2013年12月

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こんにちは。静岡の河津です。

今年もきょうで終わりであすから新年。
まず天気で気になる事と言えば初日の出が拝めるかどうかですが、
あす朝の天気分布予報を見ると、関東~九州の太平洋側の地方を中心に
晴れる予報となっています。

一方で、日本海側の地方には広く雪や雨の予報が出ています。
日本海にある低気圧が急速に発達する影響で、
日本海側の地方では大荒れの天気になる所もありそうです。
最新の気象情報を確認するようにしてください。

年末年始で長期休暇という方が多いと思いますが、当然天気に休暇などありません。
2011年の元日は山陰地方で記録的な大雪、2010年も北陸を中心に大雪となり、
各地で交通の乱れが起こりました。

休暇による気の緩みや、身近な人と過ごす安心感などで非日常的な空気が流れますが、
こういう時にも判断を鈍らせることなく、災害に備えてください。


今年も多くの方に当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
私は今年半ばから執筆を担当していまして、毎度講釈を垂れておりますが、
どんな時も愚直に注意警戒を呼びかける事が防災に繋がると信じています。
来年もどうぞよろしくお願いします。




 
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こんにちは。仙台の平野です。
 
気象学では12月から2月が冬。
その冬も、はや3分の1が過ぎようとしています。
 
この冬、特に西日本にお住まいの方は、
あの夏の猛暑はどこへ・・・と感じていらっしゃることと思います。

この1ヵ月の気温の平年比を見ると、
西ほど寒さが際立つ「北暖西冷」の傾向が顕著に出ています。
そして、それに比例するように、西日本の日本海側で雪の量が多くなっています。

これは、寒気が「西回り」で入ってくることが多かったことの
表れといえるのではないでしょうか。
 
今回の「年末寒波」も、西日本で本領を発揮。
一気に雪が降り積もり、
積雪の深さが平年比3倍以上となっているところもあるような状況です。
 
 
思い出されるのが、3年前の山陰の大雪。
山陰の上空には、-40℃前後の非常に強い寒気が流れ込み、
この時も、西日本のほうから寒気が入ってきている状況でした。
 
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橙色破線は-30℃、青色破線は-36℃の等温線
赤数字は松江上空約5500メートルの気温
 
 
今回の寒気は、その時ほどの強さではありませんでしたが、
大雪を降らせるだけのポテンシャルは十分にもっていた強い寒気でした。
 
 
先日発表された1ヵ月予報を見ると、来月も西日本の低温傾向が際立っています。
「西回り」寒気は、
この冬を象徴するものになっていきそうな気配がしています。
 
次の年始寒波は北日本が中心となりそうですが、
その後はまた、何度となく西からの寒気が日本列島に流れ込むと思われます。
西日本日本海側では、いつも以上に大雪に注意が必要な冬となりそうです。
 
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私の今年のブログ執筆は、今日が最後となります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願い致します。
 
(※画像は気象庁ホームページより)
 
 
平野 貴久

大野です。

冬型の気圧配置が続いています。
今日も太平洋側は晴れて空気も乾燥。東京の最小湿度は16%でした。
最高気温は9.5℃だったため、空気1立方メートル中の水分は1.4gほどしかありま
せんでした。
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一方、日本海側は大雪が続いて、午後5時までの24時間に北海道の夕張は49センチ。新潟県の小出は41センチの降雪がありました。
この後は、日本海側の雪の降り方は幾分弱まりますが、年明けまでは断続的に続く見込みです。
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その雪の降った新潟市の午後4時20分の気温は0.4℃で湿度は高く98%でした。しかし、湿度は高くても空気中の水分は5gほどしかないのです。
もし、その空気を30℃まで温めたら湿度は16%まで下がってしまいます。

雪の降る日本海側でも、ホテルなど鉄筋コンクリートの部屋で暖房した空気は乾燥します。加湿をしたとしても外気温が低いと窓際などで 結露し、暖かい空気の中の水分はなかなか増えません。
日本海側でも空気の乾燥には注意が必要なのです。

一方では、窓際など外気に近い部分では結露した水分でジメジメします。日本海側の部屋の中は乾燥とジメジメが隣り合うむずかしい環境になります。

スキーなどで、雪の多い地方へお出かけの際は、少し注意してみるといいかもしれません。

大野治夫 プロフィール
ツイッター https://twitter.com/wm_ohno

こんばんは、福岡良子です。

きのうで仕事納めという方も多いかと思いますが(私は元日まで仕事ですが笑)
この一年を振り返ってみると、極端すぎる気象が相次ぎました。
記録で見ても、春夏秋冬全ての季節で、全国の観測史上ランキングを塗り替えたまさに“じぇじぇじぇ”な一年でした。
 
【降りすぎた冬】
今年は、青森・酸ヶ湯と山形の肘折が、積雪部門で国内記録を更新しました。
酸ヶ湯や肘折は、ただでさえ雪が多い所ですが、今年はいつにもまして雪が多かったことを象徴しています。 
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滋賀県・伊吹山は現在観測を行っていないため、実質1位の記録です。

また、1月14日成人の日、東京でも8センチの雪が降り、首都圏の雪の弱さが浮き彫りとなったことも印象的でしたね。

【長すぎた桜前線】
そして、寒すぎた冬から一転、今度は突然、春がやってきました。
3月10日、東京では観測史上最も早い“夏日”が出現。(夏日=最高気温が25度以上の日)

そんな気温変化にサクラたちもびっくりしたように続々と花を開かせていきました。
3月13日、福岡では観測史上最も早くサクラ開花(2009年タイ)
続けて東京でも3月16日、観測史上最も早くサクラ開花(2002年タイ)
このまま勢いに乗って一気に咲き揃っていくのかと思いきや北日本あたりから前線のスピードが失速。
「いつ咲くの?」「今でしょ!」が密かな天気界でのブームとなっていましたが(私だけ?)
サクラ前線は74日間かけてようやくゴールへ!
5月26日、稚内で観測史上最も遅いサクラの開花を迎え、これまでの記録だった2010年の73日間を上回り、過去最長記録のサクラ前線となりました。
(※サクラの開花日は1953年より観測)

【暑すぎた夏】
太平洋高気圧にチベット高気圧、Wの高気圧や連日の暑さや強い日差し、フェーン現象などさまざまな現象が折り重なった結果、国内最高気温ランキングが塗り替えられることとなりました。
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全国トップの暑さとなった高知・江川崎では8月10日から4日連続で40度超えという異例の記録も出したうえに、41度と目を疑いたくなる数字まで叩き出しました。
 

そんな暑さが溜まっていたちょうどその頃、東京でも全国最低気温ランキングで新たな記録が誕生。
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これ最低気温ですよ!
この気温が出たのは夜で、東京では1日中30℃以上だったということになります。
 
 
【短かった秋】
猛暑の“倍返し”でしょうか、今年の10月上旬は記録的な暑さで、厳しすぎる残暑となりました。
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10月の最高気温も記録尽くし!!!
特に、10月に35度を上回る猛暑日となったことは全国初のこととなりました。
それだけ今年は上空の太平洋高気圧が強かったことを表しています。
 
 
 
 
 
 
ざっと記録から一年を振り返ってみましたがいかがでしたか?
かなりマニアックな内容ですが、とにかくこの一年が記録尽くしだったことが伝わっていれば幸いです。
 
 
個人的に印象的だったのは、この夏、トピックスにあがるような天気が土日に多かったこと!
私はこの4月から、土日に出演のお仕事をさせて頂いているのですが
山口・島根で集中豪雨が降ったのも
東京で最低気温が30度を下回らなかったのも
6年ぶりに全国で最高気温が40度超えとなったのも
ぜーんぶ土日で、とにかく夏は忙殺でした。

まぁそれは偶然だったとしても、ここまで記録を塗り替えるような気象現象が相次ぐことはとても珍しいです。
異常気象に明確な定義があるわけではないので名言はできませんが、個人的には“異常気象が日常化”してきているようにも感じます。
(※一応、気象庁では「30年に1回程度で起こる現象」を異常気象と定義しています。)
 

来年もやはり避けることはできない気象現象。
少しでもその被害を抑えられるよう、“おもてなし”の心でわかりやすい気象解説を心がけ
、日々精進していきたいと思います。
こんな私ではありますが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

こんにちは、村木祐輔です。

先日、また新たな大気光学現象に出会いました。
写真中央に光の柱があるのですが、
こちらをご存知でしょうか?
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(2013/11/17 東京都千代田区 撮影)
 
“サンピラー(太陽柱、sun pillar)という現象です。
日の出前後(または日の入り前後)に太陽の真上(または真下)に
光の柱のようなものが見える現象で、いわゆる「太陽の虚像」です。
色は虹色にはならず、太陽光の色とほとんど変わりません。

以前、ご紹介したハロや幻日(http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/62414421.html)は、
氷の結晶による“屈折”で見られる現象ですが、
サンピラーは、氷の結晶が太陽光を“反射”することによって
見られる現象です。
北海道では、ダイヤモンドダストと一緒に見られることが多いようです。
 

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さてさて、そのメカニズムですが、
右図のように、平板状の氷の結晶が底面をほぼ水平にして並んでいる時(水平だとできない)、太陽の光が反射することで起こります。

日の出前や日の出直後など太陽の高度が低いときには、光が結晶の底面に反射するため、この光は太陽の上方の様々な高さの方向からやってくるように見え、柱状になります。

 
大気光学現象の中でも珍しい部類の現象かと思います。
もし発見したら、教えていただけたら幸いです。
 
 
 

さて、世間では年末年始に向けて帰省ラッシュとなっていますが、
それに合わせるかのように、強力冬将軍がやってきます。
 
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あす28日にかけて冬型の気圧配置が強まり、
北日本を中心に大荒れの天気となります。
暴風や猛吹雪に警戒が必要です。
雪だけだったらある程度強い北日本ですが、
今回のように非常に強い風も伴うと、
交通機関がマヒするおそれがあります。
帰省の足に影響が出るかもしれませんので、
早めの行動を心がけてください。
 
 
 

あす(28日)にかけて予想される最大瞬間風速は、
北海道 35メートル 東北 30メートル
 
あす朝にかけて予想される降雪量は
北海道 60センチ  北陸・関東甲信 50センチ
中国地方 45センチ  東北・東海・近畿北部 40センチ
四国・九州北部(山口県を含む) 20センチ
となっています。
 
年末に事故などにあわないよう、くれぐれもご注意下さい。
 
 
 
村木祐輔

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