2018年02月

こんにちは。藤枝知行です。

あさってにかけて、春の嵐が列島を駆け抜けていきます。

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【予想天気図(気象庁HPより)】

原因は日本海で猛烈に発達する低気圧です。

東京であす21℃まで上がる予想が出ているように、
南から暖かい空気がどんどん入ってくる一方で、
北にはまだ冬の名残の冷たい空気が残っています。
この温度差がエネルギーとなって、低気圧が急速に発達するわけです

あすの夜、北海道付近に到達する頃には、中心気圧が968hPaまで下がる予想。
低気圧は中心気圧の数字が小さいほど発達していることを表していますが、
去年、日本に上陸した4つの台風について、上陸時の中心気圧を振り返ってみると、
台風3号 985hPa、台風5号 975hPa、台風18号 975hPa、台風21号 950hPa
今回の低気圧はそれに引けをとらない発達であることがわかります。

きょうは西日本、あすは東日本や北日本で暴風が吹き荒れ、大荒れとなりそうです。

関東などでは、この強い風が「春一番」となりそうですが、
2016年2月14日、この春一番が観測された日には
工事現場の足場が崩壊突風でテントが飛ばされけが人がでるなどの被害がありました。
空の便や鉄道など交通機関にも大きな影響がでています。
今回も同じようなことが起こる恐れがあり、注意が必要です。

また、北海道では台風並みの暴風に雪を伴います
2013年3月2日、同じように北海道付近で低気圧が猛烈に発達した際は、
暴風雪により9人の方がなくなるという大きな被害がでました。
今回も同じような気象条件になることが考えられます。
早めの備え、また、無理な外出などは控えるようにお願いいたします。

北海道ホームページ「暴風雪への備え」



こんにちは、秋田の津田です。

まもなく3月。雪のシーズンも終わりが見えてきています。
 
先日、今シーズン最後になるであろう雪下ろしを手伝うため
秋田県の羽後町へ行ってきました。
 
ことしは積雪が多く、2月の終わりになっても
道路の脇には私の背丈を超える雪の壁ができています。
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今回は住宅の1階部分の屋根の雪下ろしをしました。

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雪下ろしをするタイミングは、「家のドアやふすまが開けづらくなったら」。
雪の重みで家がギシギシ音を立てて、ドアやふすまが開けづらくなると
「そろそろ雪下ろしするか」となるそうです。
 
ヘルメットと安全帯をつけて、いざ屋根の上へ。
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屋根の上の雪を、角砂糖のように切り分けて、少しずつ雪を下ろします。
 
雨が降った日もあり、雪は固くしまっていて
作業に不慣れな私は全身の力を使って雪をかき出します。
 
一つひとつの雪の塊がとても重く、しっかり踏ん張っていないと
雪の重みで体を持っていかれます。
 
下ろした雪は1階の屋根部分に達するほど。
この雪のため、1階部分に入る光は少ないです。

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                         (↑家の中から外を見た様子)
 
私は屋根の半分しか雪下ろしをしませんでしたが
それでも疲労感がすごく、雪で足場の悪い高所の作業は怖かったです。
 
雪下ろしは、1シーズンに3回くらい行うそうで
本当に大変な作業だと身をもって感じました。
 
秋田県内では、雪下ろし中の安全を確保するヘルメットや安全帯を
コンビニエンスストアなどで貸し出しているところがあるので
ぜひ活用してほしいと思います。
 
この先は北日本でも雪ではなく雨の日が増えてきそうです。
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雨で雪解けが進むため、雪崩や落雪に注意が必要ですし
積もった雪に雨がしみこんで、雪が重くなります。
除雪作業中の事故や怪我に引き続きお気をつけください。

津田紗矢佳

こんにちは。静岡の伊藤です。

2月も終盤、最近は花粉の症状が辛くなってきました。

番組でも毎日花粉の飛散予報を発表しています。
ただこの予報を出せるのは毎日の観測があってこそ。

以前、花粉の観測がどのように行われているか見せていただいたことがあります。

花粉の採取につかうのはこちら。
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真ん中にワセリンを塗ったスライドガラスがあり、ここについた花粉の量を調べます。


数える方法はシンプル。
染色液にしばらく浸したら、
顕微鏡でのぞいて。
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スギ花粉、ヒノキ花粉がいくつあるのか、地道に数えていくそうです。
何百、何千もあるときは大変ですね…
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(見せていただいたのは花粉がかなり少ない時期だったので、ここにはあまりついていませんが・・・)

この地道な作業があって、私たちが毎日の花粉情報を伝えられています。
調査してくださる皆様、いつもありがとうございます。

今週は西日本から東日本を中心に気温が高めで、花粉の飛ぶ量が増えてきそうです。
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河津です。
毎年恒例となりましたが、ウェザーマップのさくら開花予想2018が始まっています。今のところ、今年のさくらは平年並みかやや早くなるところが多い見込みです。

今冬は寒い日が続いたため、休眠打破が早めに起こり、順調に成長していると考えられます。この先3月に入ると暖かい日が多くなるため、成長が促進されるのではないかと見られています。


そんなさくらの開花が待ち遠しい今日この頃ですが、先日気象庁から気候変動の観測や予測に関するレポートが講評されました。

そのレポートによると、さくらの開花日は全国平均で10年あたり1.0日の割合で早くなっているそうです。これも気温上昇が要因のひとつとして考えられています。

そして、この先も気温上昇がつづくと予想されていることから、21世紀末には東北や日本海側の地方、標高の高いところでさくらの開花は早まる見込みです。一方で、休眠打破が遅まることから、九州南部や太平洋沿岸の地域では開花が遅くなると考えられており、さらには開花しない年が現れるかもしれないとされています。


なお、全国有数のさくらの名所である青森県の弘前公園ではさくらの見ごろとゴールデンウィークが重なることがアピールポイントとなっていますが、さらなる気候変動により見ごろが早まって集客に影響を及ぼす可能性が指摘されています。弘前に限らず、こういった影響は多岐にわたると考えられますので、気候変動に合わせた対策というのが必要になりそうです。




こんにちは、長谷部です。

今週は、韓国に行き、平昌オリンピックを見てきました。
競技はスキーフリースタイルハーフパイプでしたが、実際に見た時の想像以上の迫力に圧倒されました。

その平昌で大会の前半に問題になっていたのが、極端な寒さと強風です。
スキージャンプでは、風次第で結果が運で左右されてしまうと言われたほど。

ただ、日本と同じく何年に一度という強烈な寒さなどは次第に緩んで、
期間の後半、今週は寒さも風も落ち着いていました。
固い人工雪ではありましたが、日本のスキー場のようにウィンタースポーツを楽しめるお天気でした。

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鉄道駅での観光案内

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平昌付近 鉄道の車窓から

そこで、ますます気になるのが、2年後に迫った真夏に行われる東京五輪です。
暑さによる競技への影響は計り知れず、
熱中症などはかなり危険な気象条件になると多くの人が危惧しています。

天気には問題が無かった前回大会のリオデジャネイロにも行きましたが、
現地は冬であったこともあり、
蒸し暑い日もありましたが、不快感は少ない暑さです。
現地の人は、たまに起こる蒸し暑さを「窒息しそう」と表現するそうですが、
東京の蒸し暑さには全く及ばないそうです。

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リオデジャネイロ コパカバーナ海岸

世界を見ても東南アジアなどをのぞき、
日本のような蒸し暑さの所はほとんどありません。

熱中症は体調を崩すだけでなく、時として健康な人の命をも奪うため、
今回の平昌の寒さや風に批判が出たのには、比にならないことになるのが目に見えています。

国や東京都でも重要課題として様々な対策をする予定ということですが、
外の競技も多い中、東京の気温と湿度をしのぐ策を講じるのは容易ではないと思います。

止めることや期間をずらすことはできないのならば、何か大胆な策が必要でしょう。
現状の対策ではそのリスクを避けることが難しいとも思います。
本当に問題なく運営をするとなれば、
冷房が効いたガラス張りのクールスポットを設ける、ドアトゥードアで会場とホテルを結ぶ
大量に冷却剤や飲み物を配るなど
費用もまた莫大なものになるのではないでしょうか。

私もスポーツが大好きで、スポーツが持つ力を信じています。
だからこそ、こうしたリスクをかかえて迎える東京五輪が心底怖いのです。


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