2018年10月

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蔵王山頂付近の雪 (10月30日朝)


仙台の平野です。

10月もきょうで終わり。北日本の各地からは冬の便りが届く頃です。
きのう、宮城と山形にまたがる蔵王の山頂付近で、今シーズン初めて雪が降りました。
標高は1700メートルほど。
朝方、雨が雪に変わって、うっすらと降り積もりました。
いわゆる、蔵王の“初雪”です。

ただ、初冠雪はまだ観測されていません。
初冠雪は、山麓の気象台から山が白くなっているのが見えなければなりません。
実際に雪が積もっていても、雲がかかって山が見えなければ、初冠雪にはなりません。
場合によっては、見えないうちに雪が解けてしまい、
“初雪”からだいぶ時間が経って初冠雪が観測されるケースもあります。
さて今年はどうなるか…。


初冠雪に関連して、面白い取り組みをしているのが、富士山の麓にある山梨県富士吉田市。
気象台が発表する初冠雪とは別に、「初雪化粧」宣言を出しています。

初冠雪は、単に白くなっていることが基準ですが、
初雪化粧宣言は、白くなってなおかつ美しく見えることが基準になっていて、
基準に多少の曖昧さを残しています。

雪化粧したきれいな富士山が見えたことをお知らせする、という目的があるそうで、
いわゆる、厳密な「観測」にはない、味わいのようなものが含まれているように感じます。

初雪、初雪化粧、初雪形…。
初冠雪以外にも、いろんな独自の宣言が出てきてくれると面白いのではないかと思います。
もちろん、自分独自の統計をもつのもいいかと。

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10月15日 「初雪化粧」 宣言が出された時の富士山
(提供:富士吉田市富士山課)


平野 貴久

盛岡の大隅です。
10月はまもなく終わり、季節は11月、晩秋へと向かいます。
きょう(30日)は冬型の気圧配置になり、上空には、山で雪を降らせるような寒気が流れ込んでくる見込みです。
けさ、札幌から手稲山、函館から横津岳のいずれも初冠雪の便りが届きました。
日本海側を中心に雨が降り、東日本や北日本の標高の高い山では雪が降り、積もる所もありそうです。
 
朝晩の冷え込みが強まるこの時期、ちょっと早く起きると、盆地や山間部で見られるのが「雲海」。
先日、岩手県遠野市にある標高約800メートルの高清水高原で雲海を見てきました。
眼下の遠野盆地には雲海が広がっていました。
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1014日岩手県遠野市高清水高原で撮影

午前5時半頃から徐々に朝日がのぼり、雲海が見えてきました。
鳥や鹿の鳴き声が聞こえるくらいで、静かな朝でした。
雲海ができるための気象条件です。
■湿度が高い
■風が弱い
■夜間から早朝にかけて晴れる
 
そうなると、地表の熱が奪われる放射冷却で地上付近が急激に冷やされることで、空気中の水蒸気が霧となって雲海を作り出します。

遠野盆地の場合、川が複数流れているため、川霧も加わり、霧が一層濃くなります。
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1014日岩手県遠野市高清水高原で撮影

この日の天気図です。
東北地方は帯状の高気圧に覆われていましたが、縁辺の湿った空気がやや流れ込こみやすい気圧配置でした。

多少薄雲はありましたが、放射冷却で冷え込んだ朝でした。
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盆地や山間部は冷たい空気がたまりやすいので、雲海ができやすくなります。
こちらは青森県岩木山の8合目付近からの雲海。

上空が晴れていると、このように朝日があたり、オレンジ色の雲海が見えます!
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写真提供:津軽岩木スカイライン

冬になり、冬型の気圧配置が多くなると、太平洋側を中心に空気が乾燥してくることもあり、雲海はできにくくなります。
場所にもよりますが、雲海は今だけの限定とも言えます。

見に行かれる場合は、山の上は寒いので冬の装備で、そして、暗いので懐中電灯なども忘れずに持って行って下さい。
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雲海が見えるのは、夜明けから午前8時頃まで。
雲海が薄くなってきた頃、冷えた空気の中でヨガのポーズ。
早起きは三文の得!
「雲海」「感動」「爽快」!
 






こんにちは。及川藍です。
今週はまた季節の歩みを感じられそうです。特に週の中ごろから強い寒気が流れ込み、西日本や東日本も朝の気温は10℃を下回る所が多くなります。
そろそろ冬物のコートの出番となりそうです。
冬支度はしっかりとしながら、もう少し秋を楽しみたいですよね。


9月のはじめに、わた(綿)の花を見に行ったのですが今月は、摘み取りを迎えた綿花(コットンボール)を見てきました。

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管理されている方によると、今年は夏が暑かったため、綿花ができるのも少し早かったそうです。

もう何回か摘み取りを終えた後でしたが、まだ白いわたがちらほらと残っていました。

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花の色は、和綿か洋綿かによってピンクや黄色、白と違ってくるのですが、わたの色も白、茶色、緑と3種類ありました。摘み取ったばかりのわたを触らせてもらうと、とてもしっとりしていてふわふわでした。

緑色の綿は、そのままの色で何か作れそうなくらいきれいな色で、白いものはまさにコットンという感じがしました。

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ふわっふわ


水曜日頃にかけては寒気が山陰や北陸にも流れ込み、北日本だけでなく山陰や北陸でも標高の高い所では雪が降る見込みです。
初雪の平年日は、札幌で10月28日などとなっていて、北海道からはそろそろ初雪の便りが届く季節です。


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今は二十四節気の「霜降(そうこう)」という季節ですが、昔は朝、外の道や庭が霜で白くなっている様子を見て、霜も雨や雪のように空から降ってくるものと思われていたようです。

コットンの畑からは白いわたが見られなくなりますが、山沿いや北日本では空から降ってくる雪が見られる季節へ変わっていきそうです。



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こんにちは、片山美紀です。

空気が冷たくなり、今年もお鍋の美味しい季節がやって来ました!

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去年は、トレンド鍋に選ばれた「フルーツ鍋」に挑戦しましたが(ちょっと苦い思い出)、
今年のトレンド鍋は、しびれ鍋だそう。
(トレンド鍋とは、グルメ情報サイト「ぐるなび」が発表する、今冬に注目が集まると推測される鍋料理。)

しびれ鍋とは、山椒や麻婆豆腐に使われる花椒を、みそ味などのスープに加えて煮込む鍋料理の
こと。舌がしびれるような刺激が特徴です。

猛暑だった今年の夏は、刺激で食欲を増進させ、疲労を回復させたいと、
山椒や花椒を使った「しびれる」辛さがある料理の人気が上昇。

舌がしびれる辛み成分は、新陳代謝を活発にし、身体を温めるため、
寒い冬に食べる鍋にも、ぴったりだと考え、「しびれ鍋」がトレンド鍋に選ばれたそうです。

確かに、この夏は歴代の記録を塗り替え、熊谷で最高気温41.1℃を観測するなど、「危険な暑さ」でした。
食欲が落ち、辛さによる刺激で無理矢理にでも、栄養を摂らなきゃと思った人も多かったのかもしれません。

さて、今年も、早速「しびれ鍋」を試してみました!
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正直、食べる前はキムチ鍋の辛さとあまり違わないのではないかと思っていましたが、
山椒の「辛さ」ではなく、「爽やかさ」の方が勝る味でした。

つくねや豚肉など旨みのある具ともよく合い、不思議な爽快感があります。
また、やはり舌がじんじんしびれる感覚もあり、汗をかいてくるので、身体がぽかぽかしてくるのです。

この先は、この「しびれ鍋」を食べて、あったまりたくなる日がやって来ます。

あす(土)にかけて、寒冷前線が本州を通過し、全国的に天気が崩れます。
この後、大陸から冷たい空気が流れ込み、また一歩、冬の空気に近づきます。

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最低気温が10℃前後になると、鍋物関連の商品が売れると言われますが、
来週は東京や名古屋など市街地でも、朝晩の冷え込みが強まりそうです。

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「しびれ鍋」を食べて温まる、寒い季節の楽しみの一つになりました。

こんにちは、長谷部です。

やっと穏やかな日が多くなってきて、花々にも目が行くようになりました。

秋を代表する花といえば「コスモス、秋桜」ではないでしょうか。関東でも見ごろを迎えています。

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(国営昭和記念公園 2018年10月18日撮影)

秋の朝晩の寒さにも十分に堪えるコスモスの原産地はどこかというと、実はメキシコです。

メキシコといっても標高2000m以上の高原という涼しい場所なので、寒さに強いというわけです。

それより低地では、日本でも夏に咲くキバナコスモスが咲いているそうです。

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(キバナコスモス)

可憐な姿ですが、寒さに強いだけではなく、比較的、風にも強い花です。

東京都内にある国営昭和記念公園では台風24号の影響で10月はじめに一度は株が倒れてしまったそうですが、徐々に回復して可憐な花を咲かせています。

たくましい姿には力をもらいます。

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(今年10月1日のコスモス畑)
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(10月18日のコスモス畑)

「Cosmos」は、ギリシャ語の「Kosmos」が由来となっています。

「Kosmos」は「美しい」「秩序」という意味を持つ言葉で、宇宙 をあらわす「cosmos」 も同じ語源です。

星々や花々が整然と並んでいる美しい姿からきています。

コスモスは、中緯度帯での栽培にも適しているため、ヨーロッパで園芸化されて、明治に日本に伝わってきました。名前の由来からも、いかに古くからこの美しさが世界の人々を魅了してきたかがわかります。

ちなみに、その花々を脅かすかもしれない台風26号は今の所、上空の強い風に流され、日本に近づく可能性は低くなっています。ただ、上空の風や高気圧の状況次第で変わってくることもあるため、今後も最新の台風情報をご確認下さい。

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