2012年11月

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こんにちは 三ヶ尻知子です。
 
都心でも紅や黄に染まる季節が到来。
 
今年の秋は前半が「暖秋」、
北日本など紅葉の色づきが遅くなっていましたが、
後半は「寒秋」…東京では、29日、ほぼ平年並みのイロハカエデ紅葉となりました。
 
季節の進み方が、スローからハイペースになり
このところ冬本番へ大股歩きです。
 
 
◆今年の11月をまとめると…
 
東日本と西日本で低温で
東京も大阪も、ここ10年で「最も寒い11月」でした(平均気温29日までの速報値)。
 
雨も多く、低気圧の通過は9回。
1週間に2回の割合で低気圧が到来。
その低気圧が寒気を引き連れてきたので、
寒い&雨(雪)の日がいつもより多くなりました。
 
◆12月に入っても、この低温傾向は続き、
いつもより寒い師走の到来となりそうです。
12月の予報↓
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◆また、「低温に関する異常天候早期警戒情報」も先ほど発表されました(北海道を除く)。
12月中旬にかけて、全国的に気温がかなり低くなる予想で
日本海側と山沿いでは大雪への備え、農作物の管理に注意が必要です。
 
関東甲信地方の詳しい確率を見ると、
平年より低い確率は90%。
寒い師走の前半になるのはほぼ間違いなさそうです。

 
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寒気が日本付近にストンと落ちやすい流れになっているためで、
目先、12月スタートの明日は、今季一番の寒気が流入。
上空500hPaで-36℃以下の寒気(大雪の目安)が東北地方まで南下。
上空850hPaで-6℃以下の寒気(平地で雪の目安)が近畿、瀬戸内海付近まで南下。
 
北日本の日本海側と北陸は大荒れの天気で、
西日本の山陰や近畿北部でも初雪の所がありそうです。
 
日曜日も冷え込みが厳しく、
東京、大阪の最低気温は3度、札幌は氷点下4度で今季一番の冷え込みになりそうです。
東京は、日曜日の夜は寒気が入ってるところに、雨雲が沿岸部にかかるので、
もしかすると、初雪(みぞれ)になる可能性も低いながらありです。
そのくらい寒い師走のスタートになりそうですよ。
 
(図は気象庁HPより)

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猛吹雪に見舞われた北海道は、今朝は一旦冷え込みも緩み、朝の最低気温は平年を上回っています。とはいえ、0℃をかろうじて上回っている程度ですが…。

しかし、大陸からは再び強い寒気が南下してきます。今日の午後は西よりの風が強まり、また吹雪いてくる所もあるでしょう。気温もどんどん低下してくるので、一刻も早い電力供給の復活が望まれます。

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今回の停電は、送電線の鉄塔が倒壊したことが原因とのことですが、初冬の湿った重たい雪が電線に着雪したところに、強風が吹きつけたため起こったと思われます。もう少し時期が先で、乾いた軽い雪の季節であれば、避けられたかもしれません。

イメージ 3また、北海道の西の日本海北部は、平年よりも海水温が高い状態になっています。

この、普段よりも暖かい海の上に強い寒気が流れ込んでくれば、雪雲も一層発達して、雪の量も多くなれば、暴風や突風も起こりやすくなります。

当面、これから週末にかけての寒波にも警戒が必要ですが、まだ11月ですから、この先、北日本はもちろん、東日本や西日本の日本海側でも、例年より早く、同じような吹雪に見舞われないとも限りません。

また、太平洋側の地方でも、週末は厳しい寒さになります。すでに真冬と思って、雪や寒さに備えた方がよさそうです。(森)

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              気象庁資料より


森田正光です。


今週の月曜日(11月26日)、東京の気温予想が大きく
外れました。朝の気象庁予報は最高気温19度でしたが、
実際には10度以下で推移しました。


この予報の影響もあったのか、東京電力の需給が逼迫し、
電力使用率は、夕方のピーク時には95%になりました。
東電では、他の電力会社からの電力融通を受けて、大きな
混乱にはなりませんでしたが、気温予想の重要さが
改めて分かりました。


こうした事態を受けて、気象庁は昨日、気象振興協議会(民間の
気象会社団体)に向けて、今回の予報の外れに対して、解析資料を
発表しました。(写真)


まぁ、今回の外れは、南風が入りきらなかったということに、
尽きると思います。実際、南風の入った千葉県内は、予想通り
20度近くまで気温が上がったところもありました。


問題は、月曜日の昼の段階で、気温予想がなぜ修正出来なかったか、
だと思います。朝の段階での19度予想は、数値予報を参考に
する限り、仕方がなかったと思いますが、昼の段階では、
数値予報とのズレが明白になってきていましたから、少なくとも
12~13度くらいに予想修正することは、可能だったと
思います。


いつも言っていますが、私は、現況に合わせて、数値予報の
修正を行うのが、コンピュータ時代の予報者の役割だと考えて
います。


へんな言い方かも知れませんが、実況に優る予報は無いのですから、
実況に合わせて予報修正することは、今後も大切なことでしょう。


ただ今回、気象庁が気温の外れに対して、こうした解析文書を
出したことは、大変いいことだと思いました。

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きょうは朝から風が冷たいですね。岡村真美子です。

先日、岐阜地方気象台へお邪魔しました。

岐阜県は多種多様な天気を合わせ持つ都道府県の一つ。
分水嶺を県内で超え、
飛騨地方は豪雪地帯である一方、
太平洋側と言えるはずの美濃地方も、日本海からの雪雲が流れ込む土地。

冬型の気圧配置のとき、太平洋側に属する土地の中でも
すっきり晴れとは行かないことの多い場所です。

気象台の予報担当の方に雲の流れ込みなどについて
お伺いしましたところ、
冬型の気圧配置となる際
福井にあるウインドプロファイラをかなり注視しているとのこと。

その風向きで
雪雲が岐阜県内まで届くかどうか、判断します。

標高300mほどの金華山の山頂から辺りを見渡しますと、
北には飛騨地方に大雪を降らせる高い山々。
西には雪雲の通り道を作る伊吹山地や養老山地、鈴鹿山地。
雄大な木曽川や長良川。
南には伊勢湾。

風の通り道を実際に目で見ることで
天気がいかに地形の影響を受けるかを改めて感じました。

きょうはまさに冬型の気圧配置。

急速に発達しながら北海道付近へと進んだ低気圧の影響で
北日本では暴風が吹き、猛吹雪となっています。

北海道では一部停電となっている地域や、
交通機関にも乱れが出ているようです。


北海道で予想される雪の量は(~あす朝・多いところ)
日本海側の平地で40センチ
山間部で50センチ

予想される最大風速は
北海道、東北地方で 25メートル
北陸地方で 22メートル

きょうの夕方にかけて厳重に警戒してください。


(掲載資料は気象庁HPより)


http://www.etenki.net/web/team_morita/okamura.jpg岡村真美子(おかむら・まみこ) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、NHK総合「ニュース7」(月~金)に出演中。 趣味はバレエ、読書(活字中毒です。)、アメダス巡り、登山、トレッキング。特技はピアノ、書道。

こんにちは、大阪の片平です。

きのうは友人の結婚式に出席するため、東京へ日帰りで行ってきました。
飛行機で向かったのですが、高気圧圏内で終始穏やかなフライト。
途中では、純白の雪をいただいた美しい富士山を見ることができました。
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きのうの正午の気温は、東京で11.2℃、大阪で13.2℃。
一方で、富士山頂の同時刻の気温は、なんと、-14.0℃。 (いずれも速報値)

水平方向と垂直方向で気温の違いってここまで大きいのか、と、
(気象学的には当然のことなのですが) この数字を見て、改めてビックリした次第です。

【水平方向】 東京-大阪間の約400km → その差 約2℃
【垂直方向】 平地-富士山頂の約4km弱 → その差 約25℃

だいぶ大雑把な話で恐縮ではありますが、
水平方向の100分の1ほどしか動いていないにもかかわらず、
垂直方向に動くと、気温の変化はとても大きくなる、というわけですね。

◎         ◎         ◎

さて、いま日本付近では、大陸から強い寒気が流れ込みつつあります。
他方、南岸沿いでは南から比較的暖かい空気が吹き込む状況でもあり、
この温度差で、雨雲・雷雲が発生・発達しやすい気象条件になっている地域もあります。

きのうの穏やかさからは一転し、きょうはすでに朝から雨の降っている所も多くなっていますね。

今朝9時の天気図を見ると、日本の西と東に大きな高気圧があって、
日本付近は小さな低気圧がいくつもあったり、
西日本や南西諸島付近には前線がのびていたり、深い「気圧の谷」の中に入っているんです。
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東日本と西日本の太平洋側では、きょうは局地的に非常に激しい雨が降り、大雨になるおそれも。
土砂災害浸水河川の増水に注意が必要なほか、竜巻などの突風落雷などにも十分ご注意を

また、今夜には低気圧が発達しながら東に進むため、風が強まってくる予想です。
全国的に非常に強い風が吹き、海は大しけになる所もある見込み。

あすにかけて、最大瞬間風速は35メートル(四国・近畿以東の地域)、
波の高さは6メートルの大しけ(北陸~北海道)になるおそれがあるため、
暴風高波に対して、厳重な警戒をお願いします。

きょう夕方以降は、日本付近は次第に冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込む見込みです。
あすには、西日本日本海側では、平地でもみぞれや雪になる地域もあり得るほど、
強い寒気が流れ込んでくるものと見込まれています。

西日本や東日本でも、寒さや雪への備えをどうぞ早めに行っていただきたいと思います。
月日の流れるのは早いもので、今週末にはもう「師走」に入ります。

(天気図は、気象庁HPより引用・加工して作成)

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