2014年04月


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こんにちは、岡村真美子です。
①きょうの低気圧はノロノロ歩き。
②北日本の夏はオロオロ歩き。

今、気になること2つです。

先日、
岩手県へ行く機会がありました。

陸前高田市では急ピッチで
盛り土の作業が行われていて、
ベルトコンベアで山の土を運び出していました。

高気圧に覆われて晴れが続いたために空気は乾燥。
盛り土の作業によって土ぼこりが舞い、いっそう潤いが欲しくなりました。
そんな晴れの中、
ふと思ったのが気温は暖かいはずなのに、風だけがとても冷たいのです。

28日の海面水温を見ると、
三陸沖は平年の3℃くらいも低い状態。
今年は北からやってくる親潮の流れが強めに出ているため、
北からの冷たい海水が顕著に流れ込んでいます。
このために、海からの風がかなり冷たく感じられたようです。
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岩手県は宮沢賢治のふるさと。
「雨ニモマケズ」の
最後の方に
「サムサノナツハオロオロアルキ」
という一文があります。

以前にもこのブログで取り上げたことがあるのですが、
これは、海からの冷風や日照不足などで、冷夏となった夏に
農作物が穫れずに困る農家の様子を表現しているものと思われます。

そして今年の夏、冷夏をもたらすことの多い、
エルニーニョ現象が発生する可能性が高いという見通しが出ています。

3ヶ月予報では、
北日本で特に、6月、7月と平年より気温が低い予想となっていまして
特に農家の方達にとっては
今年の夏の地上気温、海面水温ともに動向が気になるところだと思います。

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さて、
近々ではオロオロ・・・ではなく、
ノロノロ歩きの低気圧や前線に注意が必要です。

東海~関東ではきょう、あすと雨が長引きます。
今シーズン最も湿った空気も南から流れ込んでいますから、
このあとは
・静岡県できょうの日中、
・関東でこんや~あす明け方頃まで、
局地的な大雨に警戒が必要です。

(掲載資料は気象庁より)

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こんにちは。静岡の河津です。

今年は、2~3月の頃には「今年の花粉は楽だ」という声をよく聞きましたが、
4月に入ってからは「花粉がきつい!」という声が大きくなりました。

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それもそのはずで、環境省から発表された4月18日までの静岡市の花粉飛散実測値を見ると、
まずスギ花粉は例年の3分の1ほどで、飛散数は控えめなものになりました。
そして、今シーズンはスギよりもヒノキの方が飛散数が多くなっています。

通常、ヒノキ花粉がスギ花粉の飛散数を上回ることはまずありません。
例年ですと、スギとヒノキの飛散数の割り合いは7:3程度なので、今年は例年になく
ヒノキ花粉が飛んだということになります。

とはいえ、もう4月も終わりということで、花粉シーズンも終息期です。
東日本~東北地方ではGW終わり頃まで少量飛ぶ所もありそうですが、もう少しの辛抱となるでしょう。

なお、スギやヒノキの花粉が終わると今度はイネ科の花粉が飛び始めます。
長期間花粉の症状が出る場合は、イネ科の花粉に反応している可能性があるのでご注意ください。

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一方、わずかに残っている花粉を洗い流してしまいそうなのが、今降っている雨です。
前線の動きが遅いため、雨が長引いて大雨になる所があります。
あす(30日)朝にかけて、四国、近畿、東海地方では多い所で250ミリの雨が予想されています。
祝日でお出かけ予定の方も多いと思いますが、雨の降り方にご注意ください。


こんにちは。仙台の平野です。
 
先日、取材で、宮城県南西部の
七ヶ宿町(しちかしゅくまち)にある「七ヶ宿ダム」に行きました。
 
このダムには、名物となっている「七ヶ宿湖大噴水」があります。
毎年4月中旬から11月まで運転され、1日4回、それぞれ25分間、
高さ77メートル、幅50メートルの噴水が噴き上がります。
 
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観光の目玉にもなっている、この大噴水ですが、
ダムの水質を保つうえで重要な役割を果たしていることを知りました。
 
これから夏に向けて、気温はどんどん上がります。
そうすると、湖面付近の水温も上がっていきます。
一方で、湖底は冷たいまま。

上が温かくて下が冷たいということで、対流が起きにくくなります。
 
まだ今の時期は、湖面と湖底の水温は、それほど変わりませんが、
真夏の8月になると、湖底は10℃くらいですが、湖面は25℃くらいまで温まります。
 
この、上に温かい水がたまるというのが、実はあまりよいことではなく、
植物プランクトンが繁殖しやすくなり、水質悪化につながってしまいます。
 
湖底の冷たい水を吸い上げ、噴水としてまくことで、
湖面の水温を下げ、植物プランクトンの繁殖を抑えているのです。
 
管理所の方にお話を伺ったところ、
まず何よりも水質保全を第一に考えることが必要。
七ヶ宿ダムは、もともと水質はよく、悪化の恐れは低いが、
長期的な目で見ていくと、よりよい水質を保っていくためには、
このような対策が必要であるとおっしゃっていました。
 
こんなことを知っていると、また違った視点でダムを楽しめるかもしれません。
 
ちなみに、噴水の動力は、ダム管理所の水力発電によってまかなわれています。
 
 
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(※気象庁ホームページより)
 
 
さて、夏は暑くなればなるほど、この噴水は活躍、効果を発揮するわけですが、
今年の夏は、例年よりも活躍が控え目になる可能性が出てきています。
 
先週金曜日に発表された3ヵ月予報によると、
エルニーニョ現象発生の可能性が高いこともあり、
特に北日本では7月の気温が平年並みか低くなる予想で、
梅雨明けが遅れ、冷夏傾向になることも否定できません。
 
米どころの東北。この夏の天候が少し気がかりです。
 
 
平野 貴久

こんにちは。
村木祐輔です。

みなさん、GWはいかがお過ごしでしょうか?
わたしは、きのうのお出かけ日和を利用して、
「潮干狩り」に行ってきました。
 
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午前9時ころで気温は21℃くらい。
気持ちのいい陽気の中、
わずか1時間足らずで、大ぶりのアサリが大量に獲れました。


実は、この時期は潮干狩りに非常に適しているんです。

その理由は…、
  潮の満ち引きが大きい
 ② 干潮時間が日中にあたる
そして、何と言っても
 ③過ごしやすい!
暖かい日が多くなり、海水温も上がってきます。
この日も半そででちょうどいいくらいでした。


そこで、今回はGW中の潮干狩りカレンダーをまとめてみました。
代表して、東京、大阪、福岡(博多)の3地点です。
 ◎:潮位が10センチ以下になる「最適」の日
 ○:潮位が30センチ以下になる「適」の日
 △:潮位が50センチ以下になる「可」の日
  ※マークのない日も潮干狩りができないわけではありません。
 時間は、表示時間の前後1時間から1時間半くらいが適しています。


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まず、東京周辺。
潮位としては430日と51日が「◎」の最適ですが、
平日であることに加えて、あいにくの雨模様。
天気を考慮すると、
3日(憲法記念日)4日(みどりの日)あたりがオススメです。
気温は25℃くらいまで上がって、
半そでで潮干狩りを楽しめそうです。



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次に、大阪周辺。
こちらは特に大きく潮の引く「◎」の日が429日~51日。
そのうち、天気を考慮すると1日がオススメです。
ただ、一番のオススメは3日(憲法記念日)
気温は26℃まで上がって、水辺が気持ちよく感じそうです。



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最後に福岡博多周辺。
潮位&天気としてはオススメが51日と2日です。
ただ、こちらは一番潮の引く時間が遅めなのが特徴。
日中に比べて空気がヒンヤリする時間のため、
一枚上着を準備して、風邪をひかないように注意が必要です。



そして、國本予報士のきのうの記事にもあるように、
紫外線量が増えてきています。
日焼け止めクリームや帽子などを使って、
紫外線から肌を守りながら潮干狩りをお楽しみください。



村木祐輔

國本未華です。
 
先日、つくばの気象研究所に行ってきました。
上空のオゾン量を観測するオゾンゾンデ観測の現場は、私たちには非常に興味深いものでした。
【→福岡予報士の記事 】
その上空のオゾン量と関わりが深いのが紫外線。
こちらが気象研究所にあった紫外線をはかる装置です。
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地上に到達する有害紫外線の強度を観測しています。
当日のつくばは快晴(※空の白い点はオゾンゾンデ)・・・
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紫外線が強そうだなぁと思いながら職員の方にその場で観測値を聞くと、意外にもUVインデックスは「2」の弱い領域でした。
※UVインデックスとは、紫外線の強さを指標化したものです【参照】。
ただ、これは時刻が午後3時ごろだったためですね。
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気温の高い14時~15時よりも太陽高度が高い11時~12時をピークに、今の時期でも紫外線量は強いレベルに達します。
これから夏に向けて日中の紫外線量は全体に底上げされ強くなる一方ですので早めの対策をこころがけたい所です。
 
さらに、最近は紫外線量が増加傾向にあるようです。
つくばと札幌ではその傾向がみられます。
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1990年代半ばからは、有害な紫外線を吸収してくれるオゾンの量は緩やかな増加傾向にあるようですが、それにもかかわらず、紫外線量は増えているんです。
 
これは、最近になって大気汚染に関する対策が進み、大気がきれいになっていることと関係がありそうです。
大気の透明度が良いほど、それだけ直に地上に日差しが届きます。
気象研究所の職員の方も、最近は空気がきれいになったことで日射量が増えているとおっしゃっていました。
 
今の時期はうっかり日焼けしやすいですよね。
紫外線対策、本腰をいれていきましょう。
 
※図はすべて気象庁HPより引用

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