こんにちは。鳥取の熊澤です。

今年は暖冬となっていますが、先週は鳥取県でもまとまった雪が降りました。
2月5日から6日にかけて降り、鳥取市の市街地では最大6センチの雪が積もりました。

雪が降る中、県東部の山沿いにある若桜町に取材に行きました。
若桜町の位置
(鳥取県観光連盟の図を加工)

ここには県内で唯一、仮屋かりやがあります。

仮屋は、家と道路の間にある“ひさしが付いた道”のことで、豪雪地帯ならではのアーケードです。
仮屋通り
(若桜町、仮屋通り(2月6日撮影))

このような造りは、新潟県にある「雁木がんぎ」が元となっていて、日本海側の地域を中心に広まったとされています。
青森や岩手、秋田では「小見世こみせ」と呼ばれているそうです。

雨や雪の日でも傘を差さずに通れることから「若桜よいとこ雨の日も仮屋づたいに傘いらず」と歌われています。

取材に行った日は膝下まで積もるほどの雪で、取材中も雪が降り続いていましたが、仮屋通りでは傘を差さずに歩くことができました。

仮屋の下には水路があって、屋根から落ちた雪が流れるように造られています。
水路
(若桜町、仮屋通りの水路(2月6日撮影))

この水路は、夏は野菜などを冷やすことに使われたり、井戸ができる前は飲み水として使われたりすることもあったそうです。

この仮屋ができたのは明治18年。今から130年以上も前ですが、人々の暮らしに根付いた造りになっていて、今もなお利用されています。

今シーズンは出番がないかと思われた仮屋ですが、先週はしっかりと役目を果たしていました。保存するのは大変なこともあると思いますが、今後も残っていくと良いなと思いました。

<参考>



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