xeseaのブログ

2010年12月

~なうは、今現在~にあると言う意味で使われる言葉である。
2010年年末現在でおそらく賞味期限が過ぎてしまった言葉であるが、発祥が気になったので調べてみた。

~なうの発祥は諸説あるが日付がだいたい確認できるもので古い順に並べていく

①IRC発祥説(199x年? 証拠無し)
第0回「なう」の人。
 この記事によると、PHSによるWeb接続サービスを使いはじめの頃にIRC(とりあえず、スカイプのメッセージ交換のようなもの)内で~なうと言う言葉ができたらしい。
@dobutas「(IRCに)つなぎながら移動するというね。電車の中ですらできるという。そこで『東海道線なう』という名言が飛び出したわけです」

もっとも、IRCはログが残っていないようでこれは確認できていない。確認できると本人が主張するものが2002年ということらしい
@dobutas「つなぎながら移動するというね。電車の中ですらできるという。そこで『東海道線なう』という名言が飛び出したわけです」


もっともこのログは本人達も保管していないようなので、根拠としては微妙な所である。また、この記事によると「2002年のボクのweb日記」に~なうがあるらしいが、見あたらない。
@dobutas「記録をあさって見ると、2002年にボクのWeb日記に『はかたなう!』という言葉があって、これが現存する最古の記録であると。新幹線の写真とセットでね(笑)」


②Web日記説(2003年 証拠有り)
2003/04/29 あきはばらナウ。
Web日記は説というより、いちおうの証拠として見ることができる最古の~なうである。
 Twitterのサービスが始まるのが2006年7月なのでこの3年前と言うことになる。証拠もあるのでかなり有力ということになるだろう。

③mixi発祥説(2004年 MIXIの証拠無し、mixi以外の証拠有り)
茶箱なう
 この人の主張によると2004年暮れがはじめてmixiで伝搬したらしい。もっともmixiなどで流行った証拠は挙げられていない。
2004年暮れぐらいから一部で使われ始め、mixiなどを通じて伝搬していったものが、相性の良さからtwitterで広まったというのが正しいだろう

 mixiのサービスが始まるのは2004年2月なので、これより古くはさかのぼれそうもないので発祥としては少し弱いかも知れない。

ということでだいたいこの三説が古くて有力と思われる。①の説がもっとも古いと言う気もして説得力もあるのだが、いかんせん証拠がない。とりあえず、②のWeb日記発祥説が最有力ということにする。

2TBのHDD SAMSUNG HD204UIが7000円割れしたというニュースがある。
HDDが通常価格で7千円割れに

このHDDはFirmware Version: 1AQ10003以外の場合は、特定環境(Intel P45(ICH10?)/NVIDIA/AMD+ソフトウェア)でデータが破損するエラーが報告されている。詳細は下記のウェブサイトを参照。
Using smartctl with Samsung F4 EcoGreen drives may result in data loss
この問題は、2010年12月13日付けの最新のファームウェア(Firmware Version: 1AQ10003)で解決されているが、現在売られているHDDが到底最新のファームになっているとは思えないので要注意。
 Firmwareの場所はここ
A 38.(Samsung HDD Firmware)

ファームの確認にはCrystalDiskInfo 3.9.4a [2010/12/16]以上が必要となる。
CrystalDiskInfo作者による日本語の情報としてはここを参照
SAMSUNG HD155UI/HD204UI をご利用の方に非常に重要なお知らせ

 この手の深刻なエラーがあるデバイスは、ファームウェアで改善しようとも、手を出さない方が吉という経験則は信じた方がいいかも続きを読む

アメリカ現地時間12月22日の早朝からSkypeで通信障害が発生したようだ。

原因はSkypeのいくつかのversionについて発生した問題のせいでSupernodeが利用できない状態になっているためとのこと。
Under normal circumstances, there are a large number of supernodes available.
Unfortunately, today, many of them were taken offline by a problem affecting some versions of Skype.
Skype downtime today


Skypeでは新しいmega-supernodesを立ち上げて復旧をしているとのこと
Our engineers are creating new ‘mega-supernodes’ as fast as they can, which should gradually return things to normal. This may take a few hours, and we sincerely apologise for the disruption to your conversations.


Twitterによると復旧しつつあるとあるが10時40分現在でもまだ接続はできていない。
Skype now returning to normal
Skype-Twitter

 政治家による、あるカテゴリーの人間への攻撃に見て見ぬふりをしてたらいつの間にか攻撃が当たり前になり、自分が攻撃されるという有名な詩がある。wikipediaによると、広く流布しているバージョンは、
ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。
ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。
ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。
ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。
彼らが最初共産主義者を攻撃したとき

だそうである。Wikiにも書いてあるとおり、この教会というのはちょっと疑問があるのでオリジナル版を調べてみた。

オリジナル版はドイツの歴史の研究者のウェブサイトに順番だけが示されている。それによると、1946年に発表されたオリジナル版の順番は
Martin Niemöller's famous quotation
1.共産主義(Communists)
2.障害者(Incurably sick)
3.ユダヤ人とエホバの証人(Jews or Jehovah's Witnesses (depending on which speech)
4.ナチスドイツに占領された国の人々(People in countries occupied by Nazi Germany)

だそうである。

 石原慎太郎都知事が最初に強姦・近親相姦漫画をターゲットにした根拠は「世の中には変態ってやっぱりいる。気の毒な人で、DNAが狂っていて。やっぱりアブノーマル。幼い子の強姦(ごうかん)がストーリーとして描かれているものは、何の役にも立たないし、(百)害あって一利もない」(性描写漫画「一利もない」=規制条例の成立で-石原都知事)かららしい。次のターゲットは同じく気の毒でDNAが狂っていてアブノーマルの三拍子揃っている同性愛のようである。どうやら四選を目指すらしい石原都知事が次のターゲットが決定したようである。

「東京都の石原慎太郎知事は7日、同性愛者について「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」と発言した
石原都知事:同性愛者「気の毒」

 遺伝子やらDNAが狂っている障害者である変態に対して鉄槌を下した石原都知事が次に同性愛に対して無慈悲な鉄槌をおろす日はやってくるのだろうか?

 厚生年金と国民年金の積立金は年金積立金管理運用独立行政法人(以下GPIFとする)という天下り団体が運用を行っている。この団体が資金を効率的に運用することにより、高い利回りを得ることができるという主張に基づいて行われているようだ。

 GPIFの出している平成21年度業務概況書の5頁によると

【資産構成比】
67.54%(国内債券)
11.57%(国内株式)
7.96%(外国債券)
10.39%(外国株式)

 国内債券は財投債(16.75%)と市場運用債券(50.79%)に別れる。市場運用債券に占める日本国債の割合は不明である。

 上記概況書34頁には、証券会社等々に支払う運用のための手数料コストが附されている。手数料コストの総額は258億円(平成21年度)で最も高い年度で343億円(平成19年度)である。ちなみに各資産毎の手数料構成比は

【手数料構成比】
27.52%(国内債券)
25.58%(国内株式)
23.26%(外国債券)
23.64%(外国株式)

 となる。資産と手数料との比率に着目すると外国債券や外国株式の手数料は異常に高いということがわかる。ではどのくらい高いのかを見える化すると以下のようになる。
ACIH21

 国内債券の資産/手数料が圧倒的によいことがわかる。しかし、これでは何倍効率的かがわかりにくいので国内債券の資産/手数料を指数化(1とする)し、その逆数を取ったグラフを示す。
これにより、国内債券手数料に比べて他の資産の手数料が何倍かかっているかがわかる。
ACIH21-02rev

国内債券と比較すると他の資産は少なくとも5倍以上手数料がかかっており、外国債券に至っては7倍もの手数料がかかっていることがわかる。わかることは以下の通り

①国内は他の全ての資産と比べて手数料的には得
②国内では債券は株式と比較して手数料的に得
③海外では債券は株式と比較して手数料的に損
④国内運用と海外運用では海外運用の方が手数料的に損

この中で③はおかしいように思われる。つまり、外国債券の大部分は外国国債なかでも米国国債と考えられる。GPIFの外国国債のベンチマークにおいて米国国債(10年もの)が用いられていることからも推認できる。GPIFのような団体が米国国債を保有する手数料が国内債券を保有するのにかかる手数料の7倍以上というのは異常である。また、外国株式よりも外国債券の方が手数料が安いと言う自体もなんか変である。GPIFは英文の請求書なら何でも支払うとか、その手の妙なぼったくりにあっているのではないだろうか。

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