盛岡の大隅です。

岩手県では朝晩の冷え込みが進み、秋が深まってきています。
秋の味覚の一つに「落ちアユ」があります。
岩手県北上市を流れる和賀川には、夏から秋にかけて、やな場が設けられ、落ちアユ漁が行われます。
上流から下ってくるアユが、やな場にかかる仕組みです。
今はアユの産卵時期。
天然の落ちアユの塩焼きは、格別なおいしさがあり、人気です。

アユ3
           9月26日撮影 和賀川のやな場

しかし、和賀川淡水漁業協同組合によると、今年は大不漁だそうです。
アユがかかっても、110匹から20匹程度の日が多いそうです。
やな場ができておよそ30年、こんなに少ないのは初めてということです。
私が伺った時は、1匹だけかかっていました。
アユ8
                    923日撮影
大不漁の原因は、今年の異常気象にありました。
和賀川淡水漁業協同組合によると、夏のたび重なる大雨により、川は増水し、水が極端に濁ったため、アユのえさとなるコケが流されてしまったこと、さらに、夏の猛暑により、アユが住みにくい環境になったためだそうです。
大雨の影響は、和賀川だけではありません。
岩手県によると、県内各地でアユ漁は不漁になっているそうです。

今年はもともと新型コロナウイルスの影響で、やな場の食堂は閉めていますが、まとまった予約が入った時だけ、アユを炭で焼いてくれます。
先日、予約のために、冷凍していた今年のアユを焼いていました。             

アユ2







アユのメスを頂きましたが、臭みが全くなく、淡白な味で、とても美味しかったです。

アユ1



和賀川の落ちアユ漁は10月いっぱいまで通常なら行われますが、今年はあまりに少ないことから1011日でやな場を外したそうです。
落ちアユ漁は、大切な食文化でもあります。
来年こそは、たくさんのアユがかかってほしいと願っています。

大隅智子https://www.weathermap.co.jp/caster/osumi-tomoko/



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