測色計
パッケージもいい例でしょう。かつては店の棚に並んでいたのは印刷の施された箱ですが、今では、フォイルパウチ、ブリスターパック、複数の素材を使ったパッケージが目につきます。半透明で反射性のある素材において、特に、色の管理は難しくなり、ある種類でうまくいく方法が他の素材では必ずしも役に立ちません。
1. 間違った照明
2. 色の認識能力についての過信
3. 間違った色見本
4. デバイスごとに異なって色を表示
視覚だけを頼りに色を決めていませんか?
標準光源や色彩測定ツールをすでにご利用されている場合には、あなたの旅路はもう少し先にまで進んでいることになります。今後のブログでは、より踏み込んだ内容をご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!
一致していますか?
1.異なるデバイス
2.デバイスの不十分なメンテナンス
3.異なる基準
4.ヒューマンエラー
5.間違ったコミュニケーション
ですから、印刷物測定の場合、色材内部からの反射のみを評価したい場合に使用します。 印刷された基材(用紙)上のインキフィルムの塗膜内にどれだけ色材が含まれているかを判断する場合に有効なのです。
「モニタで見た色と、印刷した色が違う」
こんなトラブルを経験したことはありませんか?
特に微妙な色合いである中間色については「印刷したらイメージが変わった」とガッカリする方が少なくありません。
マンガ同人誌の印刷で定評を得ている「有限会社猫のしっぽ」も、そんなトラブルに悩まされた企業のひとつです。
元々同人誌の製作側で、「自分達のニーズに合う印刷会社がない」と事業を立ち上げた同社。
顧客の求める仕上がりのために、Canonオンデマンド印刷機「imagePRESS C7000VP」、KOMORIオフセット印刷機「リスロンLS26」等の最新鋭機も導入してきました。
ただオフセット機・データ機それぞれで印刷を行うと、色合いに差が出てしまうことも。
またマンガ原稿では、グレイ・ブラウンといった中間色の使用が多いのも問題でした。
個人制作者の場合、色確認をCMYKではなくRGBのみで済ませる人が少なくありません。
結果、特に中間色について「作ったデータと違う!」と言われる--こんなクレームが増えてしまったのです。
この問題を解決すべく、同社は「JapanColor認証」を取得を決意。
認証には中間色測定が不可欠であるため、エックスライト社の最新型分光測色計『eXact』が導入されました。
中間色の複雑な色合いも、『eXact』なら数値としてカンタンに確認できます。
顧客にJapanColorによる色指示を依頼し、『eXact』で確認を行う--
この方式を採用したことで、「色合いが違う」というトラブルは殆ど見られなくなったのです。
また『eXact』によって複数機での仕上がり差が無くなり、より細かいニーズにも対応可能となりました。
例えば販売までに余裕がある時には、コストの安いオフセットを。
販売間近となったら、オンデマンドで追加依頼を…こんな注文も増加し続けています。
「モニタで見たままの色が出せる!」
「猫のしっぽ」の評判は、今やマンガ同人誌界隈で揺るぎないものとなっています。
『eXact』がその評価を支えていると言っても、過言では無いでしょう。