2012年12月

現在、大晦日の午後4時を少し過ぎたところ・・・
今年もあと8時間を切りました。
 
東京は昨日から厚い雲に覆われた状態が続いていましたが、
今日の夕方になって、ようやく、晴れ間が見えてきました。
 
今日は日本付近で冬型が強まっているため、
日本海側では雪の大晦日となっており、
特に低気圧に近い北海道で大荒れの天気となっています。
 
今夜からあすの朝(元旦)にかけては、
この冬型が持続する見込みで、
ある意味、例年通りの年越しという感じになりそうです。
 
あすの朝、6時~9時の天気分布の予想をみると、
まさに、西高東低の冬型を現しているパターン。
 
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北は北海道から南は九州にかけて、太平洋側では晴天が予想され、
今年の初日の出がひまひとつだった東京でも、
おそらく、快晴、またはそれに近い空模様となりそうです。
 
冬型の天気分布と言うことは、
大陸からの寒気に覆われていることを現しており、
今日はあまり冷え込んでいない東京を含めて、明朝は冷え込みが強まります。

初日の出にお出かけの方は、完全防寒態勢が必要ですね(笑)。
 
国立天文台:初日の出の時刻↓
 
ところで、元日の午後から2日の午前中にかけて、
冬型はいったん緩み、寒気もやや北上するのですが、
3日になると、再び、強い寒気が本州の南岸付近まで流れ込んできます。
 
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4日にかけては、
地上の気温と密接な関係のある下層(上空約1500メートル)の-9℃線が、
関東の南岸まで南下する見通し。
(平年と比べて、8℃前後も低い)
 
これ位の寒気が流れ込むと
東京では約5割の確率で朝の気温が氷点下を記録することになります。
 
今日の昼に発表された週間予報でも、
1月4日(金)の東京の最低気温予想は、-1℃。
 
お正月でもあり、人工廃熱の影響が少ないことを考えると、
ひょっとしたら、これ以上に下がる可能性もあるかもしれません。
 
まさに、仕事始め寒波?とでも言いましょうか・・・
 
とにかく、4日(金)は非常に厳しい寒さの仕事始めとなりそうです。
 
皆さん、今年も1年、ありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。
 
杉江勇次
(上図は気象庁発表資料に加工了承済み)
 

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                    <降水と風(矢印)の予測 31日21時>

増田雅昭です。


明日の大みそか~元日は、また寒波が来ます。

クリスマス頃から続いた寒波に比べると、力は劣りますが、
それでも、日本海側は広く雪で、標高が上がると大雪に。

北日本を中心に、風が強まって、ふぶきます。

雪山登山の危険度はいつもより高まり、
天候による交通機関の乱れも、起こりやすくなりそうです。


基本的には、日本海側は雪や曇り、太平洋側は晴れと、
冬型の天気になるので、
「いつも年越しは、こんな天気・寒さだね」という所も多いですが、
きのうの片平くんも書いているように、
慣れない土地へ行くなら、事前に天気は調べておくのが安心です。


明日からの寒波は、2日にはいったん弱まりますが、
3日~4日は、もう少し強い寒波がやってきます。


今朝、ラジオであるアナウンサーが
「クリスマス寒波に年越し寒波、年の瀬寒波、正月寒波、三が日寒波…。
 寒波は何でも名前が付きますね。」
というようなことを、喋っておられました。

たしかに、この冬は、小刻みに短期の寒波が来るのが特徴で、
色んな名前が付きやすかった天気ではあります。

ただ、この言葉の半分に、
「“インパクト求め合戦”になってるんじゃないの」
といった意味を、僕は感じとりました。

ここぞという時に強く、「よくあるレベル」のことは必要以上に煽らない。

現象と、それが起こす社会的な影響を、より的確にイメージして、
言葉の重みを大事に、2013年も過ごそうと、あらためて思いました。

みなさま、今年もありがとうございました。


<初日の出のお天気相談>
http://www.etenki.net/web/team_morita/masuda.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、TBSテレビ「Nスタ」(日)、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(水)「森本毅郎スタンバイ!」(水)「大沢悠里のゆうゆうワイド」(水)、「TBSニュースバード」(月・火)などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。「目標は適中率9割、予報を当てることにこだわる予報士です!」 ツイッターはhttp://twitter.com/MasudaMasaaki

こんにちは、大阪の片平です。

関西では、きょうの日中は、雨上がりの穏やかな晴天でした。
大阪から少し足を伸ばして紀伊半島方面へ行っていたのですが、本当に気持ちいい日和でした。

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厚着をしていたので、散策の途上、坂道を登っていると汗ばむくらいに…。
散策先の近所のアメダス(というか、そのアメダスの見学が主目的ですが…)の気温は、10~13℃くらい。
このところ寒い日が多かったためか、関西ではこれぐらいの気温でもホッとします。


きょう西日本に晴天をもたらしたものは、広い意味では高気圧ですが、
(総観規模の)天気図を眺めると、なんともハッキリしません。
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あくまで個人的な主観なのですが、
晴れの中にも、「積極的な晴れ」と「消極的な晴れ」がある気がします。

きょうは、後者のイメージ。
しっかりと「雲を蹴散らすぞ」と意気込んで(?)やってくる高気圧による晴れではなくて、
低気圧と低気圧の間で、何となく雲ができにくい状況になって晴れる、という感じです。
(専門的には「気圧の尾根」といって、周りより気圧が高く、高気圧的な性質の領域です。)

ただ、力強く晴れが約束されているわけではないので、この青空は長続きはしません。
あす(30日)には低気圧が近づいて、天気の崩れる所が多くなりそう。
そしてあさって(31日・大みそか)には冬型の気圧配置になっていく展開です。

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低気圧の接近・通過、強い冬型の気圧配置により、あすから元日頃にかけて荒天のおそれがあります。
北日本を中心に大荒れとなり、大雪や猛ふぶきに警戒が必要な状況が懸念されます。

年末年始、帰省先や旅行先など慣れない土地で年越しを過ごされる方も多いと思います。
勝手を知らない土地で大雪や猛ふぶきに見舞われると、その影響も格段に大きいです。
最新の気象情報をまめに確認して、災害に巻き込まれないように予防をお願いいたします。



年内の私の執筆担当は、きょうが最後になります。
今年一年もたくさんのご意見やご指導、ご感想など、本当にどうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年も台風や大雨、雷雨などいくつも災害が起こってしまいましたが、
年末に際して私が特に気になっているのは、東日本大震災の被災地のことです。

あの大震災・大津波から約1年9か月、復旧・復興の歩みはあまりに遅く、
まだまだ、本当に本当に大勢の方がご不便な避難生活を続けていらっしゃると伺っています。

私たちに、いま出来ることは、いったい何でしょうか。
私のような気象解説者の場合は、そのひとつが「気象情報・解説の発信」だと思っています。
ちっぽけですが「自分が出来ること」をこれからも続け、東北に寄り添っていきたいと思っています。

この年末年始、被災地でも寒さや雪が予想されます。
現地の皆様、どうぞ体調に気をつけて、明年は良き年になりますよう心から祈念します。

そして、このブログの読者の皆様におかれましても、良いお年をお迎えくださいますようお祈りします。

(天気図は気象庁HPから引用・加工して作成)

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御用納めの方もそうでない方も、こんにちは 三ヶ尻知子です。
私も寒波も、まだ御用納めではありません。
 
クリスマス寒波→低気圧到来(28日から30日)→年越し寒波( 31日から4日)へ移行する予想です。
 
◆まずは、7週連続で週末到来の低気圧による雨(雪)の予想
 
南岸低気圧なので、太平洋側で雪?雨?の判別が必要ですが…
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・きょう(28日)は、上空850hPaの0度線が、
北陸から関東甲信地方なので、
標高の高い所、東日本内陸、東北では降水形態は雪で
地形の影響で地上付近に冷気が溜まりやすい関東甲信の内陸部は大雪のおそれも。
 
東京など関東から西の平野部は雨主体ですが、
東京でも多摩、23区西部と北部では一時雪の所がありそうです。
都心も雪の混じる時間がありそうですが、積もることはない予想です。
 
また、東海より西の太平洋側は、
暖湿流の勢いが強いので
短時間の強い雨、雷、突風に注意が必要です。
  
・今回の低気圧は2段構えで到来、
あさって(30日)も次の低気圧による雨(雪) が予想されています。
きょうよりさらに寒気は北上するので、
本州付近は雨主体、寒気が残る北海道は雪となりそうです↓。
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◆31日から年明けにかけて「年越し寒波」
 
先日のクリスマス寒波と比べると、一段階弱いものの、
平年より強い寒波です。
山陰から北の日本海側は雪で、 収束帯が出来ると平地でも大雪のおそれがあります。
特に、冬型の気圧配置が強まる大晦日から元日は風も強く大荒れの天気になり
帰省の足に影響がでるかもしれません。
 
年越し寒波はほぼ毎年到来するものですが、
今年は、12月の早い段階から日本海側で大雪となり、
平年より日本海側や本州の山沿いは雪の量が多くなっています。
帰省の際の車の運転、除雪作業などはくれぐれもご注意ください。
 
ちなみに、初日の出は?
東京は一年で最も晴れやすい時期(過去の晴天率86.7%) で、
今年も見られそうですが、
日本海側は雪(吹雪)の中の元日となる所が多そうです。
 
 
 
 

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相模湾の蜃気楼。あまりの寒さに海岸も船も半島も浮いています。
青森県の酸ヶ湯では、積雪が297センチに達し、平成18年豪雪に見舞われた2005年の記録を抜いて、12月としては最も深い積雪となりました。

週末は低気圧の接近で、一旦寒さが寒さが和らぐものの、この時期の低気圧は、その後に必ず寒波をもたらします。年越しは再び厳しい寒さになるのが自然な流れです。

ところで、今更徳富蘆花を読んでいます。『儂は自然がヨリ好きだが人間が嫌ではない。儂は自然がヨリ多く田舎を好むが、都会を捨てることは出来ぬ。…』という蘆花が、『東京が大分攻め寄せて来た』頃の千歳村粕谷(現在の東京都世田谷区粕谷)に移り住んだのが1907年、今から100年と少し前のことです。

『村の一年』という作品には、その頃の武蔵野の農村の暮らしぶりや、季節ごとの自然や天候のようすが、大変興味深く描かれています。それによると、武蔵野は雪は少なく、一尺以上積もるのはまれで、五日と消えぬは珍しい、とありますが、一尺といえば約30センチですから、今なら大変な大雪です。基本的に尺度が違う…。

続けて、『ある年四月に入って、二尺の余も積もったのは…』とあるので、ほんまかいな、と思って調べてみましたら、1908年の4月に、当時の中央気象台(現在の東京都港区赤坂付近)で、4月9日に20センチの積雪が観測されていました。
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当時と比べれば、今の寒さなど大したことはない…はずなのですが、現代人には辛い寒さがまだ続きます。休みになると気が抜けて体調を崩す、という人も時々見かけますが、寒い年末年始、お気をつけて。

(森)

運営会社:ウェザーマップ

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