三日月
高級クロワッサンを売る三日月。
相手に気にならない程度のもの、でも失礼にならないようなものということで、
1個200〜300円程度といういい感じの価格帯です。
つまりパンというよりは、高級なお菓子感覚。
細部にまで神が宿るかのような手提げ袋がなかなかです。
オレンジ色の持ち手に漆黒の和のテイストあふれる黒に、
毛筆体の三日月の文字。
オレンジ色は鳥居のような感じです。
黒はそれに対比するかのような感じを与えます。

こういう部分も大切なのだと感じた今日でした。

卵というコモディティ化(日常にありふれたもの)された商品だと、
こういう発想はなかなかありません。
しかし、パンというこれまた生活の代名詞的な存在でも差別化して売るとこうなるのだとよくわかる典型でした。差別化しただけでは売れないけれど。


和食のたまご本舗@