【茨城】夜空に浮かぶ「天の川」を観賞しながら、「光害(ひかりがい)」という過剰照明による環境問題を知ってもらおうと、茨城大(水戸市、池田幸雄学長)の同好会「光害対策プロジェクト」のメンバー19人が、県北で天の川が見える地域をまとめたマップ(A4判カラー2ページ)を2400部作成した。メンバーは「地元自治体と連携して町おこしにつなげたい」と話し、マップの調査結果を生かした星空観賞のツアーも計画している。

 環境省がまとめたガイドラインでは、光害を「人工光の不適切な使用などで良好な光環境が阻害されている状況や、その悪影響」と定義。夜間照明によって稲の生育が遅れるなど、動植物への悪影響も報告されている。

 マップ作成は「光害と絡めて、天文の面白さを広く伝えたい」と同大理学部理学科の檜木梨花子さん(3年)が呼びかけ、2年前から始めた。県内各地の夜空の状況を知るため、スカイ・クオリティ・メーター(SQM)と呼ばれる手のひらサイズの測定機器を使ってデータを収集。同時に一眼レフカメラで夜空を撮影した。

 08年冬には水戸市内144カ所、昨冬は同市内と県北7市町村計160カ所を調査。JR水戸駅を中心に同心円状に空が暗くなっており、水戸市で一番暗かった森林公園(同市木葉下町)でも、自然の暗さより明るく、市街地の光の影響を受けていることが分かった。

 一方、県内にも大洗海岸(大洗町)、里美牧場(常陸太田市)など天の川がきれいに見える場所を発見。条件が良ければ見える範囲と無条件に見える範囲を分け、お勧めスポット11カ所を地図に落とした。今夏に旅行会社と連携して予定する観賞ツアーについて、檜木さんは「夜空を楽しみながら参加者と光害について考えたい」と話している。【杣谷健太】

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