2015年05月

こんにちは、小杉です。
 
先日噴火した口永良部島の新岳では、噴火した噴煙が一時約9000メートルに達したそうです。1991年にフィリピンのピナツボ火山が噴火した際には、噴火で発生した亜硫酸ガスが対流圏上層に滞留したため、地上に届く太陽光が減少したと言います。

 
今回の新岳の噴火がそこまでの影響が出るのか現時点ではまだ分かりませんが、それとは別に日本列島はこの1か月間、とにかくよく晴れました。太陽光が届きすぎたと言ってもいいくらいでしょう。
 
過去30日間の日照時間と降水量の平年比を見ると、ほぼ全国的に日照時間は多く、降水量は少なくなっています。『五月晴れ』が本来の「梅雨の晴れ間」ではなく、現在のポジションを得たのも納得してしまう晴れっぷりです。

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(過去30日間日照時間 平年比 気象庁HPより)

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(過去30日間降水量 平年比 気象庁HPより引用・加工)


降水量が全国で最も平年より少ないのは群馬県の伊勢崎で、平年のわずか17%しか雨が降っていません。私が住んでいる仙台も過去30日間で45.0ミリと、平年の半分以下の数字です。
 
ここまで雨が少ないと農作物への影響が心配です。幸い宮城県の水稲は例年通り田植えが進んでいるようですが、JA宮城によると植えたサツマイモの苗がすぐに枯れてしまったという報告もあるようです。
 

この先は低気圧と高気圧が交互にやってくるため、これまでに比べれば雨の降る日がありそうですが、今後とも農作物の管理にご注意ください。


恵みの雨が降るかどうか、毎日の天気予報はこちらで

小杉浩史

こんにちは 多胡安那です。

きのう、口永良部島•新岳で、爆発的噴火が起きました。
これは、試験配信中の「ひまわり8号」が写した、きのう午前11時頃の画像です。

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ちょうど、口永良部島から屋久島にかけて、茶色めいた白いものが写っているのですが、
これが、噴煙。

今回、噴火警戒レベルが「3」から「5」に引き上げられましたが、
レベル5を発表したのは、平成19年12月の噴火警戒レベル運用開始以来、初めてのことです。

今後も爆発力が強い噴火や、規模の大きな噴火が発生する可能性があります。
また、きょう、屋久島町では雨の予想。

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(鹿児島地方気象台資料より抜粋)


すでに雨雲がかかりだしていて、午後からは雨脚が強まってくる見込みです。
夕方以降は、雷を伴って激しく降るおそれもありますので、十分な注意が必要です。

そして、活火山は、口永良部島だけではありません。
日本は世界の7%にあたる110もの活火山を有する”火山大国”

そのうち、噴火警戒レベルが運用されている火山が30個あり、さらに噴火警戒レベルが運用されていない火山でも危険な所があります。

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(「噴火警戒レベル」が運用されている火山。気象庁ホームページより)


現在、噴火警報•予報が発表されているのは、以下の火山。
長野県の御嶽山や、鹿児島の桜島は、レベル3(入山規制)となっているんです。

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(気象庁ホームページ画像に地名を加工)


日本にはたくさんの活火山があります。
天気とともに、火山噴火に対する備えや対策を今一度、考える必要があると思います。

※6月1日19時28分、一部加筆しました。


きょうの詳しい天気予報はこちらで。気象予報士が日替わりで動画解説中。


多胡安那


こんにちは、愛媛の杉澤綾華です。
 
きょう午前9時59分ごろ、
鹿児島県の口永良部島(くちのえらぶじま)で爆発的噴火が発生し、
噴火警報が発表されています。
口永良部島は屋久島の西に位置する島です。
 
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気象庁ホームページより図を加工
 
去年8月に約34年ぶりの噴火があり、警戒レベル3(入山規制)に引き上げられていましたが、
今回の噴火で警戒レベル5(避難)となりました。
 
 
ここで<噴火警戒レベル>について改めてご説明すると…
レベル5(避難):危険な居住地域からの避難等が必要。
レベル4(避難準備):警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。
レベル3(入山規制):登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。
             状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
レベル2(火口周辺規制):火口周辺への立入規制等。
レベル1(平常):状況に応じて火口内への立入規制等。
 
となっています。
 
最近は箱根山の状況ばかり注目されていましたが、
口永良部島においても今月25日に発表された火山情報で、
「火山活動の高まりがみられており、
今後、爆発力が強い噴火や規模の大きな噴火に移行する可能性がある」
と伝えられていました。
過去の口永良部島の火山情報を遡ってみても度々噴火に対する注意喚起がされていましたが、
そのことを知っていた人はどれくらいいたでしょうか。
 
気象・地象含め防災に関する情報は、
自分から得ようとしなければ届かないものもあり、注目されてから注目するのでは遅い場合があります。
技術の進歩とともに情報が多くなっていますが、
その中から、自分に必要な情報を探し出して、どのような行動をとったらいいかを
冷静に判断する力が求められる時代になってきたようです。
 
 
最新の噴火警報・情報はこちらから確認できます。
<気象庁ホームページ>
 
 
杉澤綾華
 
 
天気予報(動画)
 
 
 


福岡良子です。


雨が降りすぎた4月から一転、5月は記録的な暑さになっています。
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東京では5月の夏日(25℃以上)日数が20日と観測史上最多記録更新中!

さらにおととい・きのうと2日連続で真夏日(30℃以上)となり
これも過去に1度(2004年のみ)しかない珍しい記録となっています。


しかも京都ではすでに月曜日から真夏日が続いていて、このままいけば6日連続で真夏日の予想。
もし本当にそうなれば、こちらも観測史上初の記録ということになります。


梅雨入り前に夏がやってきたような印象ですが、この暑さまだ続くのでしょうか?



これまでの暑さの原因のひとつとして考えられていたのがインドの熱波。

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ベンガル湾付近の低気圧が高気圧を強めたことで、偏西風の流れに変化が発生。
その余波で、梅雨前線も南下したために晴天が続き、その結果、日本でも暑さがもたらされたと考えられます。



<ニューデリーのこれまでの気温>
(黒字:平年の最高気温 赤字:最高気温)
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<ニューデリーの週間予報>
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(インド気象局のホームページより)

インド気象局によると、今後、インドの最高気温は次第に平年並みに落ち着いていきそうなんですが、
今度は(一時的ですが)日本の南から夏の暑さをもたらす太平洋高気圧が張り出してくる予想に。

しかも海育ちの湿った空気をもつ高気圧に覆われるので、
これまでのカラッとした暑さではなく、夏のいや~な暑さに包まれそうです。

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この先、低気圧がやってきて日曜日と木曜日に雨が降る予想ですが
低気圧もすぐに抜けていくので、気温が下がるのも雨が降る日だけ、ということに。


少なくとも九州南部の梅雨入りは平年より遅れるのはほぼ確実と言えそうです。






きょうの天気をサクッと確認したい方はこちらをクリックしてください。
動画解説(Yahoo!天気・災害)




福岡良子

こんにちは
静岡の手塚です。

暑い!!暑いですね!!! 東日本から西日本にかけて気温がグングン上昇しています。

東京は昼前に最高気温が30度を超えて、2日連続の真夏日

熱中症に十分お気をつけください。

この暑さ、今日の天気について、詳しく知りたい方はこちらを参照ください。

さて、

先日、福岡気象予報士が
宇治のお茶について書いてましたが、
静岡も負けません。さらにお茶所 「狭山」 出身でもある私もお茶の話を少し

週末、番組でもお世話になった
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藤枝市の
小野製茶㈱さんに行ってきました。

そこで見つけたのが、こちら 
 
「闘茶」セット 

全国5つの銘柄の新茶が入っています。

中に入っていた銘柄は、
「藤枝」「足柄」「宇治」「鹿児島」「狭山」
(狭山茶も入っていました!!うれしい)

「闘茶」は簡単に言えば
中国から伝わった「利き茶」

藤枝ではドラゴンボールの「天下一武道会」ならぬ、「天下一闘茶会」が行われていて、その練習用にこの闘茶セットが売られていたんです。自信のある方は参加してみてはいかがですか。

ワインや日本酒などの飲み比べはしたことがありますが、
日本茶の飲み比べ、初の試みです。

う~~ん。確かに飲み比べてみると味の違いがあります。渋み、甘みなどが違う!!
狭山茶からは懐かしい故郷の味が・・・
やはり新茶はおいしいですね。

茶摘と言えば、歌にもあるように「八十八夜」を思い浮かべます。

先日、福岡さんのブログの中で
寒冷紗(かんれいしゃ)、“光合成の働きを調整”する布が紹介されていました。

静岡では”みるい”という方言があります。
「若い」とか「未熟」という意味です。 
「茶葉はみるいうちに(やわらかい)摘め」と使うようです。)

日差しが強くなってくると、みるい茶葉が次第にかたくなっていき、苦味や渋みが増えていってしまう。
それを防ぐためにも、寒冷紗(かんれいしゃ)が使われているんですね。

様々な工夫がされています。

そんな中、私が気になったのは茶摘の時期です。

周りからもよくこんな声を聞くようになりました。

「昔に比べて日差しが強くなったように感じる」 

確かに私もそう思います。

太陽の活動に関係があるのでしょうか。オゾン量の問題でしょうか。
気象庁のデータでは 下図にあるように、紫外線は増加傾向です。
その原因はエーロゾルや雲量の減少とのこと

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                           (気象庁より抜粋)

この傾向が続けば、茶摘の時期もずれてくるのでしょうか。
いつか「八十八夜」ではなく、「七十夜」になる日が来るのか。
季節感がどんどん無くなっていくように感じられます。

そんなことを思いながら、各地のお茶を楽しみました。

手塚悠介プロフィール


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