2018年03月

こんにちは高知の岡田です。

今年もツバメがやってくる時季になりました。
ツバメは春になると東南アジアから1日に50~300キロを飛び続け、繁殖のために日本にやってきます。
東南アジアと比べると外敵が少なく、春になると虫の活動が活発になるためです。

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高知市内から車で1時間ほどのところにある道の駅でツバメが繁殖の準備中。
店の軒先にツバメが行ったり来たりと、去年作った巣を補強しています。
人が近くにいると、天敵であるカラスやヘビが近づかず、安心して子育てに専念できるため、人里の近くに巣をつくります。

あと1か月もすればヒナが巣から顔を出しそうです。


そして、ツバメにはいろいろなことわざがあります。
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「ツバメが巣をつくるとその家は繁盛する」。
田んぼや畑の害虫食べてくれるツバメは、農家の人たちに大切にされ幸せを運ぶ鳥として愛されていました。

天気に関することわざも。

「ツバメが低く飛べば雨が降る」。
天気がぐずつくと湿度が高くなります。
日差しが少なく、上昇気流も抑えられて虫が空の低いところを飛びやすくなります。
そのエサの高さに合わせてツバメも低いところを飛ぶんです。

この週末は全国的に晴れる予想です。
ツバメは空の低いところではなく、空の高いところを飛び回りそうです。

さて、私が森田ブログを担当するのは今回が最後になります。
拙い文章を読んで下さってありがとうございました。
新年度も森田ブログをよろしくお願いします。

岡田良昭
https://www.weathermap.co.jp/caster/okada-yoshiaki/


こんにちは、片山美紀です。

先日、こんな声を聞きました。
今年の春はいつもよりしっかりと春らしさを感じる

なぜなのでしょう?春といえば、秋と並び日本人の好きな季節によく挙げられます。
けれど、近年は寒い冬が終わると、すぐに暑くなってしまうから春が短くなったように感じるとも聞きます。

今年の春が春らしいと感じる理由を考えてみました。

冬の寒さが厳しかった
まず、一つ目にこの冬の寒さが厳しかった一方で、3月に入り、一気に暖かい日が多くなり、
冬と春のコントラストがはっきりしたからではないでしょうか。
この冬は強い寒気が流れ込みやすく、福井で37年ぶりの大雪になるなど
全国的に平年より気温の低い、いつも以上に寒い冬になりました。

春の5Kが勢ぞろい
また、春に気を付けたい「5つのK」、
「花粉」「強風」「寒暖差」「黄砂」「乾燥」が3月中に出揃いました。

花粉・・・東京都では昨春の2倍程度の飛散量を予測。きょうも東・西日本を中心に大量の花粉を観測中。
強風・・・3月上旬は低気圧が頻繁に通過。近畿、東海、関東、九州南部で春一番を発表。
寒暖差(気温の変化)・・・先週、春分の日に真冬の寒さが戻り、関東甲信も雪。その後、今週は初夏の陽気に。
黄砂・・・おととい、札幌や稚内、青森などで今年初の観測。
乾燥・・・空気の乾燥はまさに今。晴天が続き、現在、広い範囲で乾燥注意報を発表中。

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安定して楽しめている桜
「花に嵐」「花散らしの雨」とはよく言いますが、今年の桜は天気に恵まれています。
多くの地域で見ごろとなった今週、晴天が続き、
開花は平年より早かったものの、存分にお花見を楽しめているのではないでしょうか。
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季節の感じ方は地域差や個人差がありますが、冬とのコントラスト、春のやっかいな面・うれしい面、両方を感じられることから、今年の春は確かに「春っぽい」と私も感じます。

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この土日も晴れる所が多く、そろそろ桜が舞い散り始める頃。
4月は桜ふぶきのピンク色の風を感じる春らしいスタートとなりそうです。

福岡良子です。



みなさん、SOLWIN(ソルウィン)ってご存知ですか?
SOdar-based Low-level Wind INformation

音波を利用して上空の風を観測できる最新の装置です。



【大分空港に試験設置されたSOLWIN】
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(出典 JAXA)

特長は低層の風を観測できるということ。
高さは約90mまで。
この低層の風、航空機の離着陸時に非常に重要です。



というのも、離着陸時は
●風の影響を受けやすい(飛行速度が遅いため)
●風の乱れが起きやすい(地面付近は地形や地面の熱の影響を受けるため)

そして何より
●飛行高度が低い分、高度が落ちると地面に接触しかねない
という危険をはらんでいるから、低層の風の情報は重要なんですね。


実際、成田空港では、毎年100件程度のゴーアラウンド(着陸のやり直し)が発生。
このうち9割程度が風の影響と言われています。
(ゴーアラウンドが1回発生すると、到着が20分程度遅れるそう。)



また、SOLWINには低層の風観測以外にもこんな特長が・・・

低価格
設置が簡単
天候に左右されずに計測可能
3次元の風(上昇風や下降風などの鉛直風)が測れる
→地面付近で下降風に出会うと、飛行高度が落とされて航空機は危険なため、風の中でも特に下降風の情報は重要。





現在、空港では地上10mの風向・風速を測るのが一般的で、それより高い高度の風の情報はありません。
2017年3月~2018年3月まで大分空港で検証試験運用が行われていたSOLWIN。
今後は複数の地方空港で実証試験運用を行う予定だということです。




福岡良子

こんにちは、千種ゆり子です。

今週は絶好のお花見Weekとなっていますね!

桜には色々な品種があるのは、
このブログをお読みの皆さんならご存知かと思います。

では、この中で桜ではないものはどれでしょう?
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正解は、一番右!
これ「アーモンド」の花なんです。

他はすべて桜。
左から「神代曙」「仙台枝垂」「啓翁桜」という品種です。
啓翁桜とアーモンドなんて、かなりソックリ。と思ってしまいます。


すべて昨日、3月27日に調布市の神代植物公園で撮影しました。
開花時期もだいたい同じなので、ややこしいですね。



さて、今日は本州で今年はじめて「夏日」(最高気温25℃以上)
となるところが出てきそうです。
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東北でも軒並み20℃を超えて、
桜の花芽はどんどん成長しそう…

弊社ウェザーマップのソメイヨシノ開花・満開予想も
東北・北陸を中心に、どんどん予想日が早まっています。

福島 開花4/1 満開4/5
新潟 開花4/5 満開4/11
青森 開花4/17 満開4/23

その他の地点の予想はこちらhttps://sakura.weathermap.jp/

予定をずらせる方は、少し早めにずらした方が
満開のソメイヨシノを楽しめるかもしれません。


でも、ソメイヨシノだけが桜ではありません。
少し遅れて行ったとしても、
遅咲きの八重桜などを楽しめる名所は
各地にたくさんあります。

もし予定をずらせなくても、別の場所、穴場を探して行ってみてくださいね。
他人は知らない秘密基地を見つけたような、特別な気分になれますよ。


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※写真は、きょうの六本木・毛利庭園のソメイヨシノ。
 東京のソメイヨシノは、満開は過ぎ、散り始め。
 池ではもうすぐ「花筏(はないかだ)」が見られそうです。




こんにちは、秋田の津田です。
 
桜前線は順調に北上していて、きのうは宇都宮で開花発表がありました。
 
秋田で桜が咲くのは来月の予想。桜前線の到着にはもう少し時間がかかりますが
秋田には特別な「線」が常にあるんです。
 
皆さんはこの田んぼの向こうにニューヨークが見えますか?
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え?見えない??では、こちら側。

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この先に北極海は見えませんか?
 
実はここ、秋田県大潟村にある経緯度交会点。
村木さんも以前書かれていましたが、北緯40度線と東経140度線が陸地で交わる日本で唯一の点です。
(北緯40度ライン上にはニューヨークや北京などが、東経140度ライン上にはキングストンなどがあります。)
 
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この経緯度交会点は気象予報士にとって、とても馴染み深いもの。
気象予報士の資格試験では、台風や低気圧の中心位置を緯度と経度を使って答えます。
秋田県大潟村で北緯40度線、東経140線が交わっていることを知っていれば
大潟村を基準に考えて低気圧や台風の中心位置を答えることができます。
気象予報士の私にとって、大潟村の経緯度交会点は熱いスポットです。
 
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                          (↑経緯度交会点標示塔) 

そんな熱い交会点ですが、「日本で唯一の交わる点」ということで
縁結びスポットとしても注目されているそう。
 
個人的にはプロポーズにもおススメの場所です。
プロポーズの言葉は、やはり「緯線はあなた、経線はわたし。」でしょうか。
 
気象予報士 津田紗矢佳

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