
年が明けて、
・エサの価格がトン当たり5,000円近く上がった
・鶏卵相場が出て昨年末と比べてキロ55〜70円下がった
・鳥インフルエンザの発生が続く
これにCOVID-19新型コロナウイルス感染症(コロナ)による社会全体の落ち込み継続が加わります。
エサは1割アップ以上の衝撃です。
コストの大半がエサなのでこれはたいへん厳しいです。
鶏卵相場は昨年末もさほど上がっておらず、
そこからだいたい60円ぐらい下がってしまい、
相場で販売している生産者はコスト割れの状態です。
更に追い打ちをかけるのが高病原性鳥インフルエンザの全国での頻発です。
象徴的かつ衝撃的だったのが千葉県の生産者で起こったことです。
全国でも有数の大規模生産者かつ厳格な衛生管理ではトップレベルであると宣伝もしてあったところで、そんなところから何故というのが一番最初の印象でした。推測でものは言えませんが、記録がしっかりされていると思われますので、今後時間の経過とともに管理体制等徐々にわかってくると思います。いずれにせよ深刻な被害を被ってしまったのは、生産者に非があるからではありません。
その心情を察するに同業者として心が痛みます。
コロナで先が見えないと言われますが、
更に視界不良な状況になっている養鶏業界です。
こんなときこそ、何をすべきかを考えるのでした。
和食のたまご本舗@
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