詩を書いた一〇〇億光年の孤独

February 07, 2009

未知の私

 私の脳内には、意識的にアクセスすることができない情報、データが膨大にあることだろう。
 創造は無意識の解放であり、そして思い出すことに似ている。
 もしも、アクセスすることができない情報を意識のレベルで解き放つことができたら? もしも、アクセスすることができないデータを意識のレベルで編集することができたら?
 その過程はおそらく、今まで思いもしなかった自分に出会うかのように驚くべき感覚を伴うものだろう。
 このようなことは何も私のオリジナルではなく、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアが印象深い随想である、『静かな下り坂』の中で言っていることである。
 私は、私が知らない私に出会いたい。

xtiptree at 19:27│Comments(0)TrackBack(0)

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