2019年03月


こんにちは 多胡安那です。

きのうは富山や福井などでも桜が開花し、桜前線はいよいよ北陸地方まで到達しました。

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東日本や西日本ではお花見シーズン真っ只中。
本格的な春がやってきていますが、ヨーロッパでも春を告げる前線があります。


それは、ホワイトアスパラガス前線 です。

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春が旬のホワイトアスパラガスは日本でもこの時期よく見かけますが、
ヨーロッパではこれからがシーズン。

ヨーロッパでの収穫は、毎年4月頃にスペインで始まり、
フランス、ベルギー、オランダ、ドイツへと北上していくため、ホワイトアスパラガス前線と言われているんです。


ちなみにホワイトアスパラガスが白いのは、
土をかぶせて日光を浴びないようにして作られているから。

アスパラガスも日差しをカットすることで美白を保っているようです。


先日の片山気象予報士のブログにもありましたが、
桜が咲いたら紫外線対策を強化する時期。

しっかり日焼け止めを塗って、ホワイトアスパラガスのような美白を目指したいと思います。



多胡安那

こんにちは。

仙台から名古屋へ引っ越し、
今週から名古屋テレビ放送(メ~テレ)で気象キャスターをしている冨永です。

一緒に働く先輩気象予報士に、きのうこの本を見せていただきました。


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発行:株式会社熊野新聞社 発行日:2011年12月10日


これは通称「紀伊半島豪雨」などと呼ばれた災害で、新聞社がその記録を写真集にしたものです。
(紀伊半島豪雨…台風12号による豪雨。台風12号は大型で動きが遅かったため台風周辺の非常に湿った空気が長時間紀伊半島などに流れ込んだ。奈良県上北山の総降水量は1814.5mm。平年の年間降水量の5割を超える大雨だった。)

熊野新聞社のホームページによると三重県南部の書店のみの販売のため、
この機会がなければ見ることができなかったかもしれません。
内容は写真だけでなく、どのように避難したかなども記載されており当時の詳細な様子を知ることができます。


写真集をみて、いろいろ思い出しました。


この災害で私が最も印象的だったのは、大規模な山崩れがあちらこちらで発生し
“天然ダム”ができたことです。
「いつ、このダムが崩れて濁流がふもとへ押し寄せるのか」と、当時の報道にくぎ付けでした。

そのあとボランティアに行きました。
ボランティア先に行く道中は、土砂崩れで道が通行止めになっていたり、橋が消えていたり。
当時の寄り道先の写真です。

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撮影:冨永
日付:2011年9月25日

カウンターの柱は少し歪み、椅子は流され、
床はほぼはがれて全体的に砂っぽくなっていました。


ボランティア先は濁流に浸かってしまった民家のお手伝いでした。
とにかく泥だらけなので水道水で泥を洗い流すのですが、
排水先の道路わきの溝にはびっしり泥が詰まったままで流れません。
まずその泥をかき出さないと作業が進まないという状況でした。


自然の恐ろしさを体感した日です。


新天地、改めて身が引き締まりました。



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仙台のソメイヨシノの標本木 (3月27日)


仙台の平野です。

全国各地から続々とサクラ開花の便りが届く中、
東北・仙台でもソメイヨシノのつぼみがピンク色になり、開花が近くなってきています。

仙台のソメイヨシノの開花の平年日は4月11日ですが、もはやこれは「遅い」という感覚になっています。

というのも、最近10年の開花日を見ると、
平年より早かったのが7回、遅かったのが3回と、圧倒的に早いほうが多いからです。
しかも、ここ数年は10日以上早い年もあり、もはや4月の初めに咲くのは普通になってきています。

サクラは、大まかには、冬寒く春暖かいほど早く咲くとされていますが、
ここ数年は春(3月)の暖かさが顕著で、気温に比例するように、開花も早くなっている印象です。

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今後、地球温暖化が進むと、もともと温暖な地域では冬の寒さが足りずに、
サクラがうまく咲かないということがあるようです。
しかしながら、北日本に関しては、まだまだ今後も十分な寒さがあるものと思われます。
この冬も暖冬気味ではありましたが、春の暖かさの影響が大きく、開花は平年より早くなる見込みです。

いま使われている平年値は、1981年~2010年までの30年間の平均値のため、
ここ数年の早咲きは考慮されていません。
おそらく、平年値が新しくなる2021年には、開花の平年日は早まることでしょう。

今後は、仙台でも、4月初めに咲けば普通、3月の終わりでも少し早いくらい、というように、
もう昔の感覚が通用しない時代になっていくのだろうと思います。


平野  貴久

盛岡の大隅です。
320日夕方、盛岡で「幻日」(げんじつ)という光の現象が見られました。
「幻日(げんじつ)」とは、太陽の左右に現れるスポット状の光の現象です。
雲の氷晶が光を屈折させてできる暈(かさ)の一種です。
氷の粒でできた薄雲があり、太陽高度が低い時に現れる現象です。
写真のビルの向こう側に太陽があり、その両側の光が見えます。
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2019320日撮影 盛岡市

太陽の左側の光ははっきり見えました。
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太陽側が赤っぽい色、外側が青っぽい色になっています。
今まで視聴者からの投稿で「幻日」の写真を見てきましたが、実際に見たのは初めてだったので感動しました!
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「幻日」は、天気が下り坂のサインでもあります。
実際、翌日の21日は盛岡で雨が降りました。
雲や動きなどを観察して、経験をもとに天気を予想すること「観天望気」と言います。
空を見上げると、いろんな発見があります。
忙しい日々ですが、時には空を見上げてみてはいかがでしょうか。

 
大隅智子

 




こんにちは。及川藍です。

今、世界のなぞなぞにはまっているのですが、天気に関わるものもたくさんあります。

描写がきれいなものも多く、なんだろう?と考えるのが楽しいです。その国の文化や天気の特徴が表れているものもあります。

例えば、モンゴルのなぞなぞ。

「綿かと思うと綿毛がなく、ふとんかと思うとへりがなく、粉かと思うと水気があり、水かと思うとつぶつぶがある。」

そして、こちらはトルコのなぞなぞ。
「水より冷たくて、砂糖より白いもの。」

これはハンガリー。
「地上で織ったのではなく、天上からやってきた土の上の白い毛布は?」


答えはどれも「雪」。

モンゴルの雪は、凍結温度がとても低く、ベビーパウダーのように細かい粉末状で、風が吹くと細かい砂のように舞い上がるんだそうです。


トルコには断食期間があり、その断食明けには甘いものが欠かせないのだそう。
断食明けのお祝いを「砂糖祭」というようです。
白いものは他にもありますが、雪の白さを砂糖を引き合いに出しているのは、こんな風にお砂糖の甘さに特別な思いがあるからかもしれませんね。

ハンガリーは、白い毛布という表現。
冷たいはずなのに、柔らかで暖かそうな毛布にくるまれてみたくなります。


そして、フランスのなぞなぞ。
「私はよく求められ、待たれる。私が姿を見せると人は姿を隠す。」


トルコ
「雲が私の母で、風が父、川は娘です。私がいないときは人間たちは私を探しますが、多すぎると嫌われます。」


メキシコ
「地上から天に昇り、天から地上へ舞い下り、神様でないのに神様のように心待ちにされるものはなあに。」


気象キャスターの倉嶋厚さんの本でも紹介されている、ポーランドのなぞなぞ。
「私がいないと私を求め、私がいると私の前から逃げる。」


答えは全て「雨」。


雨は、恵の雨でもあるけれど、多すぎてもよくないというのは世界共通のようです。


おまけは中国のなぞなぞ。
「小さなときにはつの2本、大きくなると、つのが落ち、はたちを過ぎる頃ともなれば、またまた2本、つのの生えるものは?」


答えは月。


今年は、たとえば東京では、見ごろを迎えたさくらと細い月が並んでいるのを楽しめそうです。


おぼろ月きれいですよね。



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参考
世界なぞなぞ大事典



及川藍

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