2007年01月06日

乱戦模様の商品相場!!


とうもろこし   4ドル相場前の調整!!

昨年末に、シカゴ市場392セント、国内25490円と高値更新で終ったとうもろこしですが、年明け後は一転、シカゴ、国内共に急落場面となっています。年末に大きな上値目標であった4ドルを達成できなかったことや、原油価格の急落などが背景となっていそうです。また、現在史上最高規模に膨らんでいるファンド買いが、年明け以降ポジション整理に動くとの観測も手仕舞い売りを加速させています。しかし、エタノール需要の増加などによる需給ひっ迫状態に何ら変化は無く、12日の米農務省発表では、更なる生産量の下方修正も予想されることから、今回の下落は一過性の調整に終る可能性が高いはずです。今回、調整安を入れたことにより、次の上昇場面はいよいよ4ドル相場トライとなりそうです。ここは押し目買いに徹していく場面と判断します。

大豆   出遅れ感強い!!
とうもろこしに比べ遅れ感の強い大豆ですが、今年度の作付け面積が大幅減少するとの見方が強く、今後人気化しそうな気配です。やはり押し目買い一貫で対処と見ます。

石油製品   暖冬で需給緩む!!

米国北東部の暖冬から、灯油需要の減少を背景にNY原油、製品共に年明けから大幅下落となっています。特に、原油価格は2日で5ドル46セントの下落となっており、一部ではヘッジファンド破綻の噂まで出ています。国内製品市況も、NY安を受け、年明け2営業日で3,500円近い下落となっています。国内も暖冬のため、灯油需要が伸び悩んでおり、又ガソリンも販売不振の状態が続いています。今週は、値頃感からの下値抵抗場面もありそうですが、需給が緩んだ状態では戻りも限定されそうです。また2日間の下落で、テクニカル的にも年末までの買玉が高値掴みとなってしまい内部要因も悪化しています。したがってガソリン、灯油共に戻り売りと判断します。

金  ファンド買いは続かず!!

昨年末に640ドル台まで値を戻し、年明け後の更なるファンドの資金流入に期待が高まっていた金相場ですが、米雇用統計後のドル高や、非鉄金属の急落から予想に反しファンドは買いポジションの整理売りに動いています。週末には一時603ドル台まで売られており(引け値606.9ドル)昨年末までの戻り基調にヒビが入った状態となっています。景気見通しや、金利政策、為替の動きに不透明感が強く、金そのものに大きな材料もない事から、当面大きな金価格の上昇は無いと考えます。600ドル割れに対する下値抵抗は出そうですが、材料難から戻りは売られそうな金相場です。

アラビカコーヒー  大相場の期待!!

昨年末130セント目前まで買われたNYコーヒーですが、年明けの他商品安に連れて120セントまで調整を入れています。ブラジルの裏作年に当たることから、今年のコーヒー生産は大幅減産が予想されることから需給ひっ迫懸念は強くなっています。春の天候相場に向け、上昇基調は継続していくものと思われます。国内は、順ざやになっていることや、他商品の値動きが激しいため、まだ人気化していませんが上場以来の高値を更新してきており、先高期待は強いと思われます。今週の押し目は絶好の買い場となりそうです。

ゴム    年末天井か!!
 
年末に255円50銭と、安値188円50銭から67円の上昇を見せたゴム相場です。しかし、さすがにこの高値では、商社機関店や、海外輸出業者と見られる売りがでており、年明け以降2日間で13円弱の急落となっています。中国の実質関税引き下げや、生産国の価格対策など買い材料は多いものの、東京市場の急騰で産地価格も上昇しており、買い材料はある程度消化された相場と考えます。2番天井を取りに行く可能性はありますが、ファンドの大量買いが残った格好となっていることから、戻りは売られる相場と判断します。


wtoshi30221 at 18:21│Comments(0)TrackBack(0)

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ボロナベ
相場歴25年、某投資会社で投資相談の仕事をしながら、個人でも相場に取り組んでいます。成績は、25年間相場の世界で生きてきたことが全てを物語っていると自負していますが、やはり山あり、谷ありですね
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