機神咆吼デモンベイン 12話 「STRANGE EONS(最終回)」

決して長くなかったデモンベインも今回で最終回。ラストの纏め方としては予想よりも結構上手く行ってたように思いましたが、果たして世間の評価はどうなっているのやら･･･。

最終決戦の前、アルの「一人で戦う」との決別宣言に対し九郎はそれを否定、一緒に戦う決意をする･･･いや〜、不覚にもちょっぴり感動してしまいました(笑)
やっぱアルって可愛いなぁ(*´∀`)デモンベインが終わって悲しいのは極端に言えばアルが見れなくなることだけですからねｗあ、あとエルザも(笑)

九郎とアルは共にヨグソトースの門をくぐり、マスターテリオン＆ナコト写本との最終決戦に挑みます。
最終決戦の描写は微妙に端折られる様な嫌な予感がしてたのですが、思ったよりも中々の迫力とボリュームで描かれていて満足でした。やっぱ前回のようなティトゥスのみたいな扱いにだけはなって欲しく無かったですからね(笑)

結局全ての黒幕はナイアさんだった訳で･･･マスターテリオンと九郎の凄まじい戦いも所詮ナイアさんにとっては規定事項ということでしょうか。シャイニング･トラペゾヘドロンの力を双方に与えた(？)のも全てナイアさんの仕業ということですかね。
まぁ結局それに気付いた九郎にナイアさんはあっけなくやられてしまうのですが、何だかこの辺りは回りくどくてちょっと分かりにくかったです(汗)原作やったの大分昔だから完全に忘れてしまってるし･･･

ラストは九郎とアルが再会して無事にハッピーエンド！終わらせ方としては非常にすっきりしてて良い感じですね。

さて･･･デモンベインも遂に終わっちゃった訳ですがここで総評を書きたいと思います。
これは私だけでなく、殆どの感想ブログさんや皆さんが考えていることだろうと思いますが、とにかく1クールじゃ足りません。序盤と終盤はまぁ良かったものの、物語の様々な部分を形作る中盤において非常に駆け足的な展開になってしまったために原作をやったことが無い人にとってはとても分かりにくいという印象が残ったと思います。かく言う私は原作をやったことがあるくせにあまり話しが判らないままどんどん先に進んでしまいました･･･まぁやったのは半年くらい前だしまだライカさんルートもやってないし(笑)とにかく12話では足りないというのは事実です。
しかし･･･これが2クールになると多分中盤あたりはすごくダレた展開になったと思います。確かに原作は長いですが、その原作において中盤あたりですごく面倒臭くなったような記憶があります。2クールにすると確かに物語としては隅々まで余す所無く描ききれるとは思いますが、展開的にもうダレてしまって中盤あたりで見切る人も多かったと考えています。個人的には1クールと2クールの間くらいが丁度いいかな、と思いましたが･･･これは無理かｗ1.5クールとか聞いたこと無いですし(笑)
作画、キャラ、音楽などに関しては満足です。特筆すべきはアルとエルザにはかなり萌えを感じた点でしょうか(笑)いやー、この2人が見られなくなるのはやっぱ残念という他無いですね〜。

総括すると、やはり原作の良さを存分に生かしきれてないとは言え中々奮闘した感じでしょうか。個人的にはそこまで苦痛にならずに見ることが出来ましたし、満足です。12話構成ということで特に構成スタッフの皆さんは苦労されたと思いますが･･･それもひっくるめてスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

最後に･･･アニメに不満を感じた方は、原作のゲームをやってみることをオススメします。多分しつこいくらいにデモンベインの世界を全て知ることが出来ますから(笑)

Comments

1. Posted by モノたん   2006年08月19日 19:02

このアニメのひどさはスタッフのせいじゃない・・・
クールの少なさだったんだ・・・・！
遅くなりましたけどTBありがとうございますｗｗｗ

2. Posted by 南城 健介   2006年08月20日 12:32

>>モノたんさん
コメントどうもありがとうございます〜。

そうです！スタッフさんは頑張りました！全ては1クールという狭き枠に押し込まれたという悲劇だけです！(笑)
DVDで何らかの補完があるかどうかは判りませんが、このままにしておくにはちょっと勿体無いアニメですからね･･･どうなるんでしょうか？