こんにちは。
山口県の山崎です。

「密」

これは2020年の世相を表す「ことしの漢字」です。
新型コロナウィルス拡大の世界的拡大により、“三密”という言葉が提唱され、それに伴う大切な方とより“密な関係”を築くきっかけになった年でもありました。


「密」はコロナ禍に揺れた世相をうまく表現していますが、他にも2020年の社会を捉えた漢字があります。

創作漢字大賞


これは「創作漢字」で、はなれてすわる(ソーシャルディスタンス)という意味です。

創作漢字とは、現代日本の世相や生活、将来へ夢膨らむ漢字一字を“創作”するものです。産経新聞社主催で全国の応募を受け、先月24日に発表された最優秀賞が、このソーシャルディスタンスという”創作漢字“です。

本来の「座」の字の“人”の位置をずらすことで距離を取る。
まさしく2020年を象徴している漢字でしょう。

他にも素晴らしい作品がたくさん。

これにならって、私も2020年の天気で“創作漢字”を考えてみました。

0105★ブログ用2-3
読み方・・・台風14号
昨年10月、日本に接近した台風14号の進路を表してみました。
「おじぎ台風」とでも言いましょうか、もともとの予想では中国大陸の方へ進むと思いきや予報が新しくなるにつれて東進してきた台風です。
進路予想が更新のたびに大きく変動したり、実況と予想で大きな誤差があったり、気象予報士としては苦い記憶が残る台風です。
2020年初上陸か?も考えられましたが、結局上陸には至りませんでした。
台風14号
(2020年台風14号 進路軌跡(速報値))




0105★ブログ用2-2
読み方・・・目視観測の自動化
昨年2月3日、「晴れ」、「曇り」といった現在天気、雲量などの目視観測が廃止され、自動化へと運用が切り替わりました(東京や大阪など一部気象台は除く)。
“目”を薄くするとともに、そこに1つ手(点)を加えることで“自”動化の流れを表現してみました。
また昨年は生物季節観測の大幅な廃止の発表もありました。
人間の目で見る作業から機械化へ、ある意味、気象業務としても時代の転換点になったことを感じた一年でもありました。

0105★ブログ用2-1
読み方・・・グレードコンジャンクション
昨年12月、木星と土星が急接近しました。
ここまでの接近は1623年以来、約400年ぶりとのこと。
この天体ショーに興奮渦巻いた方も多いことでしょう。
漢字は、2つの惑星が近づいている様子を表しました(輪は土星の輪を表しています)。
“密”が嫌われた2020年でしたが夜空の天体同士が近づくのはロマンがあり、コロナ禍で喧噪した時代を良い意味で皮肉っているように感じます。

2021年はどんな年になるのでしょうか?
穏やかで明るく将来へ夢膨らむ1年であり、年の瀬には楽しく笑える創作漢字が出来る事を祈っています。

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参考)創作漢字コンテスト 産経新聞社

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