全国公私病院連盟(公私連、竹内正也会長)と日本病院会(山本修三会長)は3月10日、来年度の診療報酬改定の説明会を東京都内で開いた。中央社会保険医療協議会(中医協)で委員を務める公私連の邉見公雄副会長は冒頭、竹内会長の代理としてあいさつし、「バックギアからフロントギアに行って、救援機の爆音が少し聞こえてきた」と10年ぶりのプラス改定を評価した。

 あいさつの後、邉見副会長は「中医協委員としての発言」と題して講演。日本医師会の執行部が外れた昨年秋の中医協人事に関連して、「(診療側は)機関決定がなかった。みんな、現場あるいは患者本位の意見を言ったので、今回の診療側の委員は割とまともな議論をしたと思っている」とする一方、「どちらかと言うと、支払側の委員に新人が多く、バックの機関決定を重視して、柔軟な対応に欠けていたと思う」と苦言を呈した。
 来年度改定については、「急性期看護補助体制加算」の新設と「医師事務作業補助体制加算」の拡充を目玉とし、「この二つは、民主党政権が無資格者を医療に入れようと、医療を雇用の受け皿にしようというのが見て取れる」と述べた。


【関連記事】
明細書、窓口対応と入金機の併用は「非常に微妙」―厚労省
2010年度診療報酬改定を告示
勤務医の負担軽減策、9つの点数に拡大
明細書、「正当な理由」あっても求めあれば発行-電子請求義務化の医療機関
地域医療貢献加算、複数診療所の対応も可

サリドマイドの副作用解明=手足の成長たんぱくを妨げ-東工大など(時事通信)
「仕分け」第2弾来月から、自・公予算の検証も(読売新聞)
“ミスター年金”事務所視察で指示連発(読売新聞)
野口さん、母校の小学生と交信=「楽しいことの連続」-兵庫(時事通信)
【二〇三〇年】第5部 日本はありますか(3)増える“日本人”(産経新聞)