2006年02月21日

中国の物語

6fce3074.jpg 中国に留学している人の、留学動機トップテンの中に必ずはいってくるもののひとつに、「三国志」、「西遊記」などの中国古典に魅了されたというものがある。だけどこういうことをいう人のほとんどは男性で、女性の多くは、項羽がどんな戦いをしようが、さるが空を飛ぼうが、まあどうでもいいなと思っている人が多い気がするし、「孔子」だとか「荘士」とかになってくると、もう古くて、説教くさいから読む気持ちがしないなというのが正直なところではないだろうか。
 
 しかし中国の本屋さんには、子供向けに、4大古典小説にはじまり、成語の由来を示した本とか、寓話を書いた本などがあって、そんなものを読んでいると、日本の女性にも興味がもてるような内容のモノもあるのになあと思う。話の内容はとても道徳的で教訓的で、ある意味ではとても有用なものであるから、そういうものがどんどん訳されて、もっとやわらかく日本に伝わっていけばいいのになと思う。
 つたない中国語で私が理解できる中国の文章のなかで、なにか女性も共感できるんじゃないかと思うなものがあれば、今後簡単に概要をこれから少しずつ、書いていきたいと思います。
 とりあえず、今日はここまで
   

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ゆらゆら

f8c70162.jpg 写真は、いいなと思う。久しぶりの北京の喧騒に恐れをなして、町に出る勇気を忘れ、ここ2,3日もぐらのように家の中に閉じこもっていた私にも、写真は、光を運び、海の臭いをもたらし、風を感じさせる。画を書くことの才能の無い私は、本当にいつかカメラをもって世界中のいろんな写真をとって過ごしたいなと思ったりする。そういう風に過ごせたら、とても幸せだろうな。
 そうそう長いこと、もぐら生活をしているわけではないので、今日は久しぶり、ランチをしにお友達と朝阳公園近くの「soup屋」へでかけた。光の差し込むお店で食べる生クリームたっぷりのショートケーキが日本のそれと変わらずおいしかった。いくら家の中でなんでも情報が入る時代とはいえ、本の世界がどれだけ楽しいものとはいえ、やっぱり人間には、太陽の光の届くところで、友達と思いつくまま話をしたりする時間が必要なんだなとぼんやり考えていた。
 学校が始まる前の私の時間は、ゆっくりゆらゆら流れています。あと少しでこれもおわりだ〜。おそろしい。。。
  
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2006年02月16日

強い風が吹く

458eeedf.jpg中国には不思議と、世襲制のモノが少ない。確かに、「オレは京劇役者何代目だ」とか、「オレの名前はパパと一緒」とか、あまり聞いたことがない。調べてみると確かにそうで、中国では「自分」という概念が確立しているからではないかと、読んだ本には書いてあった。
 確かに、ここでは両親の世代の常識は、今に通用するものではないし、国でさえ必ずしも正しいことを言っているわけではないことも、みんな歴史的に、経験的に知っている。頼れるものは、まさに「自分」なのだ。
 今日は朝から風が強く吹いている。昨日行われた大学の新年会で出会った、考古学の博士課程にいる素敵なおじさまも、商社に入ることを夢見て、語学を勉強しているキラキラした目をした大学生も、北京に居る人はみんな今日のこの風の音に耳をそばだてているのでしょう。
 風が強く吹いて、なんでも飛ばしてしまように見える今日。だらけてしまった私の今日も、、、風に、飛んでいけ。。。  
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2006年02月15日

中国から見習うべきところ

b2e542ce.jpg 中国から見習うべきだど思う習慣のひとつは、バレンタインの過ごし方だ。中国ではバレンタインは女性が男性にチョコを送るとは限っておらず、欧米のように男性と女性問わず、いとしい相手に花やお菓子など贈りたいものを送る習慣が根付いている。昨日は街中で、たくさんのバラを抱えて歩く男女が散見された。
 日本の習慣がチョコレート会社の習慣なら、花を贈るのも花屋の策略じゃないかなんていう声もあるけれど、愛情でつながる男女が双方にモノを送りあうという点については、やはり中国のこの習慣のほうが納得感がある。日本のバレンタインも少しずつ変わっていけばいいのになと思う。
 もうひとつ中国の見習うべき点と思うのは、就業者の帰宅時間にある。NHKかどこかの調査で、中国人の平均帰宅時間は午後6時、日本は午後11時という統計がでた。もちろん中国にだって、休み無く働くハードワーカーだって存在するし、一概にはいえないだろうけれど、日本の午後11時というのは、余りにも常識を逸脱している。
 中国では夫婦共稼ぎが常識で、女性が朝ごはんなんて家でつくらなくてすむような安い朝食屋さんがたくさんある。お手伝いさん制度も安価なので、女性が社会に進出する基盤ができているといえるだろう。中国人にとって1人しかいない子供と過ごす時間はなににも変えがたいものであるから、夫婦で働いてはいるけれど、その分二人ともできるだけ早く帰宅して、家族とゆっくり過ごす時間を持とうとしているのだろう。
 日本では団塊の世代と呼ばれる人たちが、定年の年を迎えようとしている。働く能力のある人たちの労働力を効率よく配分して、全ての労働者がもう少しゆったりとした生活を得られるようにできないものだろうか。  
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2006年02月14日

羨ましがられる日本の制度

6dc63245.jpgまたまたタクシーでの会話。

運転手のおじさん 「そうかね。そうかね。君は結婚しているんだ。ところで日本人は平均どれくらいの子供がいるのかね。」
 「・・・1人〜2人かな。最近はどんどん少子化がすすんでいるし。」
おじさん「なんでみんな子供を生まないんだ。俺たちは作りたくても作れない。何人でも子供を作っていいなんて、国が制限をしないなんて、羨ましい話じゃないか。」
 「でも、最近は女の人も仕事を持っているし、教育費も高いし、夫婦でやりたいこともあるだろうからたくさん子供が居る家庭は多くないよ」
おじさん 「だって、家族が増えることよりほかに幸せなことなんてなんてないだろうに」
 「・・・」

 中国ではひとりっこ政策がまだ続いている。農村とか子供に障害がある場合とかもちろん例外はあるけれど、日本のように自由に家族計画を考えるなんていうことは夢のまた夢だ。ところが実際、国が出産を奨励している日本では、どんどん少子化がすすんでいる。場所が違えば、人の考えも、抱える問題も全くちがうものなのだ。
 きっと普遍的な価値観や、永久に正しい基準なんてものは、この世の中にそもそも存在しないのではないかと思う。
 ☆写真はハワイにて、波打ち際がレースのように綺麗だった。
  
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2006年02月13日

ハワイの夜と、北京の夜

e2be8693.jpg さて北京に戻ってきました。常夏のハワイ、日増しに春らしくなっていく日本とは一転して、ここでは太陽は朝から厚い雲の上に隠れ、街には白いベールをかけたような霧が広がっている。
  ハワイで、夜景の名所であるタンタラスの丘に登った。ハワイではネオンや屋外広告が規制されているので、その丘から見る夜景はまさに宝石をちりばめたような美しさがある。
 北京の夜景はそれに反して、ホテルもレストランも会社のビルもみんな、我先に、とけばけばしく自らを飾り立てている。そしてこの春節の時期には、冬の寂しさを忘れようとするかのごとく、爆竹が鳴り、花火が飛んで、大勢の人が喚声をあげている。
 ハワイの夜景は綺麗だけれど、北京の夜景も私は決して嫌いではない。時にいきすぎるほど激しく、熱いこの北京の夜景は、辛く長い冬を強いられている人々の奥に秘めたなにかを映し出しているような気もするからだ。
 ☆写真はハワイ、タンタラスの丘で  
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2006年02月07日

いろんな顔を持つ

 ハワイの島には、鯨が泳ぐ海が広がり、火山の山が猛々しくそびえたつ。その一方で街にはショッピングモールがあり、たくさんの人が買い物を楽しむ。
 海も、山も、森も、街も、ハワイのひとつで、全部でハワイだ。
 それと同じに、人もいろんな場面で、いろんな顔を持っている。私も、あるときは妻で、あるときは娘で、あるときは学生で、あるときは28の一人の女だ。
 ひとつひとつが私で、全部で私だ。
  
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2006年02月06日

雪みたいに淡い言葉

 今日は日本の空から細かい雪がちらほら降ってくる。聞けば今北京も、今日は雪なのだそうだ。あたりまえだけど、日本も北京もハワイもみんな、ひとつの空でつながっている。
 
 今回の帰国は、割と時間も長く取っているので、久しぶりに友達と合う時間もつくることができた。
          それでね。
                              やっぱり、そうなんだ。
              ・・意外だよね・・。
                      ところでさ。
           ほんといっちゃうとね。
   そんな気してたよ。
                    わかるそういうの。
 
 だったらさ、、、  
                        それ、笑っちゃうよ。

 地面についたらすぐに消えてしまう今日の雪みたいに、交わした言葉は単純で、ほんとにささいなものばかりだけど、とても暖かい時間をたくさん過ごせたような気がする。
 みんながみんなのステージで、精一杯生きている。私も、がんばろう。 

 
  
     

  
         
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2006年02月05日

先生の最後の授業

 大学のゼミの先生が定年退職で大学を去ることになった。長い間国際会計の実務家として世界を飛び回ってた先生が、最後に選んだ職業は自分の経験を若い人たちに伝える大学教授という仕事だった。ふたつの大学で、国際会計のイロハや自分の経験を伝え、今年ついにご定年で、その職を退かれるのだそうだ。
 先生の最終講義には、たくさんの生徒が集まった。いまや会計士として、活躍している元生徒たちが、先生を慕い、先生の周りに集まって話の花を咲かせている。
 不真面目な学生で、商学部にいるくせに商学部の学問にあまり興味がもてなかった私は、先生が話す会計学の8割ははっきり言ってわからなかった。ただ、先生の、学生の話からも何かを学ぼうと耳を傾ける姿勢と、繰り出される、英語まじりの会計用語は、会計を理解していない私にさえとても耳障りがよく、美しく生きるとはこういうことなのかと考えたりした。
 最後の授業の最後のレジュメに書かれた「後悔のない、恵まれた職業人生だった」という言葉は、私が理解できる先生の授業でもっとも素敵な言葉だったと思う。先生はこれからイギリスに自費留学され、本当は勉強したかったイギリス文学を勉強されるのだそうだ。きっと先生がこれからも、後悔のない、恵まれた人生を歩まれることを、私も確信しています。  
Posted by xiaobaihe77jp at 10:12Comments(2)TrackBack(0)