こんにちは山形の兵頭です
きのう(11月18日)は本格的な寒気の訪れで、山形にも初雪の発表がありました
県内では今季初の積雪も観測しています
突然の雪と寒さ、1か月予報とのズレ
ところで、下の画像は先週木曜日(11月14日)発表の1か月予報です
これを見てみると、今週は全国的に気温は高くなる可能性が大きいと発表されていました
11月16日~22日
「全国的に気温が高いって聞いたのに、何で急に雪が降るんだ!?」と、急な寒さや雪にびっくりされた方も多かったんじゃないでしょうか
慌ててタイヤ交換や灯油を買いに走ったり、ダウンジャケットを出した方もいるかもしれませんね
理由がある
1か月予報と日々の天気のズレ、これにはちゃんと理由があります
1か月予報は3か月予報、暖候期&寒候期予報と合わせて、「季節予報」と呼ばれています。最近では、季節予報をニュースなどで耳にする機会が増えました。でも、季節予報と、普段見る毎日の天気予報って、何が違うのでしょうか?今回は、季節予報について、あまり詳しくない方にもわかりやすく解説していきます。
季節予報と毎日の天気予報、何が違うの?
毎日の天気予報: 具体的な天気を予測します。「明日は晴れる」「明後日は雨が降る」など、また気温も何℃という風に、具体的な数値で示します。
これは慣れ親しんでいるのでわかりやすいですよね
季節予報: 地域ごとの気温や降水量などの平均的な天気の傾向を平年との差で3つの区分に分けて、それぞれの出現確率を示します。
これはどういうことかもう少し解説します
季節予報を見る時のポイント
季節予報は、毎日の天気予報のように、ある特定の日の天気をピンポイントで予測するものではありません
予報期間の平均であったり、都道府県よりも広い地域の平均であったりと「平均」という言葉がキーワードです
予報期間の平均であったり、都道府県よりも広い地域の平均であったりと「平均」という言葉がキーワードです
例えば、「今月は気温が高い」という予報が出たとしても、毎日暑い日ばかりが続くわけではありません
寒い日もあるかもしれませんが、全体として気温が高めの傾向になるということです
地域差もあり予報された地域全体が全く同じになるわけではありません
寒い日もあるかもしれませんが、全体として気温が高めの傾向になるということです
地域差もあり予報された地域全体が全く同じになるわけではありません
つまり、平均的には気温が高くても、急に寒くなる日があるということもありうるのです
実際はどうだったか
今回、気温がどのように予想されているかを山形と東京を例に見てみると
確かに、寒気が入って今週の半ば、平年を下回りますが、期間の初めと終わりは気温が高く、特に、先週末の高温が顕著で平年を大きく上回っています
これらを平均すると最初の季節予報になったということです
これらを平均すると最初の季節予報になったということです
季節の変わり目
立冬を過ぎて、暦の上では冬、気象の世界では12月からが冬です
そして、実際にもいよいよ季節の変わり目となりました
地球温暖化で平年より気温が高い傾向ではありますが、今は日に日に、日照が少なくなり、平均気温も少しずつ下がっていきます
また、真冬や真夏と違い、移動性高気圧や低気圧が周期的に通過し、日々の天気や気温の変化が大きくなりがちです
季節予報で大まかな傾向を見つつ、週間予報や日々の天気予報などもよく見て、早めの冬の備えや旅行、レジャーなどの柔軟な計画の変更なども行ってください
参考:気象庁ホームページ、季節予報って何?
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