こんにちは、仙台の小杉です。札幌、新潟と雪国からの話が続いたので私も雪景色から。

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金曜日の夜からきのうの朝にかけて、宮城県内は平地でも10cm以上の雪が降り積もり、仙台市などにも一時大雪注意報が発表されました。
こちらの方に聞くと「ちょっと雪の量が多くて雪かきが面倒だけどこれくらいならよくある」とのことで大きな社会的混乱もありませんでした。実際、注意報に対する一般の方の認識はそのようなものだと思います。

 
一方、きのう仙台管区気象台で一般市民向けのワークショップが行われました。

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参加者は数人ずつのグループに分かれて、大雨が降っているという状況を想定して、大雨の注意報や警報が発表された時にどのような行動を取るべきかを話し合いました。どのグループも「大雨注意報が発表された時点で避難ルートを確認しておく」など避難の準備をすると答えていました。
注意報に対するこの答えは気象台の方の言葉を借りれば「非常に正しい情報の使い方」です。

大雪注意報と大雨注意報、同じ「注意報」なのにこれだけ大きな差ができたのは、雪害と水害の差というよりも、ワークショップという一方的に話を聞くだけではなく自分たち自身で話し合いをする機会があったからこそ出たものだと思います。
 
近くの気象台などでこうしたワークショップが行われる機会があったら是非参加してみてください。あなたの注意報に対する認識が変わるかもしれません。


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