カテゴリ: 社会・経済

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森田正光


先日、聖路加病院の近くを散歩していましたら、
「慶應義塾発祥の地」という、石碑を見つけました。


ちょうど、斎藤孝さんの「現代語訳 学問のすすめ」を
読み終えた時だったので、何か偶然とは思えないような
廻りあわせを感じました。


「学問のすすめ」は、「天は人の上に人を造らず・・・」の
フレーズだけが有名ですが、現代日本人の多くの方には、
あまり縁のない古典のようです。


かくいう私も、今回読むのが初めてでしたが、これがまた実にいい。


斎藤さんの訳のせいもあるのでしょうが、130年ほども前に
書かれたものとは思えないほど斬新で、民主主義とは何か、
なぜ学問が必要かということが、分かり易く語られています。



ところで、福沢諭吉は語学にも明るく、意外に知られていませんが、
「Pacific Ocean」を太平洋と訳したのは
福沢諭吉です。


もともと、太平洋はマゼランによって「発見(西洋人として)」
されました。マゼランは、マゼラン海峡を経て広い海に出た時、
それまでの荒海とは変わって、あまりに穏やかだったので、
思わずスペイン語で「マル・パシフィコ」と叫んだそうです。
それが、英語のPacific Ocean(平和な大海)の
語源です。


天気予報では、頻繁に太平洋という言葉が出てきますが、
諭吉が違う言葉で訳していたら、我々の気象解説も
また違ったおもむきになっていたでしょう。

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増田雅昭です。


日々、天気のことばかり考えていると、
政治のニュースも天気の目線から見てしまいます。

2006年9月26日、安倍首相の就任日。
「この政権は長くないかもなぁ」という予感がありました。
理由は雨です。

就任ニュースの背景に映る雨が強く、あまりに印象的だったので、
その時に何気な~く天気を調べてみてビックリ。

戦後、3年以上続いた政権は全て、
首相就任日の日中は、雨が降っていないんですね(東京)。
また、戦後の長期政権ベスト5は、いずれも昼間に晴れています。

ここ最近だと、
安倍首相の就任日・・・ザーザー降りの大雨
小泉首相の就任日・・・晴れた空に雲少々
森首相の就任日・・・・・雨降り続く
小渕首相の就任日・・・雷雨
でした。まさに雨のジンクスという感じですね。

もちろん、偶然以外の何物でもないでしょうが、
今後、首相になる方は(長期政権を目指すなら)、
天気をちょっと気にされてもいいのかなぁと思ったりもします。

就任日の天気、次の首相はどうなるんでしょうね。
待っているのは、晴天?雨天?それとも嵐?…
ちなみに、日本の南海上では、しばらく雲が発生しやすく、
来週に台風が発生して北上してくる、と計算している予報資料も。
天気も政治も注目ですね。


この話、就任日に雨の予報が出ていたら、しづらいので、
来週の予報がハッキリしない今のうちにしておきました。。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000911-san-pol
https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/masuda_60.jpg増田雅昭(ますだ・まさあき)                                      気象予報士。株式会社ウェザーマップ所属。現在 TBSテレビ「JNNニュースバード」(月~水)4:30~5:30、TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」などに出演中。滋賀県出身、A型。趣味は野球、スノーボード。得意技はスポーツにまつわる天気予報。

森田正光


昨日、「御殿場事件」について天気の観点から書いたが
実は、裁判で天気が扱われることはよくあることだ。
刑事事件に限らず民事でも、天気が重要な役割を果たすことが
ある。


例えば、台風によって船舶の入港が遅れたとする。
そうした場合、そのことを最寄の気象官署に申し出れば、
「気象証明」なるものを発行してもらえる。



「昭和の岩窟王」として有名な、故吉田石松翁は、
1963年(昭和38年)に名古屋高裁で、死刑から一転無罪判決を
勝ち取った。


このときの無罪の論拠となったのが、名古屋地方気象台から
発行された「気象証明」だった。


吉田翁は、1913年(大正2年)8月13日の夜、
現在の名古屋市今池付近の強盗殺人事件の犯人とされた。


ところで犯行時間は21時40分~45分の間。


吉田翁は仕事が終わったあと夕立に遭い、友人宅で雨宿りしていたことが
確認されている。そこで夕立がやんだのは21時20分との気象証明が
弁護側から出された。


雨宿り場所から犯行現場までは一時間以上かかるので、吉田翁の
無実が証明された。


気象証明以外にも、そういう天気だったと推測される場合にも
気象官署は「気象鑑定」という証明書を発行してくれる。

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森田正光



前線南下による雨雲は、主力が南海上に出た。
ただし前線南下後も、内陸では再び雷雲が
発生したりするので、引き続き注意が要る。

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今朝テレビを見ていたら(テレビ朝日)、長野智子さんが
「御殿場事件」の裁判結果についてレポートされていた。


「御殿場事件」というのは、女子高生が10人の少年によって
御殿場中央公園で強姦未遂されたという事件だ。


しかし、状況証拠などから冤罪事件ではないかということで、
判決が注目されていた。ところが判決は、懲役1年6ヶ月の
実刑ということで、被告側の主張は退けられた。


私は詳しく判決文を読んだわけでは無いので、判決について
とやかく言える立場ではない。ただ、有罪・無罪の分かれ目に
天気(降水の有無と強度)が重要な意味を持っているので、
少し私見を述べたい。(内容については長野さんのレポート等を
参考にしました)



女子高生は最初、未遂事件が起きたのは2001年9月16日と
言っていた。それが被告側のアリバイ等が成立すると、9月9日と
証言を変えた。そして、その日、女子高生の証言では
「雨が降っていた記憶はほとんどない」というものだった。
実際、衣服が濡れたということも無かったそうだ。


もし、この日の犯行時(21~23時)とされる時間に
雨が降っていたら、これは被告人側にとって極めて有利な
状況証拠となる。


果たして、当日の天気図は父島付近に台風15号(その後関東上陸)が
あり、東日本から西の太平洋側は、御殿場に限らず各地で断続的に
雨が降っていた。御殿場の気象データでは、3時間で6ミリの雨が
降っている。しかも10分で1ミリ以上降っている時間帯もある。


気象予報士なら10分で1ミリの雨が、記憶に残らない雨なのかどうか、
さらに路面が濡れない雨なのかどうか、判断できるだろう。
気象状況からしても、この判決は????だと思う。


長野智子さんのブログ
http://yaplog.jp/nagano/archive/297

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森田正光


今朝のニュースによると、昨日(8日)
ニュヨークは大雷雨に見舞われたそうだ。
交通関係に大きな影響が出て、700万人の方が
困ったという。


衛星画像(日本時間9日03時)では、
アメリカ北東部の東海上に白い雲のかたまりが
かかっている。上空の偏西風が蛇行して、
季節はずれの寒気が南下し、大雷雨を引き起こしたのだろう。


たまたま昨日、衛星放送でアメリカの天気予報を
見ていた。言葉は分からなかったが、図の感じで
雷雨を予想していることが理解できた。


ということは、天気予報は当たっても、その影響を
最小限にくい止めることが出来なかったということになる。


先日の橋の落下といい、水道管の破裂といい、
アメリカのインフラはだいじょうぶだろうか。


台風7号の情報は、松並さんの文章を参考にして下さい
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08時30分追記(本文一部修正)

08日、ニューヨークのブルックリン地区で、市内では12年ぶりとなる
竜巻も観測したそうだ。地下鉄は浸水、航空機の発着も遅れがでた。
ところで朝からこのニュースを追いかけて(ザッピング)いるが
私の見た限り、テレビ東京以外はこのニュースを扱っていなかった。
結構、大きなニュースだと思うのだが・・・・。


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07時追記
最近、このブログに対して不適当なコメントが大量に
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ありますが、ご容赦下さい。

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