《はじめに》
「今から４０年以上前のお話し。房総半島に一大行楽施設が存在し隆盛を極めたが、時代の流れに翻弄され数年後に閉鎖してしまった」…そんな情報がａｔｔａｎさんからもたらされました。
その情報源と言うのが、鋸南町で製作・配布している「勝山の歴史・文化案内書」と言う小冊子でした。
その２７ページに【繁栄の川尻遊園地】として、説明文が記載されていました。
以下はその引用です。
「昭和２７年東海汽船が建設。佐久間川河口に４０年代まで一大遊園地がありました。竜宮城・水族館・観覧車・お猿が運転する電車・動物園等。大黒山に上がるエレベーターもありました」
さらに「旧い絵葉書にある川尻遊園地の水族館」として２枚の写真を載せた絵葉書が掲出されています。
さらに「観覧車」として観覧車をバックに行楽客を写したセピア調の写真が載っていました。
ａｔｔａｎさんは、たまたまこれを入手して、ページを捲っていて発見したと言うことで、「千葉にネズミーランドより前に一大リゾート地が存在したんだぁ〜！！！！」と色めき立って、ワタシに連絡をくれたのでした。
早速、ａｔｔａｎさんから与えられたヒントを元に、ＰＣにてキーワードを入力し情報収集。
すると小冊子に乗っていた２枚の写真の他にも、何枚かの写真、そして簡単な記述を見つけることが出来ました。
写真�，蓮■泳腓粒┘魯�キに２葉の写真が載っています。
これは、山を背景に遊園地を写したもので、観覧車、旋回遊具（ワイヤーで飛行機の形をしたゴンドラを旋回させる）と大黒山への登山用のエレベーターなどがあることが分かります。
それを部分拡大したものが、写真�△任后�
写真��は俯瞰気味に遊園地を写したもの。
お猿の電車やゴーカート乗り場、旋回遊具などが見てとれます。
写真�い�観覧車部分のアップ。
観覧車の左に今もある丸い岩山が見えます。
写真�イ�遊園地に併設されていたスポーツランド（？）からフェリー乗り場を写したもの。
松の木の間から僅かにフェリーが見え、右端に観覧車が写っています。絵葉書のキャプションには「内房・勝山 スポーツランドより観光波止場を望む」と記されています。
写真�ΝГ癸泳腓粒┘魯�キに２枚の写真が載っているんですが、写真�Δ砲蓮⊃綢牡曚瞭�口に昔話で見られるような竜宮城を模した建物が写っています（たぶんネット上にあるのも、この小冊子からの複写と思われます）。
写真�Г�勝山海水浴場を写したもので、大勢の海水浴客がいるのが見て取れます。
写真�┐肋�冊子に収録されている観覧車をバックに行楽客を写したものです。
よ〜く見ると、観覧車のゴンドラに「キ」「ミルク」などの文字が描かれているのが分かります。
これら収集できた写真の内、絵ハガキは当時の事情を考えれば、モノクロ写真に着色した物と推察されます。
しかし、絵葉書の写真は鮮明なモノではなく、下手をするとサムネイルぐらいの大きさ（容量）ですから、解像度も低く拡大しても得られる情報は少ないのですが、とりあえずの資料としては何とかなるレベルです。
一方、写真以外の体験談や回顧録については、リアル世代の方が利用したとか、そんな話を聞いたことがあると言った断片的なもので、まだまだ謎の部分が多いと言ったのが現状でした。
これだけ情報が氾濫している世の中なのに、この施設については、意外なほど情報が少ないんです。
皮肉なもんですね〜。
だからこそ、持ち前の野次馬根性が鎌首をもたげてくるんですが…。
なので、やはり現地調査は必須との結論に至り、これらの情報を携えて、ａｔｔａｎさんと向かったのが９月初旬の週末。目的地は言うまでも無く、鋸南町の勝山海水浴場周辺と大黒山なのでした。
Ｔｏ ｂｅ ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ…
その２７ページに【繁栄の川尻遊園地】として、説明文が記載されていました。
以下はその引用です。
「昭和２７年東海汽船が建設。佐久間川河口に４０年代まで一大遊園地がありました。竜宮城・水族館・観覧車・お猿が運転する電車・動物園等。大黒山に上がるエレベーターもありました」
さらに「旧い絵葉書にある川尻遊園地の水族館」として２枚の写真を載せた絵葉書が掲出されています。
さらに「観覧車」として観覧車をバックに行楽客を写したセピア調の写真が載っていました。
ａｔｔａｎさんは、たまたまこれを入手して、ページを捲っていて発見したと言うことで、「千葉にネズミーランドより前に一大リゾート地が存在したんだぁ〜！！！！」と色めき立って、ワタシに連絡をくれたのでした。
早速、ａｔｔａｎさんから与えられたヒントを元に、ＰＣにてキーワードを入力し情報収集。
すると小冊子に乗っていた２枚の写真の他にも、何枚かの写真、そして簡単な記述を見つけることが出来ました。
写真�，蓮■泳腓粒┘魯�キに２葉の写真が載っています。
これは、山を背景に遊園地を写したもので、観覧車、旋回遊具（ワイヤーで飛行機の形をしたゴンドラを旋回させる）と大黒山への登山用のエレベーターなどがあることが分かります。
それを部分拡大したものが、写真�△任后�
写真��は俯瞰気味に遊園地を写したもの。
お猿の電車やゴーカート乗り場、旋回遊具などが見てとれます。
写真�い�観覧車部分のアップ。
観覧車の左に今もある丸い岩山が見えます。
写真�イ�遊園地に併設されていたスポーツランド（？）からフェリー乗り場を写したもの。
松の木の間から僅かにフェリーが見え、右端に観覧車が写っています。絵葉書のキャプションには「内房・勝山 スポーツランドより観光波止場を望む」と記されています。
写真�ΝГ癸泳腓粒┘魯�キに２枚の写真が載っているんですが、写真�Δ砲蓮⊃綢牡曚瞭�口に昔話で見られるような竜宮城を模した建物が写っています（たぶんネット上にあるのも、この小冊子からの複写と思われます）。
写真�Г�勝山海水浴場を写したもので、大勢の海水浴客がいるのが見て取れます。
写真�┐肋�冊子に収録されている観覧車をバックに行楽客を写したものです。
よ〜く見ると、観覧車のゴンドラに「キ」「ミルク」などの文字が描かれているのが分かります。
これら収集できた写真の内、絵ハガキは当時の事情を考えれば、モノクロ写真に着色した物と推察されます。
しかし、絵葉書の写真は鮮明なモノではなく、下手をするとサムネイルぐらいの大きさ（容量）ですから、解像度も低く拡大しても得られる情報は少ないのですが、とりあえずの資料としては何とかなるレベルです。
一方、写真以外の体験談や回顧録については、リアル世代の方が利用したとか、そんな話を聞いたことがあると言った断片的なもので、まだまだ謎の部分が多いと言ったのが現状でした。
これだけ情報が氾濫している世の中なのに、この施設については、意外なほど情報が少ないんです。
皮肉なもんですね〜。
だからこそ、持ち前の野次馬根性が鎌首をもたげてくるんですが…。
なので、やはり現地調査は必須との結論に至り、これらの情報を携えて、ａｔｔａｎさんと向かったのが９月初旬の週末。目的地は言うまでも無く、鋸南町の勝山海水浴場周辺と大黒山なのでした。
Ｔｏ ｂｅ ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ…
ウチのウィルスソフト、仕事をしていないなぁ〜（怒
なので、もちっと書き足して５部作にしておこう。
でも一つだけ、違うトコロもありますよん。
まだしつこく調査中っす。
だって、やればやるほど、深みにハマっていくんだもん（で、これから推敲作業に入ります）。
でわでわ〜。