2006年11月25日

穀取買い、東工取売り!!

とうもろこし  押し目待ちに押し目無し、特急電車に飛び乗ってみるか!!

ファンダメンタルズの強さに加え、アルゼンチンの輸出停止やドル安が買い材料となり週末のシカゴ12月限は369セントと4日連続の新高値更新で終了しています。高値警戒感は強まっているものの、ファンドのテクニカル買いは続いており、これは年金系資金などの新たな資金がとうもろこし市場に流入しているためと思われます。国内市場は、当限、期先が安く、期中5月、7月限が高い天狗ざやといった形態となっています。確かにシカゴ市場も、07年5月限が391セント、7月限394セントに対し07年12月限は361セントと30セント以上の逆ざやとなっていますが、国内とうもろこし市場では非常に珍しいサヤ形態といえます。これは、値頃感から先限に新規買いが入りづらい中、安値売りの残っている限月を狙って、買い戻しを強要する動きが出たためと思われます。こうしたテクニカル的な動きも、週末のシカゴ市場が6セント高と明確に高値を更新していることから、今週は再度先限中心に買われる展開となって行きそうです。13日の24510円を上抜いてくると売り方の買戻しが入ることが想定され、シカゴ次第では一気に上値を追っていくケースも有ります。先週まで各駅停車のスピードだったとうもろこし相場は、週明けから特急電車のスピードで上昇していく可能性が高くなっています。目先のアヤ狙いの売りは避け、ここは買い一貫で望むところと判断します。
大豆も、とうもろこしに対する割安感や、好調な輸出需要に支えられ週末は684セントと一代の新高値まで買われています。とうもろこしに比べファンドの買越し比率がまだ低いことから、とうもろこしが高い間は大豆も買われていく展開が続きそうです。

石油製品   上値重たい動き!!

アラスカの寒波による供給懸念から60ドル回復のNY原油相場です。しかし、その後の全米週間在庫統計で原油在庫が予想外に増加していたことや、米北東部の暖冬から再度60ドルを割り込んでおり、上値の重い状態が続いています。OPECの再減産や、灯油シーズン入りといった事から先高期待は強くなっていますが、米国景気に対する減速感からの需要減少懸念も強く残っており、まだ下値を探る展開が続きそうです。国内製品も、ガソリン中心にファンドの売りポジションが増加しており、NY同様上値が重くなっています。特にガソリン期近の需給関係が悪化しており、先週末の納会値が50700円と安納会であったことを考えると、サヤを買っている先限は余計売られやすい動きと判断します。

金   NY630ドル台が重い!!

クリスマスに向けての宝飾需要期待や、ドル安見通しから先高期待が強くなっている金相場です。また、カルパースの商品投資決定から、他の年金基金もこれに続くとの見方が強くなっており、金にとっては追い風と見られています。しかし、ETF(上場投信)や年金資金は、長期的な投資スタンスを取っていることから、すぐの金買い材料にはならないと見ています。むしろ、米景気の減速懸念から、金需要も盛り上がらない可能性も高く、最近の金市場への資金流入に勢いが無いことを考えると、630ドル台を大きく上抜けすることは難しいと思われます。本格的な上昇は来年以降と見て、戻り売り対処で望みたい金相場です。

ゴム  まだ戻り売り!!

11月限納会は、前日比4円80銭安の171円と急落納会となっています。納会での現物の受け手難を見る限り、期近の需給関係はかなり悪化しており、当限に回る12月限が175円台であることを考えると、納会値171円を意識したサヤ滑りが想定されます。週明けには、5月限が発会してきますが、すでに12月限と4月限のサヤが12円程度付いており、更に順ざやを拡大した格好で発会されることが予想されます。需給環境が緩んでいる現在の市況では、順ざやを買っていくことには無理があり、従って値頃からの買いで値が戻っても一過性の戻りとなりそうなことから、其処は売り場と判断します。

アラビカコーヒー   高値挑戦場面!!

NYコーヒーは15,16日に大きく調整安を入れたことから、天井との見方も広がりましたが、直後の切り替えしを見る限りファンドの買い意欲はまだ強いと判断出来ます。現在、産地のブラジルは開花期に入っており、この評価に関しては余り良くないとの指摘も出ています。基本的には、来年は「裏作」の年となるため、需給関係はタイトになりやすいことから、これからの大きな下落は無いと考えます。穀物相場の高騰から、ファンドの買いが入りやすい環境にあり、120セントを突破すると今年の高値124セント、05年の137セントを目指す可能性も高くなります。押し目買い一貫で対処と見ます。

ドル:円  一気に円高の流れ!!

米景気減速懸念から、ドル全面安場面となっています。中国、ロシアなどの各国中央銀行の外貨準備におけるドル離れや、米国の財政、貿易赤字削減にドル安政策もありえるなど、ここに来てドル売りの流れが加速しそうです。テクニカル的には112円台を目指す動きと見ています。


wtoshi30221 at 17:01│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔