3日午前10時半ごろ、埼玉県日高市高萩のマンホールの清掃現場から、「作業員に呼びかけても返事がない」と見回りの市下水道課職員が119番した。駆けつけた消防隊員が下水道管の汚水槽(深さ約5メートル)に沈んでいる男性2人を発見。間もなく死亡確認された。

 埼玉西部広域消防本部によると、マンホール内は低酸素状態だったといい、酸欠で意識を失った可能性もある。県警飯能署が身元を確認するとともに原因を調べている。

 同署などによると、2人は40代と50代とみられる。清掃業務を受注した市内の業者の下請け作業員で、うち1人は派遣社員らしい。午前9時半ごろから汚水槽の汚泥や汚水を取り除く作業をしていた。

 市下水道課によると、作業前に安全確認のためマンホール内の酸素濃度を測ることになっている。酸素濃度計とマンホールへの送風機が現場に到着する前に作業を始めたとみられるという。【町田結子、久保玲】

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