ケーキ
新聞で見て注文したのが冷凍のケーキです。
五洋食品産業株式会社がつくっているとのことです。
後でわかったのですが、弊社取引先の液卵製造会社のすぐ隣に会社がありました。
年末にその会社を訪れて話をしていたら、隣ですよ、と言われて、
窓の外を見たらおお〜という感じなりました。

スイーツストックと書いてあって、
それで何となく私の潜在意識の中にあったので注文したのか。

とにかくその冷凍ケーキ

価格は送料が入ってくるのでやや割高な印象。
気になる味は、これが冷凍とは思えない出来栄えです。
というか、ムースとプディングなので、
冷凍→解凍→食べる
というプロセスを経て口に入るので、
このタイプのケーキであれば可もなく不可もなくという感じでしょう。
サイズも送ってきた-18℃冷凍と書いてある注意書きの箱が大きく、
取り出したケーキの小ささにマトリョーシカ感を覚えました。

さて、この冷凍ケーキが今年の年末を象徴しているのではないでしょうか。
配達可能で保存可能なケーキというのがポイントです。
B TO B(企業対企業)の仕事が多いのではと感じます。

外食チェーン店もホテルも人手不足の中、
ケーキをつくって提供するというのが難しい。
提携先のケーキ店では急な注文に対応できない場合もある。
そんな時に便利な存在がコレなのでしょう。

なので、一応ネットでも注文できるようになっていますが、
このケーキ以外は全て品切れ中になっています。
個人相手はほどほどにして、まずは大量に送り込めるところを抑えているのか。

いろいろな要素があって、
こういう仕事が成り立つのであろうと思います。

また、何よりも味が昔に比べて格段においしくなったというのもあるのでしょう。

卵も同じで、小さな養鶏場で丹精込めてつくった卵と、
大手がつくった卵の垣根がだんだんとなくなってきたとも思えます。
小さな弊社のつくる卵もつねに進歩せねばあっという間に、
ふつうの卵になってしまうと常々思っています。

最後に、今年一年ありがとうございました。

和食のたまご本舗@