2012年10月04日

現代人は昔の人々に比べてアレルギーや免疫疾患にかかりやすいことが知られている。その原因として、生活環境の過度の減菌によって、発達段階にある子供が十分な量の病原菌に触れなくなったことで、免疫系の発達が妨げられているという衛生仮説が唱えられている。

そこでこの度、家庭衛生に関する国際科学フォーラム(International Scientific Forum on Home Hygiene)のレポートで、衛生仮説が唱えられてから20年以上の様々な研究の精査から、免疫疾患の増加は過度の減菌が原因ではなく、触れる微生物の種類が変わってしまったことで起こっていると結論付けられた。

かつて感染症は人類の脅威であったが、殺菌方法の発達や抗生物質の発見により、微生物の組成は大きく変わった。しかし綺麗にみえる都市部であっても、実際には細菌、ウイルス、カビなどにまみれている。それらはかつての環境と大きく違い、現代人の免疫系の発達妨げる結果となっているようだ。

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元記事:
Increase in Allergies Is Not from Being Too Clean, Just Losing Touch With 'Old Friends'
http://www.sciencedaily.com/releases/2012/10/121003082734.htm

参照:
レポート
http://www.ifh-homehygiene.org/IntegratedCRD.nsf/a639aacb2d462a2180257506004d35db/00bf50c9379c013c80257a7f0043aaa2?OpenDocument

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