2019年01月

こんにちは。鳥取の熊澤です。

今日は1月31日。つい先日年越しした気がしますが、今年もすでに1ヶ月が過ぎています。
今月の天気を振り返ってみると、気温が高かったり雪が少なかったりすることが印象に残っています。
なかでも顕著なデータがこちら。

イメージ 1

降水量です。
今月は平年に比べて、降水量が少なくなっています。
特に東京は今月1日~30日までの降水量がわずか0.5ミリです。
確かに年末年始に東京に帰省したとき一度も折りたたみ傘を使わなかったなぁ、と思い出しました。

鳥取は約100ミリですが、それでも平年と比べると半分くらいです。
日別降水量を昨年と比べると、今年は雨や雪の降る日と降らない日が二極化しているように思います。

イメージ 2

昨年は雨や雪の降る日が多かったのに対し、今年は降る日はたくさん降って、降らない日は全然降らないという印象です。

天気図を見比べると、昨年は冬型の気圧配置が数日続くことが度々ありましたが、今年は冬型の気圧配置になってもすぐに西から高気圧がやってきて冬型が続かないことが多く、寒気による雨雲がかかりづらかったように思います。

きょう(1月31日)は雨の降っている地域が多いですが、はたしてどれほどの降水量になるのでしょうか。

熊澤里枝
※17時タイトルを修正しました。

こんにちは。藤枝知行です。

「福岡は23日・・・、高松は30日・・・、鳥取は25日・・・、福井は38日・・・」
この数字はいったいなんでしょう?
実は、今シーズンの梅の開花日と平年の差を表していて、
いずれもこれだけ平年より“早い”開花となっています。
開花の早さは西日本ほど顕著で、10日以上早く咲いているところが多いです。

イメージ 3
【(左)今季トップ開花、高松の標本木 撮影:鈴木悠予報士、(右)鳥取市樗谿公園 撮影:熊澤里枝予報士】

イメージ 1
 【梅の開花前線(1/30正午時点)】
原因の一つとして考えられるのは、西日本を中心とした暖冬傾向。
12/1~きのう1/29までの60日間の平均気温をみると、
西日本ほど平年よりも気温が高くなっています。
偏西風が例年より北を流れているために
寒気が西日本まで南下する“西回りの寒気”が極端に少ないのです。
 
イメージ 2
【60日間平均気温(12/1~1/29) 気象庁HPより】

この西回りの寒気が少ないことにより、関東にもある異変が起きています。
それは、関東平野部の雪の少なさです。

東京都心の今シーズンの雪日数はきょうまでで1日。
1月までとしては2009-10冬以来、9シーズンぶりの少なさとなっています。

関東の雪の原因である「南岸低気圧」は、
西回りで寒気が入ってくるとき、つまり偏西風が西ほどグッと南下するときに
南西の風にのって発達しながら関東に近づきます。
しかし、今シーズンはこの南西の風が弱く、
南岸低気圧は九州付近からそのまま東へ進むことが多いので、
関東には雪雲どころか雨雲もかからない状況となっています。
 
イメージ 4
【2018/12/26】
イメージ 5
【2019 /1/5、6】
イメージ 6
【2019/1/12】

あす31(木)もこの南岸低気圧が予想されていますが、
雨雲の北への広がり方は弱く、関東で降水域がかかるのは南部が中心となりそうです。

藤枝知行

こんにちは。秋田の津田です。
今月はセンター試験が行われるなど、3月にかけて受験シーズンが続きますね。
 
大学受験に関し、私は全くと言っていいほど良い思い出がありません。
本命の筆記試験では、教室を間違えること2回。
余裕がなくなり、さらに緊張してしまいました。
運良く進んだ2次試験は英語で行われる面接で、緊張のあまり涙ぐんでしまい
教授陣が困ったような表情を浮かべたのを今でも覚えています。
 
さて、不安な気持ちで過ごす受験生にお守りを紹介したいと思います。
 
それがこちら。
イメージ 1
 
この季節の厳しい冷え込みを使って作る氷アートです。
氷アートは、容器に水を張って一晩外に出しておけば手軽にできるもので
ビーズや花などを入れて自分流にアレンジすることもできます。
 
さらに、氷アートが受験生にとってお守りになるのは
氷の「解ける」が、試験問題の「解ける」にかかっているから。
 
以前、村木予報士が作り方のポイントを紹介していますので
氷アートで受験生を応援してみたい!という方、参考にしてください。

イメージ 2
 
頑張る受験生にサクラ咲ケ!!
 
気象予報士 津田紗矢佳

こんにちは。
香川県の鈴木悠です。

太平洋側を中心に、空気の乾燥する季節ですね。
国立感染症研究所が発表しているインフルエンザ流行レベルマップによりますと、
全国でインフルエンザ流行警報レベルになっています。
(図1を参照、2019年1月23日現在)

イメージ 1
図1:インフルエンザ流行レベルマップ
   (国立感染症研究所ホープページより https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html

インフルエンザは、寒くて乾燥しているときに感染者が増えると言われています。
先日、専門家の方にお話を伺う機会がありました。
寒いと、体の免疫力が下がってしまうことが要因の1つだそうです。
また、体に入ったウィルスを外にかきだす、のどの繊毛の働きが弱まってしまうからというのも1つだということ。

では、空気が乾燥していると感染しやすくなるのは、どんな理由だと思いますか?

よく耳にするのは、乾燥しているとウィルスが長生きするから・・・
といった類の文言ではないでしょうか?

実は専門家の方によりますと、最新のある研究では、次のような考え方が示されているんだそうです。

■ポイントは空気中の「水滴
例えば、乾燥した室内に、インフルエンザウィルスに感染した人と同じ空間にいるとします。
乾燥していると、空気中に漂う水滴が少ないので、ウィルスが妨害されることなく遠くまで飛びやすいんだそうです。

イメージ 2
図2:乾燥した空気でインフルエンザウィルスが飛ぶ模式図

一方で、湿度の高い潤った空気の場合は、空気中にたくさん水滴が漂っています。
すると、ウィルスがこの水滴にぶつかり、遠くまで飛ぶことができないんだそうです。
そのため、人への感染リスクが下がる傾向になるという研究結果です。

イメージ 3
図3:インフルエンザウィルスが水滴に当たる模式図

つまり、空気が乾燥しているとウィルス自体の活動が活発になったり、長生きするという理由ではないんだそうなんです。
乾燥していると、ウィルスが飛ぶことを防ぐ水滴がないから、人に感染しやすくなるというわけですね。

これを踏まえて、対策についても教えてもらいました。
理想の室温は22度から23度、湿度は50%から60%だそうです。
マスクをして、こまめに手洗いをしましょう。
手にウィルスがついた場合、
洗い落とさないと10時間以上も手に付着したままのこともあるようです。
そして、1日1回は空気の入れ替えをしましょう。

寒くて乾燥する日は、まだまだこれからも続きそうです。
少しでも、皆さんの体調管理の助けになれば幸いです。

鈴木悠


こんにちは 多胡安那です。
 
ついこないだ年が明けたばかりなのに、もう一か月が経とうとしています。
その間、東京ではほぼ雨が降っておらず、きょうもごらんの青空。


イメージ 1


平野気象予報士のブログ(https://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/65196221.html) にもあるように、
東京では感雨計も反応しないくらい晴れが続いている状況です。


ここ一か月、東京の最小湿度が50パーセントを超えた日はたった1日だけでした。
カラカラ空気解消のため、農作物の生育のためにも、
そろそろまとまった雨が欲しいところです。
 
 
そして、私にはもう一つ、はやく雨が降って欲しい理由があります。
 


それは「雨に消える椅子」が見たいから。


 
六本木のけやき坂を下っていくと、ひっそりと置かれた椅子のオブジェがあります。
「雨に消える椅子」と名付けられたこのオブジェは特殊ガラスでできていて、
雨が降ると消えてしまったかのように見えると言われているんです。

イメージ 2

イメージ 3


実際、作品に使われているガラスはとても透明感があるので、
雨が降れば水と一体化し、水滴や水たまりの一部になってしまいそうです。
 

この日は晴れていたので、くっきりと見えていましたが、
はたして雨の日には消えてしまうのか。
 
 
次、東京で雨が降る日。
お天気イリュージョンが起きるかもしれません。



多胡安那



↑このページのトップヘ