2005年08月31日

ばかでかい国

c7198734.jpg 若くてかわいい先生がいる。日本語を少し話せるのだがそれが時々面白い。
普段は
「これは中国語ではこうなるんですの。」
とどこかの貴婦人のように話すのだが、何かのタイミングで
「っていうか、こうなるんじゃねぇ?」
なんてチンピラに豹変するのが、かなり笑える。
私も調子に乗って
「っていうか、そうでもなくねぇ?」
なんて言っているので、二人の女がこうして話している様ははたからみたらかなり異様なことだろう。
先生がこの間
「中国は本当にばかでかくねぇ?」
と言っていた。きっとどこかの日本人が彼女に言った言葉なのだろう。
この国では、ばかでかい土地の上で、ばかでかい数の人間が、ばかでかい月の下、ばかでかい夢をもって、ばかでかい数の出会いをしています。
それが今のこの国の魅力なんだと思います。  

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2005年08月30日

陽のあたる公園で金魚釣り

3e5a632f.jpg 日壇公園の中に、金魚すくいならぬ金魚の釣堀がある。苔で底の見えないエメラルドグリーンの池の中を泳ぐ金魚を、釣り針にえさをつけて、普通に釣る。中国で金魚とは、すくうものではなく釣るものなのだ。
 日のあたる週末、そばではサークルか何かが練習している中国の古典音楽が流れ、みんなで池のほとりに足を投げだしのんびり金魚を釣っていると、時間は場所によって流れる速さがちがうのだと気付く。
 ちなみに北京には風水によって日壇公園・月壇公園・天壇公園・地壇公園と4つの公園が故宮を挟んで東西南北それぞれに位置している。なんだかきれいでいいですよね。  
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2005年08月29日

羊がいっぱい

6bc9464e.jpg 「通訳になりたい」とここに書いていることに対して、私は日々自分でも恐ろしくなっている。ことに最近は私の友達や知人にもこのブログの存在を伝えているので、そんな場所によくぞまあ、こんな大それた事を書けるよなぁと、なんというか穴があったら入りたい気分だ。
 だけど「通訳になりたい」という一つの目標はここに来るとき、私が胸に抱えたきたお守りみたいなものだった。
 誰も知る人のいない、言葉の通じないこの国にくるとき、どんなことでもいいから「希望」みたいなものがほしかった。それがかなうかどうか問題なのではなくて、そういう目印みたいなものがなければ、異国の土地で、ちゃんと両足ふんばって立っていられない気がしていた。
 結局、目標があるお陰で、私はここへ来てからも飽きることなく楽しく毎日を過ごしています。そしてちゃんとボランティアくらいはできるように勉強も・・・ぼちぼちしています。
*羊が一匹。羊が2匹。羊は夢を見たいとき役に立つ。北京にはたくさんの羊がいます。  
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2005年08月25日

日本からの大事な輸出品

70d74d46.jpg いわずとしれた日本の名店、「なだ万」でランチをしてきた。冠婚葬祭、会社の接待、特別な事情でもなければなかなか敷居をまたぐことのない、あの名店がここ北京ではわりと気軽にいくことができる。日本円にして2000円程度で懐石のフルコース。語学学校行って、ランチは「なだ万」。私もこれでやっと「正しい駐在員妻」にデビューができたような気がする。

 お手洗いにいこうと席を立つと、すかさず店員がお手洗いの場所を教えてくれる。みんなでお金を出し合って会計するとおつりを分けやすいように細かくして渡してくれる。言わなくても先に次を考えてサービスする。戦後の日本があっという間に経済大国に成長した理由が、やはりここにあると思った。

 信頼感があること・仕事が細やかであること・なによりまじめであること それが日本がかつて経験した急成長の要因であるとするならば、今まさにぐんぐん成長しているこの国にその経験を輸出していくことこそ、戦後に生まれた私たち日本人にできるせめてもの役割なのかもしれないなと思った。

 *写真は日本、銚子の海で。  
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2005年08月24日

お知らせ

2d78b7f1.jpg 思い起こせば早4ヶ月書き続けてきたこのブログですが、縁あって中国ビジネスコンサルタントなどを行っているSDIという会社が作ってくださったページでも、このブログを書かせていただくことになりました。今までのこのページも引き続きつづけていくつもりですが、内容は同じになるかもしれません。新しいページはこちら 

同時進行でお送りすることになると思います。どうぞよろしくお願いします。
 
*写真は世界遺産にも登録された天壇公園にたたずむ大きな樹。古く大きく太い樹には皆、神が降りているという。この樹にはどんな神様が舞い降りているのだろうか。
  
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2005年08月21日

薫る秋、馬に乗る

3bff9442.jpg 先日から涼しい日が続いている。昼間は35度くらいはあるものの、最低気温は20度にまで下がる。ある日突然空が暗くなり、一日どしゃぶりの雨が降って、「今から秋だから。」と宣告されたかのように翌日からは秋の涼しさが訪れた。こうやってここではふいうちみたいに秋が始まっている。旅行者の皆さん、お急ぎください。北京は今が一番いい季節かもしれません。
 「秋はやっぱりアウトドアでしょう!」と思い立って、北京のずっと南にある城南騎士度假村というところに乗馬にでかけた。とうもろこし畑の広がる中にそれはあって、タクシーなんて一台もとおらないほど、圧倒的に田舎な町だった。
 何の指導も無いままに、「はい乗って。」「はいたずなを持って。」と始まる乗馬体験は多少刺激的ではあるものの、しばらくすると馬にもなれ、コースを走れるようになってくる。
 馬や羊にあいたくなったら、開発される前の中国に会いたくなったら、北京から車で一時間弱のこの村に行ってみるのはどうでしょうか。  
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2005年08月18日

もしも右の頬をぶたれたら

08ff28e7.jpgこの国では、まだまだたくさんの乞食がいる。綺麗なビルとビルの谷間に、大きな道路にかかった立派な歩道橋の上に、彼らは住んでいる。
 ある人は、お店で食べ残したご飯をお店の人に包んでもらって、彼らに時々渡すのだと言う。またある人は、食べていたチョコレートを、やせ細った子供の前にそっと置いていったりしている。
 それが到底根本的な解決にはならないし、もしかしたらその生き延びた乞食が、今後何かの犯罪に手を染めることもあるのかもしれないけれど、私はそうした彼らの感覚を正しいと思った。
 もしも右の頬をぶたれたら、平手で殴り返してしまうくらい、私は俗人だと思うけれど、目の前に苦しむ人がいて、手を差し伸べたら助かる可能性があるときに、何とかしようと思う気持ちを私もずっと持っていたいと思った。
 
 *写真は「京劇」もどきの舞台で舞う小姐。京劇は言葉の分からない外人には余り面白くないと聞いて、マジックがあったり百面相があったりする「京劇」もどきを見に行きました。安価だしこれはお勧め。  
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2005年08月17日

お腹の中で響く雷

666c2227.jpg 外は今日は一日あいにくの雨。そして先ほどからは、私のお腹の中でも、激しい雷が鳴り響いている。
 日本からきたお友達と食べた北京ダックが悪かったのか、夜に食べに行った焼肉ビビンバが影響しているのか、今になってはもうすでに判断がつかないが、なにもお腹の中まで外の悪天候に反応しなくてもいいだろうにと思う。
 この時期、私の友達もあちらこちらで「お腹がいたい。」と呟いている。何を食べて、何を食べないか。ここで暮らす私たちには日々、自己責任での選択の嵐が吹き荒れている。
 写真は那須の茶臼岳でみた青い空。明日は北京も晴れるといいな。  
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2005年08月14日

北京戻りボケ

b599a915.JPG北京と日本との時差は1時間しかないので、時差ぼけと言うものはほとんどないけど、一週間ぶりにおりたったこの国で、やっぱり私はぼけぼけしています。
 それは、家族や友達など大切なものから遠く離れて、呆然とする・・ぼけ。この国で履く靴は日本に比べてすぐに汚れてしまうけど、きっとまた新たにたくさんの出会いや発見をもたらしてくれるでしょう。
 写真は日本の那須で出会ったボンネットで昼寝が趣味の一匹の猫。  
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2005年08月13日

宇宙開発に関して思うこと

 野口さんが宇宙から帰ってきた。このニュースが輝かしく毎日報道されている。
一方では同じ惑星に住むもの同士が殺し合って未来をうばい、またその一方では高額な費用を使って危ういロケットに乗りこみ、宇宙に人間の未来を求めようとしている。
 私がもしどこかの惑星に住む宇宙人で、地球から来たロケットとばったり出くわし、「地球の中ではいろいろ問題もありますが、宇宙ではなかよくやっていけると思います。今後ともどうぞよろしく。」といわれたとしても、本当にお引取り願いたいと思うだろう。
 私たちは本当に不思議な惑星に生きている。
   
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