2007年01月13日

いろいろ大変!!


とうもろこし

12日発表の米農務省報告と同時に、シカゴとうもろこしはストップ高張り付きとなっています。需要面の数字に大きな変化は無かったものの、最終生産高、期末在庫が事前予想を下回ったことから買いが殺到、3月限で未執行の買いが約8万枚残ったようです。今回の農務省報告により、需給ひっ迫がより厳しい状況となっています。更に、先日の報道にもあったように来年度以降エタノール需要はさらに10億ブッシェル増加の予想が出ており、とうもろこしに対する人気はますます過熱していくと思われます。押し目買い継続のとうもろこしと判断します。
大豆の需給報告は強気の数字では無かったものの、とうもろこしのストップ高を見てこちらも買いが殺到、一気に7ドルを買い切っています。今後もとうもろこしを見ながらの動きが継続していきそうです。

アラビカコーヒー  高値指向!!

裏作年の大幅減産を背景に、130セントまで買われたNYコーヒーですが、本格的な天候相場期にはまだ時間があるため、118セントまで調整を入れています。しかし、コーヒー独自の材料には乏しいものの、穀物市場が急騰していることからファンドの買いを呼び込み易い状態になっており下値は限定的と考えます。押し目買いのコーヒー相場です。

ゴム   戻り売り!!

インドネシアが10%の輸出削減を決定したことや、タイのウィンタリング(落葉木、減産期)が近づいていること等から、年明けの調整安から一気に14円強の上昇を見せているゴム相場です。ただし、日計り中心に出来高は多いものの、総取組高が減少傾向を強めていることから息の長い上昇は難しいと判断しています。また、最近の高値場面でファンドの買いポジションが大幅増加していることから、ここから更に値を上げる場面は戻り売りと判断します。

石油製品    暖冬で需給緩む!!

NY原油は、米北東部の暖冬による灯油需要不振をきっかけにファンド売りが殺到、年明けの60ドルから一気に51ドル台まで10日余りで9ドルの下落を見せています。さすがに、週末は米国市場が3連休に入るためポジション調整から53ドル手前まで値を戻しています。この大下げで、連日過去最高の出来高更新となっているNY原油ですが、短期間で大きく値を崩しているだけに戻りは売られ易い展開が想定されます。国内製品も、NY同様急落状態です。灯油が、暖冬の影響でこの時期としては異例の在庫増となっており、またガソリンも販売不振から店頭市況の軟化に歯止めがかからない状態となっています。NY同様国内製品も、戻り売りの相場と判断します。

金   ドル高、原油安では戻りにも限度が!!

原油急落に歩調を合わせるように604ドルまで値を崩したNY金ですが、週末には原油の反発や、穀物の急騰に626ドルまで値を戻しています。米経済の堅調に利上げ観測も出ていますが、原油価格が大幅安となっていることから、インフレ懸念は後退していると考えます。金独自に決め手となる材料が無いことや、ドル高、原油安の流れは続くと思われることから、金は戻り売りの展開が続くと考えています。
白金は、ロシアの輸出割当廃止に伴う、輸出業務の混乱から買い人気が強くなっています。ロシアがらみの噂で価格は上下にブレやすい状態ですが、昨年のETF騒動でも見られたように、値が戻る場面は売りと考えます。




wtoshi30221 at 19:46│Comments(0)TrackBack(0)

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ボロナベ
相場歴25年、某投資会社で投資相談の仕事をしながら、個人でも相場に取り組んでいます。成績は、25年間相場の世界で生きてきたことが全てを物語っていると自負していますが、やはり山あり、谷ありですね
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