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                (筑波山頂付近。雲の中だったため、白っぽい写真になっています)       


こんにちは、増田雅昭です。


「筑波山(茨城)の気象観測がなくなったから、
 関東の雪予報の精度が下がったそうですね。」
と、この冬、何度か言われたことがあったのですが、観測はされています。


2001年に気象庁が観測を終えたあと、復活して、
現在は、筑波大学 計算科学研究センターで観測が行われています。

雪か雨かの時は、この気温や風を見て、高さ800~900m付近の状況を把握し、
気象関係者は、必要に応じて予報を修正します。


少し話は変わるのですが、
上に書いた話のやりとりをしていて感じたのが、
観測値があれば、翌日以降の予報もできる、
と、考えている方が多いということです。

たしかに、観測値がなければ、何も始まらないのですが、
それを主な根拠に、予報を組み立てたり、修正したりするのは、
あくまで目先数時間や、せいぜい半日先くらいまでの話です。


「今の予報士は、空を見ていないから…」という話も同様です。
もちろん、目先の予報に活かせる時は活かしています。
でも、それを根拠に、翌日や翌々日以降の天気は精度よく判断できません。


こういった事をお伝えしたところで、
予報が急に良くなるわけではないのですが、
ヘンな誤解や認識差は、情報の伝わり度を減らしてしまうと思うんですね。

そういった結び目を、少しずつほどいていくには、
ただ予報を伝えるだけではない、
こういったブログなどの場が、やっぱり必要なんだろうなぁと感じています。



強烈な寒波の影響で、北日本の日本海側を中心に、
あす月曜にかけて、大雪や暴風が続く恐れがあります。

ただ、強烈なことが起こったあとは、流れに波が起きやすくなります。
寒気も来れば、暖気も来て、大気は波打った状態に。

今週、水曜~金曜は、暖気が勝って気温上昇。
次の週末は、寒気がやり返して、また気温ダウン。
さらに、その次の週は暖気が…と、春が始まるパターンになっていきます。


http://www.etenki.net/web/team_morita/masuda.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在、TBSテレビ「Nスタ」(日)、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(水)「森本毅郎スタンバイ!」(水)「大沢悠里のゆうゆうワイド」(水)、「TBSニュースバード」(月・火)などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。「目標は適中率9割、予報を当てることにこだわる予報士です!」 ツイッターはhttp://twitter.com/MasudaMasaaki
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