2006年10月13日

横浜デート

 10月の始めに、年に一度の健康診断をかねて、実家に里帰りをした。毎度の里帰りでは、4歳の甥っ子への「甥っ子孝行」が恒例になっていて、いつも遊び相手になっているのだが、今回は思い切って彼を家から連れ出し、二人きりで横浜にデートすることにした。
 しかし、いざ連れ出してみると、彼がなにをしたら喜ぶのかわからない。海でも見せたら喜ぶかと思って、赤レンガのあたりまでわざわざ連れて行っても、「うん。海だね。」と割とアッサリな回答。そういえば、最近彼は家族旅行で沖縄にいったばかりだ。きっともっと輝くような海をたくさん見てきたのだろう。結局そこには長居せず、さまざまな名所を回る赤い遊覧バスにのって、桜木町駅へ。すると、甥っ子が突然足を止める。桜木町駅前のバスロータリーには観光のバスや、タクシーなどいろんな車が次々にはいってくる。高架を走る電車は京浜東北ばかりでなく、時に貨物列車が走ることもある。遠くには船が見えて、たまたま盲導犬募金キャンペーンをしていた団体が、たくさんの犬を連れて歩いていた。
「気に入った!!」と、桜木駅の隅にあるブロックに甥っ子は突然腰をかける。私は4歳のこの甥っ子の小さな心を、なんにもわかってあげてなかったんだな〜と思う。彼にとっては山下公園やマリンタワーよりも、桜木町駅のこの雑踏が、ゴールデンスポットだったのだ。
 「大きくなったら何になるの?」との問いかけにも、眉間にしわを寄せて散々考えた挙句、「・・・キャベツ。」と答えるこの甥っ子の心を、私はなんにもわかってあげられないと思う。だけど私は彼にとってせめて、日本に帰るたびに、甥っ子を甘やかす、だめなおばちゃんでいてあげたいな。甥っ子よ、いっぱいご飯をたべて、きっと元気に大きくなってね。  
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2006年09月25日

One World One Dream!

 三ヶ月ぶりにこのブログを更新しています。新しいことを始めたり、なにかやりたいことがあったりすると集中してしまうタチのようで、私の意識から少しずつ存在感を消しつつあったこのブログに対しては、書けない日が何日か続くと、重い腰はますます重くなり、文字を打つ手は石の様に固まって、はしでもてこでもうごかくなってしまうのでした。。・・・言い訳は以上です、、、。。。
 早速、農場ツアーの報告を。前にこのブログでも紹介した農場ツアー2回目を行いました。今回は「少人数で遠足感覚、農場管理者と交流しよう。」をテーマに、まったりゆったりのんびり旅行になりました。前回は行かなかった果樹園も見れたりして、参加してくれた人も満足して帰ってくれたようです。彼女の無農薬野菜を買う私の友人も日に日に増えていて、食に対する注意度の高さがよくわかります。
 11月には「食と健康」をテーマにシンポジウムを行う予定があり、またこういう機会を通じて、環境に興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思います。中国の人たちとももっと一緒にやりたいな。北京大学の授業で偉い先生が言ってました。How on Earth can we live togerther? One World, One Dreamというわけです。。
 ブログを書かなかった三ヶ月、もっと色々なことをしていたんだけど、今日はとりあえずこのへんで。
 

  
Posted by xiaobaihe77jp at 19:15Comments(1)TrackBack(0)金魚の考える環境問題

2006年06月14日

真夜中のギター

 最近ギターを習いはじめた。音楽は好きだけど、ギターなんて全然興味はなかったし、アコースティックとかクラシックとか、ギターにいろんな種類があることさえ知らなかった。
 最初は授業がいやでいやで仕方なかった。先生は口ではやさしく「ゆっくりやりましょう。」というけど、目は笑ってなくて怖かったし、練習ための単調な曲は、ただ指の運動みたいで音楽とは思えなかった。
 でも最近聞いた事のある曲に少しずつ挑戦できるようになってきて、少しずつギターへの気持ちが変わり始めた。特に、真夜中にひとりでギターをひくのは、割と気持ちのいいものだ。
 夜中のギターは、明日の仕事を気にしなくてもいい、妻の特権。早く上手に弾けるようになりたいな。  
Posted by xiaobaihe77jp at 04:24Comments(2)TrackBack(1)金魚の日記

2006年06月11日

Happy Wedding!

昨日は世界遺産の天壇公園の中で、中国のお友達の結婚式が行われました。総勢200名が参加する大イベントで、歌あり、スピーチありの感動の結婚式!



 綺麗に晴れ渡った空の下、大勢の家族や友人に囲まれてお祝いされている二人は本当に幸せそうでした。途中では京劇の演出もあり、さすがは中国スタイルです。



 結婚した彼女は、私が北京に来て依頼ずっとお世話になっている学校の先生。幸せのオーラをもらって、私も昨日は幸せな気分です。本当に本当におめでとう!!
 
   
Posted by xiaobaihe77jp at 09:01Comments(0)TrackBack(0)金魚の日記

2006年05月28日

雨の中の運動会

bea65e8b.jpg 久しぶりに雨が乾いた土を潤して、こんなに雨が降るのは久しぶりだね〜と誰もが驚いて空を見上げるさなか、私たち大学のメンバーはびしょびしょになって運動会をしていました。なんでこんなバッドタイミング・・と思っていたけれど、聞けば毎年我が校の運動会には雨が降る慣わしなのだとか。だれか強力な雨女が、きっと学校関係者にいるのでしょう。面白かったのは女子800M。スタートの銃声とともに、我先にとみんながハイペースで飛ばすので、途中で倒れる人、うずくまる人がたくさん!
熱くなりやすい性格はやっぱり国民性なんだろうか。何事にも熱くなりやすいこの国では雨の運動会も悪くないです。  
Posted by xiaobaihe77jp at 09:52Comments(2)TrackBack(0)金魚の日記

2006年05月25日

農場ツアーやりました

お久しぶりです。。。ずっとブログの更新ができていなかったのですが、またちょこちょこ再開します。ブログが更新されない間、私は北京で色々と動いておりました。引越し、ボランティア団体の活動、、etc。全然ブログをかまってられなかった償いに、今日は少し詳しく先日行われた農場ツアーの一部を紹介します。

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5月21日日曜日。天気、曇り。50人乗りのバスには余りの席が見当たらないほど、農場ツアーに参加する人でいっぱいになっていた。バスに揺られること40分、バスの中で始めた自己紹介が終わらないうちに、あっという間にバスは農場のある大営村到着した。窓の外にはいつのまにか見慣れた郊外の素朴な風景から、花や木々や公園などにあふれる、都会的に整備された街に様相がかわっていた。
 出迎えて下さったのは、北京市と提携してエコロジー活動を推し進めるこの村の村長さん。私たちの訪問を受け入れてくれたこの村へのお礼として、全員で長淵剛の「乾杯」とkiroroの「未来へ」を披露。恥ずかしくて声はあまり大きくなかったけど、現地の方々も一度は聞いた事のあるこの曲を一緒に楽しんでくれているようだった。その後、大営村の方々が、「北国の春」、「さくら」を熱唱してくださり、体育大学を卒業した康さんが「健康ダンス」なども披露。みんなもついて体を動かしていくうちに、あっという間にその場の雰囲気がやわらいでいった。








  
Posted by xiaobaihe77jp at 17:59Comments(0)TrackBack(2)金魚の考える環境問題

農場ツアー その後

その後はみんなで目的の農場へ異動。人数が多いので、グループを二つにわけ、餃子作り班、農場見学班にわかれて行動。農場見学班をとりまとめてくれるのは、農場管理者のユウゴンさん。航空大学を卒業しエンジニアから農業家に転向したという異色の経歴を持つ彼女の知識に富んだお話に、誰もがひきつけられていた。
 そしてやっとランチタイム。メインは餃子で、にら、羊肉、などなど中身を変えて6種類。それにとりたての野菜をほおばり、野菜の美味しさを改めて痛感した。
 食事が終わるとまもなく、元農業部のミィヤオさんから中国の農業事情、低農薬野菜への取り組みに関する講義がスタート。体とお腹を動かしたあとは、頭を使って環境問題を考えるぞ〜とみんなで意気込むものの、朝からの疲れで、こっくりこっくり頭が揺れている人もちらほら・・・。







  
Posted by xiaobaihe77jp at 17:53Comments(0)TrackBack(2)金魚の考える環境問題

農場ツアー それから

そしてさっそく野菜摘み、待ってましたとばかりにみんな目的の野菜に向かって一目散。
「きゅうりはどこ?」と右往左往する親を尻目に、ずっと農場をかけまわっていた子供たちはとっくに農場を知りつくしていて、「こっち〜こっち〜!」と案内役に。
 帰りのバスは袋に入りきれないほどの新鮮野菜と、靴や手にまだ残る土のにおいでいっぱいだった。「トマトが真っ赤で美味しかったね〜!」と子供の歓声がまだバスのなかに響いていた。低農薬野菜の農場で、自然の雄大さと人の温かさを感じられる一日だった。

日程 9:00  期待に胸を膨らませ大営村へ到着
   10:00   村長さんの挨拶。歌・ダンスなど文化交流を楽しむ
   11:00   餃子作り開始。中国の子供が日本の子供に餃子の包み方を教える         シーンも・・。
   12:00   ランチタイム 餃子に野菜にお腹いっぱい
   1:00    元農業部 ミィヤオさんによる講義 貴重なお話にみんな興味          深々
   2:30    野菜摘み開始 あれもこれもほしくて時間がたりない!

☆ 尚、この団体の活動にご興味のある方、どうぞご連絡をお待ちしています。



  
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2006年04月03日

しゃきしゃき野菜

 私は最近、環境に関するボランティア団体に参加している。その活動の一環で、この週末に北京駅から40分ほどにある農場に行ってきた。低農薬で作られている野菜をさっそくごちそうになったところ、その新鮮さとみずみずしさに感激!!北京にもこんな野菜があるのかと目からうろこの瞬間だった。
 別荘地のような、開発された村の隅にあるその農場を管理するのは、科学者から農業家に転向されたという経歴を持つ素敵な女性。食べ物と健康の関係や、これまでの日本人との交流の思い出など、彼女の豊富な話を聞きながら、彼女の入れた無農薬コーヒーをいただくのは、本当に至福の瞬間だった。
 採りたて野菜と私ときれいな空は、ひとつの糸でつながっていると思った。また、あの農場に遊びにいきたいな。
 
    
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2006年04月01日

中国の未来を作る、小さな教室

 知り合いの方の紹介で、中国の東大といわれる北京大学の授業を、週2回聴講している。一つは「日本問題研究」で、もうひとつのテーマは「環境問題」。私は語学力がまだ足りないので、教室の隅のほうに目ただぬようにひっそりと座っているだけだけれど、中国の未来を背負うであろう、トップレベルの学生たちの生の声が聞けるのは、とても貴重な機会を与えてもらっていると思う。
 「日本への反発は、はたして自然発生的なものなのだろうか。それとも国がリードしているのだろうか。」とか、「靖国問題」「教科書問題」などに関して、若き精鋭たちが、熱く、激しく討論を繰り広げている様子は、きっと想像に難くないだろう。
 この間、その授業に日本の獨協大学から教授がきて、日本語で授業をしていた。
「日本はあくまでのアメリカの傘の下にいるにすぎず、決して大国にはなれない。それならば、国連に基づいた国際貢献を重視する小さくても理念のある国になるべきではないか。」という言葉が印象に残った。
 それからひとつデータを。2005年アメリカ非営利団体が行った、自国の将来への期待に関するアンケートでは、期待を持てるとこたえた人はアメリカで48%、中国では78%なんだそうだ。日本ではいったいどれくらいの数値になるのだろうか。

   
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2006年03月22日

春の報告

b1cb7094.jpg 季節はあっという間に春になり、もうすぐマオマオの降る季節がやってきます。またまたこのブログの更新がかなり遅れてしまいました。見ていてくれた人がいたら、本当にすみません!
 着ていたダウンコートは薄地のスプリングコートになり、熱い鍋料理より、やわらかい生野菜がおいしくなって、モンゴルあたりからは、砂塵を運んでくる春の風がだんだん吹いてくるようになりました。
 私は相変わらず、朝は寝ぼけた頭をきついコーヒーで覚ましつつ、学校通いを続けています。クラスはまた少し難しいクラスに変わっています。日に日に増える新出単語の数と、教科書を閉じている時間が、正比例しています。ああ、困った。
 日本もあったくなっているんだろうな。桜がもうすぐ咲くんだろうな。王府井大通を飾る偽者の花壇が(北京にはこういうのが、よくあります。)今日はなんか癇に障ります。日本の本物の桜がみたいよ〜。  
Posted by xiaobaihe77jp at 21:26Comments(2)TrackBack(0)金魚の日記

2006年02月21日

中国の物語

6fce3074.jpg 中国に留学している人の、留学動機トップテンの中に必ずはいってくるもののひとつに、「三国志」、「西遊記」などの中国古典に魅了されたというものがある。だけどこういうことをいう人のほとんどは男性で、女性の多くは、項羽がどんな戦いをしようが、さるが空を飛ぼうが、まあどうでもいいなと思っている人が多い気がするし、「孔子」だとか「荘士」とかになってくると、もう古くて、説教くさいから読む気持ちがしないなというのが正直なところではないだろうか。
 
 しかし中国の本屋さんには、子供向けに、4大古典小説にはじまり、成語の由来を示した本とか、寓話を書いた本などがあって、そんなものを読んでいると、日本の女性にも興味がもてるような内容のモノもあるのになあと思う。話の内容はとても道徳的で教訓的で、ある意味ではとても有用なものであるから、そういうものがどんどん訳されて、もっとやわらかく日本に伝わっていけばいいのになと思う。
 つたない中国語で私が理解できる中国の文章のなかで、なにか女性も共感できるんじゃないかと思うなものがあれば、今後簡単に概要をこれから少しずつ、書いていきたいと思います。
 とりあえず、今日はここまで
   
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ゆらゆら

f8c70162.jpg 写真は、いいなと思う。久しぶりの北京の喧騒に恐れをなして、町に出る勇気を忘れ、ここ2,3日もぐらのように家の中に閉じこもっていた私にも、写真は、光を運び、海の臭いをもたらし、風を感じさせる。画を書くことの才能の無い私は、本当にいつかカメラをもって世界中のいろんな写真をとって過ごしたいなと思ったりする。そういう風に過ごせたら、とても幸せだろうな。
 そうそう長いこと、もぐら生活をしているわけではないので、今日は久しぶり、ランチをしにお友達と朝阳公園近くの「soup屋」へでかけた。光の差し込むお店で食べる生クリームたっぷりのショートケーキが日本のそれと変わらずおいしかった。いくら家の中でなんでも情報が入る時代とはいえ、本の世界がどれだけ楽しいものとはいえ、やっぱり人間には、太陽の光の届くところで、友達と思いつくまま話をしたりする時間が必要なんだなとぼんやり考えていた。
 学校が始まる前の私の時間は、ゆっくりゆらゆら流れています。あと少しでこれもおわりだ〜。おそろしい。。。
  
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2006年02月16日

強い風が吹く

458eeedf.jpg中国には不思議と、世襲制のモノが少ない。確かに、「オレは京劇役者何代目だ」とか、「オレの名前はパパと一緒」とか、あまり聞いたことがない。調べてみると確かにそうで、中国では「自分」という概念が確立しているからではないかと、読んだ本には書いてあった。
 確かに、ここでは両親の世代の常識は、今に通用するものではないし、国でさえ必ずしも正しいことを言っているわけではないことも、みんな歴史的に、経験的に知っている。頼れるものは、まさに「自分」なのだ。
 今日は朝から風が強く吹いている。昨日行われた大学の新年会で出会った、考古学の博士課程にいる素敵なおじさまも、商社に入ることを夢見て、語学を勉強しているキラキラした目をした大学生も、北京に居る人はみんな今日のこの風の音に耳をそばだてているのでしょう。
 風が強く吹いて、なんでも飛ばしてしまように見える今日。だらけてしまった私の今日も、、、風に、飛んでいけ。。。  
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2006年02月15日

中国から見習うべきところ

b2e542ce.jpg 中国から見習うべきだど思う習慣のひとつは、バレンタインの過ごし方だ。中国ではバレンタインは女性が男性にチョコを送るとは限っておらず、欧米のように男性と女性問わず、いとしい相手に花やお菓子など贈りたいものを送る習慣が根付いている。昨日は街中で、たくさんのバラを抱えて歩く男女が散見された。
 日本の習慣がチョコレート会社の習慣なら、花を贈るのも花屋の策略じゃないかなんていう声もあるけれど、愛情でつながる男女が双方にモノを送りあうという点については、やはり中国のこの習慣のほうが納得感がある。日本のバレンタインも少しずつ変わっていけばいいのになと思う。
 もうひとつ中国の見習うべき点と思うのは、就業者の帰宅時間にある。NHKかどこかの調査で、中国人の平均帰宅時間は午後6時、日本は午後11時という統計がでた。もちろん中国にだって、休み無く働くハードワーカーだって存在するし、一概にはいえないだろうけれど、日本の午後11時というのは、余りにも常識を逸脱している。
 中国では夫婦共稼ぎが常識で、女性が朝ごはんなんて家でつくらなくてすむような安い朝食屋さんがたくさんある。お手伝いさん制度も安価なので、女性が社会に進出する基盤ができているといえるだろう。中国人にとって1人しかいない子供と過ごす時間はなににも変えがたいものであるから、夫婦で働いてはいるけれど、その分二人ともできるだけ早く帰宅して、家族とゆっくり過ごす時間を持とうとしているのだろう。
 日本では団塊の世代と呼ばれる人たちが、定年の年を迎えようとしている。働く能力のある人たちの労働力を効率よく配分して、全ての労働者がもう少しゆったりとした生活を得られるようにできないものだろうか。  
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2006年02月14日

羨ましがられる日本の制度

6dc63245.jpgまたまたタクシーでの会話。

運転手のおじさん 「そうかね。そうかね。君は結婚しているんだ。ところで日本人は平均どれくらいの子供がいるのかね。」
 「・・・1人〜2人かな。最近はどんどん少子化がすすんでいるし。」
おじさん「なんでみんな子供を生まないんだ。俺たちは作りたくても作れない。何人でも子供を作っていいなんて、国が制限をしないなんて、羨ましい話じゃないか。」
 「でも、最近は女の人も仕事を持っているし、教育費も高いし、夫婦でやりたいこともあるだろうからたくさん子供が居る家庭は多くないよ」
おじさん 「だって、家族が増えることよりほかに幸せなことなんてなんてないだろうに」
 「・・・」

 中国ではひとりっこ政策がまだ続いている。農村とか子供に障害がある場合とかもちろん例外はあるけれど、日本のように自由に家族計画を考えるなんていうことは夢のまた夢だ。ところが実際、国が出産を奨励している日本では、どんどん少子化がすすんでいる。場所が違えば、人の考えも、抱える問題も全くちがうものなのだ。
 きっと普遍的な価値観や、永久に正しい基準なんてものは、この世の中にそもそも存在しないのではないかと思う。
 ☆写真はハワイにて、波打ち際がレースのように綺麗だった。
  
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2006年02月13日

ハワイの夜と、北京の夜

e2be8693.jpg さて北京に戻ってきました。常夏のハワイ、日増しに春らしくなっていく日本とは一転して、ここでは太陽は朝から厚い雲の上に隠れ、街には白いベールをかけたような霧が広がっている。
  ハワイで、夜景の名所であるタンタラスの丘に登った。ハワイではネオンや屋外広告が規制されているので、その丘から見る夜景はまさに宝石をちりばめたような美しさがある。
 北京の夜景はそれに反して、ホテルもレストランも会社のビルもみんな、我先に、とけばけばしく自らを飾り立てている。そしてこの春節の時期には、冬の寂しさを忘れようとするかのごとく、爆竹が鳴り、花火が飛んで、大勢の人が喚声をあげている。
 ハワイの夜景は綺麗だけれど、北京の夜景も私は決して嫌いではない。時にいきすぎるほど激しく、熱いこの北京の夜景は、辛く長い冬を強いられている人々の奥に秘めたなにかを映し出しているような気もするからだ。
 ☆写真はハワイ、タンタラスの丘で  
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2006年02月07日

いろんな顔を持つ

 ハワイの島には、鯨が泳ぐ海が広がり、火山の山が猛々しくそびえたつ。その一方で街にはショッピングモールがあり、たくさんの人が買い物を楽しむ。
 海も、山も、森も、街も、ハワイのひとつで、全部でハワイだ。
 それと同じに、人もいろんな場面で、いろんな顔を持っている。私も、あるときは妻で、あるときは娘で、あるときは学生で、あるときは28の一人の女だ。
 ひとつひとつが私で、全部で私だ。
  
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2006年02月06日

雪みたいに淡い言葉

 今日は日本の空から細かい雪がちらほら降ってくる。聞けば今北京も、今日は雪なのだそうだ。あたりまえだけど、日本も北京もハワイもみんな、ひとつの空でつながっている。
 
 今回の帰国は、割と時間も長く取っているので、久しぶりに友達と合う時間もつくることができた。
          それでね。
                              やっぱり、そうなんだ。
              ・・意外だよね・・。
                      ところでさ。
           ほんといっちゃうとね。
   そんな気してたよ。
                    わかるそういうの。
 
 だったらさ、、、  
                        それ、笑っちゃうよ。

 地面についたらすぐに消えてしまう今日の雪みたいに、交わした言葉は単純で、ほんとにささいなものばかりだけど、とても暖かい時間をたくさん過ごせたような気がする。
 みんながみんなのステージで、精一杯生きている。私も、がんばろう。 

 
  
     

  
         
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2006年02月05日

先生の最後の授業

 大学のゼミの先生が定年退職で大学を去ることになった。長い間国際会計の実務家として世界を飛び回ってた先生が、最後に選んだ職業は自分の経験を若い人たちに伝える大学教授という仕事だった。ふたつの大学で、国際会計のイロハや自分の経験を伝え、今年ついにご定年で、その職を退かれるのだそうだ。
 先生の最終講義には、たくさんの生徒が集まった。いまや会計士として、活躍している元生徒たちが、先生を慕い、先生の周りに集まって話の花を咲かせている。
 不真面目な学生で、商学部にいるくせに商学部の学問にあまり興味がもてなかった私は、先生が話す会計学の8割ははっきり言ってわからなかった。ただ、先生の、学生の話からも何かを学ぼうと耳を傾ける姿勢と、繰り出される、英語まじりの会計用語は、会計を理解していない私にさえとても耳障りがよく、美しく生きるとはこういうことなのかと考えたりした。
 最後の授業の最後のレジュメに書かれた「後悔のない、恵まれた職業人生だった」という言葉は、私が理解できる先生の授業でもっとも素敵な言葉だったと思う。先生はこれからイギリスに自費留学され、本当は勉強したかったイギリス文学を勉強されるのだそうだ。きっと先生がこれからも、後悔のない、恵まれた人生を歩まれることを、私も確信しています。  
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