竹之熊です。

 

先月末に、徳島に行ってきました。(大学・大学院の6年間を過ごした街です。)

徳島で有名なものといえば…「鳴門の渦潮」ですね!

 

鳴門の渦潮は、鳴門海峡で発生する渦です。

大潮の際には、渦の直径は最大で30mに達し、渦の大きさは世界最大級と言われています。

また、潮流の速度は日本で一番速く、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡と並んで、「世界三大潮流」にも数えられています。

 

渦潮は、海水面の高さの差によって生まれます。

瀬戸内海と紀伊水道が出合う鳴門海峡は、潮のみちひきにより1.5メートルの高さの差ができ、高い方から低い方へ勢いよく流れ込み非常に早い潮流を作りだします。

また、鳴門海峡の海底は中央部が深く、鳴門と淡路の両岸は浅い構造であるため、非常に早い本流と比較的緩やかな両岸付近の流れの境目で、本流の流れに巻き込まれる形で渦潮が発生すると言われています。

 

そんな渦潮を間近に見ることができる観潮船に初めて乗ってみました!

 

630日(日)、徳島は雨が降ったりやんだりで、風の強い一日でした。

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『鳴門観光汽船(うずしお観潮船)』


鳴門駅からバスに乗って約20分で到着です。
受付には、渦潮の見頃の時間帯が詳しく案内されています。

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※見頃は天候によって多少の時差が生じる場合もあるとのこと

早速チケットを購入。
時間の都合上、12時20分出航の「わんだーなると」に乗ることにしました。
なお、観潮船は2種類あり、私が乗船した「わんだーなると」と、「アクアエディ」という小型水中観潮船があります。
「アクアエディ」は水面下1メートルの展望室から、海中の渦の様子が間近で見られる水中展望室のある小型船です。


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乗船券

ちなみに、船の高い所から渦潮を見てみたかったので、2階デッキに行くことのできる「一等ご利用券」も購入しました。
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「わんだーなると」

では、いよいよ乗船します!

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大鳴門橋

 

出航から10分程度で、大鳴門橋の真下を通過!

この日は風が強かったため、渦潮ポイントでは、船も揺れていました。

 

ちなみに、天気と渦潮の関係ですが、雨が渦潮の出現に影響することはほとんどありません。

ただ、風の強い日や、海にうねりのある日は、渦潮がきれいに現れない場合が多くなるのです。(強風時は波が高く、波が渦潮に覆い被さるため。)

 

さて、いよいよシャッターチャンスです!

強風という悪条件の中、揺れる船上から、iPhoneで渦潮をカメラに収めることができるのか…!
10分程度、カメラを回し続けた結果、渦のような写真を2枚撮ることができました!


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これは渦のはず…!

 

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すごい迫力です!

 

 

観光のポスターで見かける渦潮ほどではないものの、良い感じに撮ることができたと思います!

 

今回初めて渦潮を間近で見ましたが、想像以上の迫力でした。

是非皆さんも体験してみてはいかがでしょうか?

 

もし観潮船に乗るときは…

・事前に潮見表を確認して、大きな渦潮が期待できる時間を調べておく

・風の強い日は、渦潮がきれいに現れないことがある

上記2点、気をつけていただければと思います。

 

 

竹之熊 和也(https://caster.weathermap.co.jp/takenokuma-kazuya

 

【参考】

うずしおクルーズ (https://www.uzu-shio.com/faq

うずしお観潮船 (https://www.uzusio.com/know/


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