カテゴリ: 文化・歴史

日本でラグビーワールドカップが開催され、連日盛り上がっていますね!

日本は開幕から3連勝中!

初の決勝トーナメント進出が期待されます!


…と、熱く語っていますが、私は別にラグビーをやっていたわけでも、生で見たことがあるわけでもありません(笑)

ただ、ラグビーに興味を持ったのは意外と前で、今から約7年半前に、ラグビー強豪国のニュージーランドに行ったことがきっかけでした。

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図1:2012年に現地で購入したラグビーニュージーランド代表、

   オールブラックスのユニフォームを着た2019年の私。


日本とニュージーランドは似ている?

ニュージーランドは南半球の中緯度にある自然豊かな国です。


地球2
図2:日本とニュージーランドの位置関係

比較2
図3:日本とニュージーランドを白地図で比較

どちらも南北に細長く、心なしか日本と形も似ています。
天気の観点から言えば、どちらも中央には脊梁山脈が通り、山を挟んで気候が異なる点も類似しています。
また、上空には偏西風と呼ばれる強い西風が吹くことも共通点です。

模式図
図4:
地球規模で中緯度帯に吹く偏西風の模式図

■ニュージーランドに伝わる風に関する神話
風に関して、ニュージーランドのマオリ族にはある言い伝えがあるんだそうです。
南半球では度々登場する半神半人の英雄マウイが、全ての風を捕らえて洞窟に閉じ込めました。
ただ、そんな英雄でも西風だけは捕まえられず、西風は今でも逃げ回って吹き続けているという神話です。
この神話が上空の西風をさしているのか、真意は定かではありませんが、今では偏西風は南北の熱輸送や地球自転の影響で吹く風ということが分かっています。
英雄でさえ捕まえられないほどの自然の力に、現地の人々は脅威を感じていたのかもしれませんね。

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図5:逃げ回る西風を捕らえようとする2012年の私
   ニュージーランド南島のダニーデンで撮影(もちろん捕まえられませんでした)

さて、逃げ回る西風のように素早いオールブラックスの次の試合は、今週12日(土)の午後1時45分からです!
ただ、週末は大型で非常に強い台風19号の影響を受ける可能性があります。
今後の台風の最新情報にお気をつけください。


■参考文献
『風の辞典』真木太一ら 著・編集(丸善出版)p18.

※10/7(月)午後1時ごろ、追記して再更新しました。

こんにちは、長谷部です。

先月、韓国ソウルに行ってきました。私は海外に行くと、その国の文化を知りたくて世界遺産に足を運ぶことが多いのですが、ソウル市内にもいくつかの世界文化遺産があります。

今回はかつての王宮だった景福宮と昌徳宮を訪れました。そのうちの景福宮は1935年の朝鮮時代に造られたもので、正宮として、王が政務をしたり、生活をしていたところです。
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景福宮では当時行われていた警備などを担当した守門軍の儀式を再現したようすが見られ、華やかで見ごたえ抜群でした。
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式
政務や生活スペースとなった建物はどれも木造作りで、日本で言うと日光東照宮を思わせるような造りや装飾で、文化の近さも感じられます。

そして、暑さや寒さに対する工夫も施されています。

この正面の扉は、開けて上に収納できるような仕組みになっていて、風通りが抜群によくなるそうです。日本と同じく韓国も梅雨がある国ですから蒸し暑さ対策は昔から大切だったようですね。訪れた日もかなりの蒸し暑さでした。
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さらに、韓国といえば昔から長く使われている「オンドル」=床暖房です。家の横には炭を置く場所があり、そこからの熱気が家の床の下を伝わって、煙突から煙が出て行く仕組みです。今でも形を変えて残っているところがあるそうです。
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床暖房はかなり優れたシステム、そして昔の日本にはないものです。
韓国ソウルは、古都京都や東京よりも北に位置していて、北緯は福島県あたりと同じです。さらに大陸との間に日本海を挟んいる日本とは違い、大陸からの冷たい空気、シベリア高気圧の影響を冬にダイレクトに受けるので、日本よりもはるかに気温が低くなります。
ソウル東京京都の月気温
【ソウルと東京、京都の最低・最高気温の平年値】

韓国ソウルでは、12月から2月は氷点下10℃になることもあります。よくよく考えれば納得、冬の寒さは日本以上に命に関わる大きな問題だったはずです。

文化の発展も気候が大きく関わっていることを今回も痛感する旅となりました。


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