ヘルスケア分野で活躍できる人材の養成を目指して、国際医療福祉大大学院は今年度、医療経営管理分野で「医療経営戦略(h-MBA)コース」を開設した。対象は医療機関の医事課などに勤務する社会人らで、初年度は約30人が受講する。

 同コースでは、経営幹部養成カリキュラム(共通講義)にケースメソッドや演習を組み合わせ、医療・福祉経営に精通する人材の育成を目指す。演習プログラムは、▽経営管理▽データ解析▽医薬・医材マネジメント―の3つで、学生が入学前に選択する。
 データ解析演習では、受講者が勤務する医療機関で使用している公開可能なDPCデータや財務データを持ち寄って分析や課題抽出などを行い、経営戦略の立案方法などを学ぶ。

 4月12日の公開講座で講義を行ったデータ解析演習プログラムの責任者である高橋泰教授は、「データと現場の医療を結び付けられる人材を養成したい」と述べた。

■事務職は「臨床の中身を知って」
 講義で高橋教授は、病院の事務職が診療などのプロセスを「管理」しなければ、「病院自体の収益や質が保てなくなる」と指摘。患者が入院してから退院するまでのプロセスや臨床の中身を把握し、主要な手術などに関する医療知識を身に付ける必要があるとの考えを示した。また、医師や看護師など現場で働く医療従事者には、「日ごろの仕事がどうやってお金になるかをしっかり知ってほしい」と述べた。


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