2017年11月

こんばんは、福岡良子です。


以前このブログで清澄庭園の「傘亭」をご紹介しましたが・・・
傘亭の本家本元は、京都高台寺にありました。
ということで、去年帰省した時に、足を伸ばして高台寺に行ってきました!

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豊臣秀吉の死後、1606年にねねが秀吉を弔うために開いたお寺・高台寺。
広大な境内には美しい池や庭園に枯山水があり、はんなりとした時間が流れます。
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どれもこれも秀吉を思うねねの愛の深さの表れ。
そのひとつに茶室があります。


お茶をこよなく愛していた秀吉。
ねねは、かつて2人が伏見城で過ごした茶室をそのまま高台寺に移築しました。
その茶室こそが傘亭時雨亭です。

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まるで傘を広げたような天井。
これが傘亭と名付けられた由来です。
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そして傘亭と渡り廊下でつながる時雨亭。

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時雨亭は茶室としては珍しい2階建てで、伏見城にあった頃は大阪城まで見渡すことができたそう。
時雨とは、晩秋~初冬に降ったりやんだりする小雨のこと。
秀吉が時雨のように突然訪れたということから名付けられた、という説もあるようです。





あす北陸~山陰は、秀吉のようにいつやってくるか読みにくい時雨となりますが
あすから12月が始まり、時雨の季節もそろそろ終わりが見えてきました。
次第に雨から雪に変わって、12月は雪の量が多くなるかもしれません。



福岡良子

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輪王寺(仙台市)の雪吊り


仙台の平野です。

今年も「雪吊り」の季節になりました。
東北に来るまで、雪吊りというのはほとんど見たことがありませんでしたが、
今では見慣れた光景になっています。

雪吊りは、雪の重みから樹木を守るために行われます。これは実用的な目的です。
一方で、冬景色を演出する「装飾」の目的もあります。

宮城県の平野部は、東北の中では雪は少なく、
冬の間、常に雪が積もっているような場所ではありません。
それでも雪吊りをするのは、やはり「演出」の意味合いが強いからだろうか、と感じます。

以前、お寺の雪吊りを担当している庭師さんから聞きました。
そのお寺では、仙台周辺ではあまり見られないという、本場・金沢の技法を取り入れていました。

なぜそうしているのかと尋ねると、
「本物の技術だから」「非常に見栄えがいい」という答えが返ってきました。

単なる雪対策ではなく、見た目の美しさにもこだわっているわけです。
こういう話を聞くと、雪のない雪吊りにも、重要な意味があるのだと改めて感じます。


先日発表された3か月予報によると、
1月と2月、東北太平洋側は低気圧の影響を受けやすく、降水量は多めの傾向です。
雨の可能性もありますが、雪の可能性も大いにあります。

この冬、雪吊りは、演出以外でも重要な意味をもってくるかもしれません。


平野 貴久

こんにちは、宮城の小杉です。
 
おととい日曜日から今日にかけて、仙台で世界防災フォーラムが開かれていました。これは各国の専門家が今後の防災のあり方について発表・共有をするもので、今後も仙台で2年ごとに開かれます。

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そして今回、この防災フォーラムに付随して「ぼうさいこくたい」というイベントも開かれました。こちらは、一般の方が防災フォーラムより気軽に防災について知ることができるイベントで、私も仙台管区気象台のお手伝いとして仕事させていただきました。

今回、気象台と私が行なったのは大雨に関するワークショップです。ワークショップとは、単に講演を聴くだけでなく、実際に参加者が手や頭を使って、その内容を実践するグループ型学習のことです。
 
と書くとえらく難しいことのように感じるかもしれませんが、実際に行なったのは「大雨が降ってきた時にどう行動するか」を架空の町の中でシミュレーションしてもらう、いわばゲームに近いものです。


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 (左が私、右は同じくお手伝いさせていただいた佐藤可奈子気象予報士

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参加者の皆さんはリラックスした雰囲気で、でも真剣に、大雨の際の行動を話し合い、イメージされていました。
 
 
いざ大雨が降ってきた時に、どのタイミングでどのように行動するか、それによってその後の結果は大きく異なるものになります。
 
避難をするのは避難準備情報が発表されたタイミング?避難勧告が出たタイミング?そもそも避難しない?
避難をするとして、どこにどのように避難する?
 
 
「防災」と聞くと難しいことと考えてしまいますが、まずはこうして「イメージ」をしておくだけでも、次の一歩が素早く的確なものになるのではないでしょうか。
 
皆さんもご家族で一度「イメージ」をしてみてください。


小杉浩史

こんにちは。宮崎です。

先日、とある場所に行ってきました。

こちらです。

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愛知県の名古屋駅付近にあるビル
「ミッドランドスクエア」です。

目的はこれ。

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展望施設の「スカイプロムナード」です。

私事ではありますが、
プロフィール( http://www.weathermap.co.jp/caster/miyazaki-yuiko/ )にも記載しているほど、
物心がついた時から高層ビルが好きで、
展望施設があるものは機会さえあれば上るようにしています。

(高層ビルに関する本も集めています。巨大建築そのものが好きではありますが、
 やはり高層ビルは縦長で空にのびている感じが好きです。)

ビルの形がそれぞれ違うように、
展望施設にもそれぞれに個性があります。

今回訪れた「スカイプロムナード」も特徴がありました。
それは、『オープンエア型(屋外型)』ということです。

44階から46階までの場所に回遊式の展望施設があるのですが、
屋根がありません!

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よって、地上220メートルの気温や風を直に感じながら、
名古屋の街並みを見ることができるんです。

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ほぼ屋上のような構造のため、荒天時の営業中止や、
強風時は傘の使用を控えていただく等の条件もあるようです。

この日は弱い雨が降っていて、地上よりもややひんやりと感じました。

スカイプロムナードでは、夜間に光と霧の演出があります。

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3枚目の写真に映っているのは、同じく名古屋が誇る高層ビルJRセントラルタワーズです。
(名古屋のビルといえば!ここですね。同じく240m級)
演出の霧の中にたたずむ巨大円筒が幻想的です。

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空に近い場所から見る景色は、当たり前ですが、
地上から見る景色よりも圧倒的にワイドで、世界が広く感じられるので好きです。

また、普段見られない鳥瞰図を目前に見られて、
鳥の気持ちになれるので大好きです。

みなさんのおすすめの空に近い場所も聞いてみたいです。

他にもいろいろな高所を回ってきたので書きたいことはたくさんありますが、きょうはこの辺で。


宮崎由衣子

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<画像は全て気象庁ウェブサイトより>

 
 
河津です。
もう少しで11月も終わりですが、今月は気温が低い日が多く、年の瀬を感じさせるような寒さの日が多くなりました寒いだけでなく、日本海側の地方では11月としては雪の量が多くなっています。

こうなってくると、温暖化してるのに雪降ってるし寒いしどうなっているの?という声が聞こえてきそうですが、短期的な話と長期的な話を一緒にしてしまうと混乱を招きます。

気象の世界よりさらに混沌としているのが仮想通貨の世界です。仮想通貨の代名詞的存在といえばビットコイン(以下、BTC)ですが、さきほど1BTCの値段が100万円の大台に乗ったことがニュースになりました。


今年の1月の時点では1BTCで10万円くらいですから、約10倍に値段が上がったということになります。しかしこの間にも値段は乱高下していて、暴落の度にBTCはバブルだ、オランダのチューリップのようなものだと言われるのですが、そんな声をはねのけて上昇し続けています。

BTCは短期的に見れば期待と不安のさなかで値段は激しく上下動するのですが、1年といった長期的なスパンでみると上昇傾向にあります。気象も、ひとシーズン単位で短期に見れば寒くて雪が多い年もありますが、数十年~百年くらいの長期で見れば気温は上昇傾向なのは明らかです。

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先日発表された1か月予報によれば、この先12月下旬にかけては北日本中心に気温は低くなりそうですし、雪の量も多くなりそうです。ただ、日ごとに見れば寒さが緩んで暖かくなる日もあるでしょう。
何か情報を見るときには、その情報が持つ「期間」や「長さ」をとらえる必要があります。違った尺度で比較してしまわないことが重要です。

運営会社:ウェザーマップ

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