2013年07月

こんにちは、岡村真美子です。
荒天が続いた7月もきょうが最終日。
あすからの8月のスタートと共に次第に
天候も変化の兆しが見られます。

高気圧が再び勢力を盛り返して
東日本、西日本中心に晴れ間の広がる日が多くなりそうです。
・・・となるとやっぱり水瓶の様子が気になるところです。

ここ数日の局地的な豪雨でダムの貯水量はどうなっているのでしょうか??
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首都圏の水瓶である利根川水系では若干だけ水位が上がる傾向にあるものの
局地的な豪雨ではダムの真上で多く降るのは難しく、
矢木沢ダム近くにある「藤原」の観測地点では
きのうまでの90日間の降水量の合計は300mmと
平年の70%に留まっています。

多少はここ最近の豪雨で回復傾向にあるため、
このまま不順が続けば水位もゆっくりと上昇していくのでしょう。
ただし8月の天候はまた南の高気圧が勢力を戻して
降水量が平年並か少ない、気温は平年並か高めの予想です。

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過去に大きな取水制限があった
平成6年の夏は
8月に中旬頃に一時的にやや気温が下がった以外は
高温傾向が続きました。
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再び晴れの日が多い夏となれば
さらなる水不足も考慮に入れた生活スタイルを
考えなくてはならないと思います。

現在は利根川水系の取水制限は10%となっていますが、
さらに制限の割合が増えた場合はどうなるのでしょうか・・。

平成6年の場合・・
10%取水制限時】
・東京都で一部多摩川水系から補給
・配水圧の調整、給水バルブ調整
・農業用水ポンプの時間運転、ゲート操作による調整(農水)等

【20%取水制限時】(10%の取水制限時の対策に加える)
・公園の水道停止
・番水の実施(農水)等

【30%取水制限時】(20%の取水制限時の対策に加える)
・小中学校等プール中止
・生産ラインの制限(工水)等


ちなみに全国でみても紀伊半島の宮川水系宮川で、取水制限が行われていますし、
四国の吉野川水系でも来月2日から取水制限が行われます。
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局地的な大雨で水はもううんざりするくらい降っている地域もあれば、
降った雨で浄水場の水が濁り、断水する地域もあり、
一方で雨が降らずに取水制限のある地域もあり。

水と上手に付き合わなくてはならない日々がまだ続きそうです。

(掲載資料は気象庁HP、国土交通省HPより)

11時追記:すみません、誤字脱字が各所に有りましたので訂正しました。

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ここ数日は大変な雨でした。北海道から山口県まで、あちらこちらで記録的短時間大雨情報が次々と発表され、総雨量も局地的に記録的なものになりました。

亡くなった方、行方不明の方、家屋の全壊、床上浸水、床下浸水、道路や線路の寸断など、被害も大きくなりましたが、その雨は、ほぼ止んできています。

まだ、明日にかけて局地的に強くふるおそれはありますから、これまで雨がたくさん降った所では、特に注意が必要です。

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大雨の原因は、いろいろなものが考えられますが、太平洋高気圧が一時的に弱くなって、日本の真上から退いたために、湿った空気が日本付近に流れ込みやすかったことも一員だと思われます。

しかし、明日以降、再び太平洋高気圧の勢力が強くなってきます。

これから来週にかけては、西日本や沖縄で高気圧の勢力が強くなるため、こちらの地方では猛烈な暑さに見舞われそうです。

日中は33℃から35℃、あるいはそれ以上、朝晩も27℃前後の厳しい暑さを覚悟しなければならないでしょう。



一方、東日本は、当面は平年をやや上回る程度で済みそうですが、来週は厳しい暑さになりそうです。きょう、気象庁から異常天候早期警戒情報が発表されました。まだ梅雨が空けていない北陸地方も含め、東日本と西日本は軒並み平年を大幅に上回る暑さになるおそれがあります。
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暑くなれば雷雨のおそれも増します。引き続き、激しい局地的な雨と、加えて今度は猛暑への備えも必要です。

とはいえ、しばらく不安定な天気にたたられた海水浴場も、いよいよにぎわってきそうです。空模様に気をつけて、盛夏を楽しみましょう。(森)

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<昨日の仙台の空>
 
こんな青空を見たのはいつ以来か・・・。
しかし、これも一瞬だけ。しばらくすると雲が広がり、雨が降り出しました。
 
こんにちは、仙台の平野です。
 
このところ、毎日どこかで大雨が降る、不安定な空模様が続いています。
昨日は、山口県と島根県で、局地的に猛烈な雨に見舞われ、
気象庁は、「これまでに経験したことのないような大雨」という表現で最大級の警戒を、
また、会見では「ただちに命を守る行動を」と呼びかけました。
 
山口県萩市須佐では、1時間に138.5ミリの猛烈な雨を観測。
一方で、その周辺では、ほとんど降水を観測していない地点があるなど、
降り方がいかに局地的だったかがわかります。
 
今回の雨は、8月30日に運用が開始される「特別警報」に相当するような大雨です。
雨が止んでも、引き続き土砂災害などに厳重に警戒してください。
 
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そして今日は、北陸・東海地方に活発な雨雲が流れ込んでいます。
土砂災害警戒情報が発表されている地域がありますので、
厳重な警戒をお願いします。
 
 
さて、土砂災害以外にも、
局地的豪雨が起こることで怖いのが、浸水・洪水です。
 
私のいる仙台市は先日、
初めて「内水ハザードマップ」というものを作成し、公開しました。
大雨の際に浸水が予想される地区を示した地図です。
 
実は浸水には2つの種類があり、
河川が氾濫して浸水することを「外水」による浸水、
一方で、雨の量が下水などの排水施設の処理能力を超え、
雨水が溜まって浸水することを「内水」による浸水といいます。
 
今回公開されたハザードマップは、「内水」による浸水のみを考慮したものですが、
ここ最近、このようなハザードマップを作成する自治体が増え、
全国184の自治体で作成・公表されています(平成25年6月28日時点)。
http://disapotal.gsi.go.jp/viewer/index.html?code=2
(※国土交通省 ハザードマップポータルサイト)
 
近年、1時間に50ミリ以上や80ミリ以上の短時間強雨の回数は、確実に増加傾向にあり、
内水ハザードマップは、これを象徴するものといえそうです。
 
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いつ、どこで集中豪雨が起きてもおかしくない状況がある中で、
排水施設などハード面は、すぐに整備することはできません。
今日、明日にでもすぐに浸水が解消されるような状況にはならないのです。
 
仙台でも先週金曜日、1時間に29.5ミリの強い雨を観測しましたが、
これくらいの雨でも、マンホールの蓋が外れ、
中から水が溢れ出ている場所もありました。
下水の整備は、気象の変化にまだまだ追い付いていない状態です。
 
このような現状の中で、少しでも被害を軽減するためには、
こうしたソフト面の充実を図ることが必要となってくるというわけです。
 
さらに、個人の意識を高めていく必要もありそうです。
仙台のハザードマップの中でも謳われているのが、「自助・共助」への意識です。
 
災害の被害軽減には、「自助・共助・公助」の3つのキーワードがあります。
「自助」とは、「自分の身は自分で守る」こと。
「共助」とは、「近所や地域でお互いに助け合う」こと。
「公助」とは、「消防・警察などの公的支援」のこと。
 
大きな災害が発生した時には、「公助」には限界があります。
そこで、「自助」と「共助」の2つがとても重要というわけです。
実際、1995年の阪神淡路大震災の時には、
助かった人のうち、自助が66.8%、共助が30.7%だったとされています。
(※日本火災学会『兵庫県南部地震における火災に関する調査報告書』より)
 
「ハザードマップ」というワードは聞いたことがあっても、
それをじっくりと見る機会は、なかなかもてないというのが現状だと思います。
一度、ご自身の自治体はどうなっているかを確認して、
「自助」「共助」への意識を高めていくことで初めて、
ハザードマップが意味をもつ存在になっていくという気がしています。
 
(※画像は気象庁ホームページより加工)
 
 
 

 
※本文下から9行目
  「自助」と「共助」とすべきところを、「自助」と「公助」と表記してしまいましたので、修正しました。
  ご指摘ありがとうございました。(16時28分)

大野治夫です。

このところ、各地で非常に激しい雨が降っています。中には1時間に100ミリほどの猛烈な雨(猛烈の規定は80ミリ以上)もあちこちで観測されています。
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下水は、雨が1時間に50ミリを超えると処理しきれないで溢れるものも多くあります。
また、その雨が数時間続けば、土砂災害も起こりやすくなります。

でも、「1時間に50ミリの雨」を降っている状態から推測できる人はほとんどいないと思うのです。ほかに伝えようがないので、気象情報では数字で伝えているのが実情です。

雨の強さは、夕立などで、少し遠くの景色がかすむほどの雨が1時間降れば、50ミリ程度になるでしょう。
また、気象庁ホームページのレーダー画像を見て、50ミリ以上の色分けされた部分が自分のいる地域にかかった時に雨の強さを印象付けておくのもいいかもしれません。

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しかし、もう少し具体的に実感できる体験装置があるのです。
各地にある防災館などでは、雨や風を体験できるブースのあるところもたくさんあります。また、地方気象台では夏休みに「お天気フェア」を開催して体験車を用意しているところもあります。
まずは、現状をしっかり把握することが災害にまきこまれないようにする第一歩です。
面倒なことではありますが、積極的に体験することをお勧めします。

大野治夫

こんにちは、福岡良子です。
 
きょうは隅田川花火大会!
事前に花火のことを知っていると花火をもっと楽しめるのでは!?
ということで、きのう、両国花火資料館(東京・墨田区)に行ってきました。
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今回いろいろとお話を聞かせてくださったのは、管理人の長崎守さん。
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1733年に、前年の大飢饉慰霊のために「両国川開き」として始まった隅田川花火大会。
8代将軍徳川吉宗が20発の花火を打ち上げたそうです。

その名残を受けて、今でも隅田川の花火大会では、コンクールの打ち上げ花火は各チーム20発の花火を打ち上げることがルールで決まっているそうです。
(ちなみに日本で初めて花火を見たのは徳川家康で、イギリスの貿易商が持ち込んだとか。それが1613年のことで今年はちょうど400年目に。)
 
 
戦争などで中断していた時期もありますが、300年近くも続く歴史ある花火大会なんですね。
 
 
 
 
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写真上:実際の花火師の半纏
写真下:昔からの歴代のポスター
 
 
 
また、昭和23から32年頃までは、火ビラといって
下の写真のような一枚一枚手書きのビラが配られていたそうです。

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これにはジンクスがあって
最初の一枚がにじむと、当日は雨になるといわれていたそうです。
また、左端の「雨天順延」という今ではおなじみの4文字が、初めて字体化されたのはこの火ビラだそうで、マニアの方にとってはこの火ビラがすごく価値があるようです。
 
 
 
 
そして、花火資料館では、花火の歴史だけではなく、花火の仕組みも学べます。
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花火大会で花火を見ることはあっても
なかなか打ち上げ用の尺玉を見る機会ってないですよね。
 
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左の写真が、重さ80㎏、直径60cmもある2尺玉(20号玉)の花火玉。
 
ただ、隅田川は川幅が狭く(約160m)、こんな大きな花火を打ち上げることができません。
右の写真の、わたしが右手に持っている5号玉(重さ1.3kg・直径15cm)が限界。
さらに川幅の狭い第二会場(川幅は約80m)では
左手に持っている2.5号玉が限界だそう。
 
そのため、隅田川の花火大会は花火の大きさよりも数で勝負するのが特徴になっています。
 
 
 
この背景を知っていると、少し花火の見方が変わるかもしれませんね。
 
 
 
 
 

さて、気になる今夜の天気ですが、ここまで書いておいて非常に残念ですが
中止になる可能性を捨てきれない状況です。
 
発雷確率
 
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関東から東北地方にかけては一年にあるかないかというレベルの大気の不安定な状況に…
いつどこで激しい雷雨になってもおかしくない状態ですので
今、雨が降っていなくても、天気が急変することを想定して行動するようにしてください。
 
 
 

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