になることも考えられます。
海水浴シーズンですが、波が高い時には決して無理をしないよう肝に銘じておきましょう。

今週は「猛暑」と「夕立」だけではなく、「台風」の進路・影響にも十分にご注意ください。

(天気図・台風情報は気象庁HPから引用・加工して作成)

片平 敦

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                    <岡本治朗さん>

         
こんにちは、増田雅昭です。


今回のオリンピックに参加する気象予報士がいると聞いて、
先日、出発直前の成田空港へ、お話を伺いに行ってきました。

その気象予報士は、岡本治朗さん。
セーリング日本代表に、気象情報を提供する専属の気象予報士です。


セーリングは、帆で風をつかまえて速さを競う競技。
今日から始まって、各種目ごとに数日間にわたって行われます。

当然、風がないことには速く走れず、
オリンピックの中でも、特に天気が勝負に影響する競技なんですね。

岡本さんに伺ったところ、現地では、観測値に加えて、
日本の気象庁や海外の気象機関の数値予報をもとに、
毎朝、風などの気象情報を選手に提供するそうです。

選手は、自らの体感と気象情報をすり合わせ、
マストやセール(帆)の形などのセッティングを変えたり、
良い風が吹いているコースを取るように戦略を組み立てたりします。

現在、世界ランク1位の女子470級、近藤・田畑組は
金メダル候補とも言われていて、
岡本さんも、かなりのプレッシャーを感じているとのことでした。

強豪国には、このような気象アドバイザーがついているそうですが、
こういった存在を、ぜひ広く知っていただきたいですし、
他のスポーツでも、もっと活用されてもいいのではと思います。


今回は、時差の関係で、「寝不足五輪」になる人も多そうですね。

寝不足は、熱中症のリスクを上げる一因とも言われますが、
少なくともオリンピック前半は、
西日本・東日本を中心に、熱中症が怖い暑さが続きます。

この天気の流れが変わるかどうか、一つのポイントは台風の動き。
どうやら、台風が発生しやすい周期に入ったようです。

9号・10号は、今のところ沖縄~九州の南へ進む傾向。
さらに、その次に台風が発生する予報データもあり、目が離せません。 




■気象予報士体験キャンプ(小学生向け) ※天気の自由研究も
 http://blogs.weathermap.co.jp/pr/archives/2012/07/20120704camp.html


http://www.etenki.net/web/team_morita/masuda.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、TBSテレビ「Nスタ」(日)、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(水)「森本毅郎スタンバイ!」(水)「大沢悠里のゆうゆうワイド」(水)、「TBSニュースバード」(月・火)などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。「目標は適中率9割、予報を当てることにこだわる予報士です!」 ツイッターはhttp://twitter.com/MasudaMasaaki

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              開会式中継(NHK)より




森田正光です。



ロンドンオリンピックの開会式を見ていて、さすが
イギリスだなぁと、思いました。


何が凄いかというと、自国の負の部分、例えば産業革命に
おける乱立した工場群(写真)や、それにともなう公害(スモッグ)、
さらにいえば、資本家と労働者の対立(階級)なども、
短い時間のなかに見事に表現されており、そこから産みだされた
オブジェの輪が、五輪のひとつになる演出なんぞは、最高の芸術としか
言いようがありません。



ところで、その産業革命(約250年くらい前)以来、
二酸化炭素が増え続けていることは周知の事実です。


最近読んだ本、『「地球のからくり」に挑む 大河内直彦 著 』に、
興味深い指摘がありました。


何かというと、実は我々は、二酸化炭素の増加にばかり
関心が行きがちですが、二酸化炭素が増えるということは、その分
酸素が減っているということです。


同書によれば、実際1992年に、大気中の酸素濃度が年間0.0003%の
割合で、減少していることが分かったのだそうです。


酸素濃度が18%以下(現在は21%)になると、人類は地球に住めなく
なります。


大河内氏によれば、この割合で減少していくと、なんと1万5千年後には、
人類の危機が訪れるかもしれないというのです。


1万5千年後を遠い未来の事と思うのか、すぐそこにある危機と捉えるかは、
人によりますが、私個人は、そんなに短い時間なのかと思ってしまいます。


ロンドンオリンピックの開会式は、田園風景から始まり、そして緑の丘の
上に世界中の旗が集いました。いつの時代にも、自然を出来るだけ守ると
いうのは、普遍的な価値なのでしょう。

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    (↑きょう(27日)気温分布予想図  紫→35度以上  赤→30度以上)
 
ロンドンに涼をもとめにいきたい…三ヶ尻 知子です。
 
今日も日本は猛暑列島。
 
太平洋高気圧の勢力が強く、
強い日射、熱の蓄積もあって猛烈な暑さが続いています。
関東や東海を中心に今日も35度以上の猛暑日になる所がありそうです。
乾いた熱風が山を吹き降りるフェーン現象が顕著な場所では、
今日も38度前後まで上がるかもしれません。
そしてこの猛暑は来週前半までは続く見込みです。
 
この暑さと風の弱いこともあり、関東甲信、東海、近畿、中国地方では
明日にかけて光化学スモッグの発生しやすい状況が続きそうです。
日中の屋外での活動は控えるなど、注意が必要です。
 
  
また、気温が上がると、心配なのが夕立…
今日は広範囲の夕立はなく、山沿いが中心。
 
でもこの土日は、風がぶつかって今日より雲が発生しやすいので、
関東から西の平野部でも夕立の可能性が高くなりそうです。
雷を伴ったザーザー降りの大雨になる可能性もあります。
川の急な増水、都市部では内水氾濫などに注意が必要です。
 
・レーダーナウキャスト(降水、雷、竜巻)→http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
 ・熱帯低気圧情報(フィリピンと父島近海の熱帯低気圧は24時間以内に台風にかわる見込み)
 
 
一方、冷涼な空気に包まれそうなのが、27日からオリンピックが開催されるロンドン。
 
100年で最多(6月)の大雨と、季節外れの寒さからようやく解消された今週でしたが…
再びこの週末から北から寒冷渦がおりてきて、停滞するために
平年を下回る肌寒さと不安定な天気が多くなりそうです。
 
イギリスの気象庁のホームページを見ると↓(27日の時系列天気予報)
27日21時(現地時間 日本とは時差8時間)の開会式の天気は曇り、気温は22度前後。
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そして28日以降は昼間でも20度以下、朝晩は12度位までさがって、
また季節外れの寒さが戻ってくる予想。
日本で例えるなら、晩秋のころの気温です。。。
ロンドンへ行かれる方は、秋の装いが良いかもしれませんね。    
 
そして、「イギリスは一日の中で四季がある」いわれるほど、
変わりやすい天気ですから折り畳み傘もお忘れなくです。
 
ところで、きょうは土用の丑の日。
価格高騰でも猛暑の中だからこそ、うなぎ食べたいな、どうしよう迷い中。。。
ロンドンでも昔、テムズ川でウナギが獲れ、栄養価の高い食品として食べられていたそうです。
今でも、ウナギのゼリー寄せが食べられるお店があるとか。
(写真で見る限りあまり食べたい欲求にはかられませんでしたが…)
どなたかご存じでしたらお味を教えて下さい。 

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