「えー、彼女が君の担当する患者だ」
「えへへ、よろしくね」
ひく。
俺は自分の頬がひくつくのを感じた。
若い女だ。
しかし、普通の女ではない。
「・・・なんすか、その肉塊は?」
「失礼ね!」
「だから、君が担当する患者だよ。説明は受けてるんだろう?」
「ええ、まあ・・・」
上から下まで規格外なサイズ。
その重量感、威圧感。
つついたら崩れていきそうな肉の塊。
ひとことで言って、デブがそこにいた。
「えへへ、よろしくね」
ひく。
俺は自分の頬がひくつくのを感じた。
若い女だ。
しかし、普通の女ではない。
「・・・なんすか、その肉塊は?」
「失礼ね!」
「だから、君が担当する患者だよ。説明は受けてるんだろう?」
「ええ、まあ・・・」
上から下まで規格外なサイズ。
その重量感、威圧感。
つついたら崩れていきそうな肉の塊。
ひとことで言って、デブがそこにいた。
ここは診療所っていうのかな。
とある雑居ビルの1階のテナント。
看板には「美容・痩身」とある。
ここでバイトの募集をしていたので、俺は応募したのだ。
詳細面談とのことだが、医療関係なら金払いもいいだろうと思ってな。
もちろん、ただのバイトなので医学知識などない。
そんな俺に、患者が宛がわれるという。
仕事内容は、まあこうだ。
『患者の代わりにダイエットをして痩せること』
最初は意味がわからなかった。
ダイエットは本人がやらないとダメなんじゃないの?
説明を受けたが信じられなかった。
で、合点はいかないものの、とにかくやってみろということになった。
「じゃ、あとは頼んだよ」
と言って担当医は部屋を出て行く。
残されたのは、俺とデブ女だ。
さほど大きくはない個室。
中には大きなベッドと、簡単な調度品だけ。
そんな空間に男女二人きりときたら、やることは決まっている。
というか実際、これからすることはそれだった。
「はやくはやく」
パンパンとベッドを叩いて、女が催促してくる。
た・・・勃つかな?
これは仕事だ、と自分に言い聞かせて、俺はベッドに乗った。
そして、医師にもらった薬を服用する。
まあ、とっとと済ませてしまおう。
「うふ」
デブ女は俺に色目を使ってきた。
俺は彼女の足を持って股を広げ、自分の股間を押し付ける。
ぐいぐい
スパン!
「ちょっと何やってんのよ。エッチの仕方も知らないの?」
「いや〜、そういうわけじゃないんだけどさ・・・」
「あたしはまだ濡れてないし、あんたも勃ってないじゃないの」
「なんてーか、こう改まって『しましょう』ってなると、いつもと感じが違うというか、キンチョーするっていうかさぁ」
それ以前に、相手がコレじゃぁね・・・。
「もー、しょうがないなぁ」
そういって彼女は、俺のアレを咥えた。
あむ
「お!?」
「むぐむぐ」
お、お、おおお!?
意外と上手いな。
彼女が俺のアレをしゃぶると、たちまち元気になった。
「うふふ、元気になったね」
「すげ。なかなか上手いじゃないか」
俺は早速彼女の足を持って股を広げ、自分の股間を押し付けた。
ぐいぐい
スパン!
「だからまだあたしが濡れてないっつってんでしょ!」
彼女の肌は柔らかかった。
つか、ぶよぶよしてたというのが正しいか。
ホントにこの肉、落とせるのかね。
肉に溺れる感じ、ペタペタした肌触りも悪くはない。
世の中にはデブ専ってのもいるんだし、別に痩せなくても需要はあるんじゃないの?
「ちょっと、何か考えてる?」
「え、あ、別に」
「もう、まじめにやってよね」
「はいはい、愛してますよー」
「えへへ、やーねー」
俺のピロートークに、彼女がほころんだ。
ちょっと可愛いかも。
「ん・・・はぁはぁはぁ・・・ぁ、ぅん」
しばらく、くんずほぐれずをしていると、彼女の息がだいぶ上がってきた。
朦朧とした感じだ。
そろそろいいかな?
指を入れてみる。
だいぶ濡れてきていた。
俺は彼女の足を持って股を広げ、自分の股間を押し付ける。
そのままじゃ入れられないので、手で掴み、入り口と思われるあたりに宛がう。
つぷ
先っちょが割れ目に埋もれる。
「んっ」
彼女が小さく声を立てた。
膣は、多少肉で埋まっていたが、まったく支障はない。
そのまま押し込んだ。
ずぶ・・・ずぶずぶ・・・。
入っていくに従って、吸い付いてくるような感触。
締め付けも、緩くなく、きつくなく。
しっかりと咥え込んで、吸着してくる。
気持ちいい。
彼女も、小さく喘いでいた。
「あ、ぁ・・・ん、ふ・・・ぅ・・・ん、っあぁ・・・」
意外にも俺たちは相性がいいのかも。
そしてさらに俺は吸い込まれてく・・・。
吸い込まれて・・・。
・・・気づくと、俺はベッドの上に座っていた。
「んー?」
お腹の上で誰かが突っ伏してる。
・・・俺だ。
「うまくいったみたいだな」
体を見回すと、俺は彼女になっていた。
長い髪。
腕、足、腹など体中についた大量の肉。
引力に負けて垂れ下がっている。
間違いない。
『わ、すごい。体が全然動かないー』
頭の中で声がした。
彼女も起きたみたいだな。
俺たちがこうなったのは、さっき飲んだ薬のせいだ。
あの薬を飲んでからヤると、相手の体を乗っ取ることができるらしい。
目的は、そうだな。
本人に代わってダイエットをすること、だ。
『ねーねー』
「ん?」
『さっきの、気持ちよかったね〜』
「そうか?俺は最後の瞬間をよく覚えてないんだが」
『えー、もったいない。ね、あたし達ケッコー相性いいのかも、って思ったのよ』
「ほう」
彼女も同じことを考えてたのか。
服装を整えて、ベッドから降りる。
っとっと。
ちょっとよろけた。
体が重たい。
そもそも俺がいまこうなってるのは、彼女がダイエットメニューの運動をイヤがったからだ。
でも、運動をしないわけにはいかない。
じゃあ、誰かに代わってもらおう。
ということらしい。
まあ、不思議なバイトだが、給料分は働きましょう。
この薬を使うと、寝るまで元に戻ることができない。
バイトが終わっても、夜まで彼女に付き合わなければならなかった。
いや、この場合彼女が俺に付き合ってるというべきだろうか。
診療所の中にいても退屈なので、バイトのあとは、いつも街に出かけた。
体はひとつだが、デートみたいなもんだ。
バイトは週2回。
つまり週2で、彼女とやってることになる。
ダイエットは順調で、彼女の体重も、だいぶ減っていた。
『んー、すごい。以前に比べると、体が軽くなったわ。
ありがとね』
「・・・なあ、お前、痩せたらどうするんだ?」
『んん、そうね。綺麗にお化粧して、綺麗な服を着て、お洒落とか楽しみたいわね』
「ふーん」
痩せていくに従って、彼女はどんどんキレイになっていた。
この仕事が終わったら、当然彼女とはお別れだ。
それを考えると、俺はたまらなく不安な気持ちになった。
「そうか、そしたら俺たちもお別れかな」
その不安が口をついて出てきた。
『え!?ヤダ!どうして?どうしてそういうこと言うの!?
痩せた女の子は嫌い?
あたし最初は、痩せればモテるようになるかな、って思ってた。
でも今はあなたのために痩せようと思ってるのよ。
だったらヤめる!
ダイエットやめる!!!』
「おいおい・・・」
最後のほうは泣き声になっていた。
彼女には思ってもみなかったことだったようだ。
俺としては、キレイになった彼女が、用済みになった俺から離れてしまうんじゃないかと思っていたのだ。
彼女の心がありがたかった。
「ああ、ごめんごめん」
俺は少し笑いを含めながら謝った。
そして想いを伝える。
彼女が泣き止むことはしばらくなかった。
数ヵ月後、キレイになった彼女がそこにいた。
まるでモデルのようになっていて、初めて会ったときと比べると、とても同一人物とは思えない。
「見違えたな・・・」
「あなたのおかげよ」
「ああ・・・ダイエットおめでとう」
「ありがと、じゃ行きましょうか」
「ん、どこに?」
「やだ、お祝いしてくれるって言ってたじゃない」
「あ、そうか、そうだっけな」
「じゃ、焼肉行きましょ、焼肉」
「なにぃ!?」
「せっかく痩せたんだから、いままで我慢してたぶん、食べるわよ〜」
「まて、そんなことしたら、元に戻っちまうぞ」
「あら大丈夫よ、あなたがいるじゃない」
「あのな・・・」
せっかくキレイになったってのに、いきなりこれかよ。
この先が思いやられるな・・・。
俺は、手を引かれながらそう思いつつも、ちょっと楽しくなってきていた。
とある雑居ビルの1階のテナント。
看板には「美容・痩身」とある。
ここでバイトの募集をしていたので、俺は応募したのだ。
詳細面談とのことだが、医療関係なら金払いもいいだろうと思ってな。
もちろん、ただのバイトなので医学知識などない。
そんな俺に、患者が宛がわれるという。
仕事内容は、まあこうだ。
『患者の代わりにダイエットをして痩せること』
最初は意味がわからなかった。
ダイエットは本人がやらないとダメなんじゃないの?
説明を受けたが信じられなかった。
で、合点はいかないものの、とにかくやってみろということになった。
「じゃ、あとは頼んだよ」
と言って担当医は部屋を出て行く。
残されたのは、俺とデブ女だ。
さほど大きくはない個室。
中には大きなベッドと、簡単な調度品だけ。
そんな空間に男女二人きりときたら、やることは決まっている。
というか実際、これからすることはそれだった。
「はやくはやく」
パンパンとベッドを叩いて、女が催促してくる。
た・・・勃つかな?
これは仕事だ、と自分に言い聞かせて、俺はベッドに乗った。
そして、医師にもらった薬を服用する。
まあ、とっとと済ませてしまおう。
「うふ」
デブ女は俺に色目を使ってきた。
俺は彼女の足を持って股を広げ、自分の股間を押し付ける。
ぐいぐい
スパン!
「ちょっと何やってんのよ。エッチの仕方も知らないの?」
「いや〜、そういうわけじゃないんだけどさ・・・」
「あたしはまだ濡れてないし、あんたも勃ってないじゃないの」
「なんてーか、こう改まって『しましょう』ってなると、いつもと感じが違うというか、キンチョーするっていうかさぁ」
それ以前に、相手がコレじゃぁね・・・。
「もー、しょうがないなぁ」
そういって彼女は、俺のアレを咥えた。
あむ
「お!?」
「むぐむぐ」
お、お、おおお!?
意外と上手いな。
彼女が俺のアレをしゃぶると、たちまち元気になった。
「うふふ、元気になったね」
「すげ。なかなか上手いじゃないか」
俺は早速彼女の足を持って股を広げ、自分の股間を押し付けた。
ぐいぐい
スパン!
「だからまだあたしが濡れてないっつってんでしょ!」
彼女の肌は柔らかかった。
つか、ぶよぶよしてたというのが正しいか。
ホントにこの肉、落とせるのかね。
肉に溺れる感じ、ペタペタした肌触りも悪くはない。
世の中にはデブ専ってのもいるんだし、別に痩せなくても需要はあるんじゃないの?
「ちょっと、何か考えてる?」
「え、あ、別に」
「もう、まじめにやってよね」
「はいはい、愛してますよー」
「えへへ、やーねー」
俺のピロートークに、彼女がほころんだ。
ちょっと可愛いかも。
「ん・・・はぁはぁはぁ・・・ぁ、ぅん」
しばらく、くんずほぐれずをしていると、彼女の息がだいぶ上がってきた。
朦朧とした感じだ。
そろそろいいかな?
指を入れてみる。
だいぶ濡れてきていた。
俺は彼女の足を持って股を広げ、自分の股間を押し付ける。
そのままじゃ入れられないので、手で掴み、入り口と思われるあたりに宛がう。
つぷ
先っちょが割れ目に埋もれる。
「んっ」
彼女が小さく声を立てた。
膣は、多少肉で埋まっていたが、まったく支障はない。
そのまま押し込んだ。
ずぶ・・・ずぶずぶ・・・。
入っていくに従って、吸い付いてくるような感触。
締め付けも、緩くなく、きつくなく。
しっかりと咥え込んで、吸着してくる。
気持ちいい。
彼女も、小さく喘いでいた。
「あ、ぁ・・・ん、ふ・・・ぅ・・・ん、っあぁ・・・」
意外にも俺たちは相性がいいのかも。
そしてさらに俺は吸い込まれてく・・・。
吸い込まれて・・・。
・・・気づくと、俺はベッドの上に座っていた。
「んー?」
お腹の上で誰かが突っ伏してる。
・・・俺だ。
「うまくいったみたいだな」
体を見回すと、俺は彼女になっていた。
長い髪。
腕、足、腹など体中についた大量の肉。
引力に負けて垂れ下がっている。
間違いない。
『わ、すごい。体が全然動かないー』
頭の中で声がした。
彼女も起きたみたいだな。
俺たちがこうなったのは、さっき飲んだ薬のせいだ。
あの薬を飲んでからヤると、相手の体を乗っ取ることができるらしい。
目的は、そうだな。
本人に代わってダイエットをすること、だ。
『ねーねー』
「ん?」
『さっきの、気持ちよかったね〜』
「そうか?俺は最後の瞬間をよく覚えてないんだが」
『えー、もったいない。ね、あたし達ケッコー相性いいのかも、って思ったのよ』
「ほう」
彼女も同じことを考えてたのか。
服装を整えて、ベッドから降りる。
っとっと。
ちょっとよろけた。
体が重たい。
そもそも俺がいまこうなってるのは、彼女がダイエットメニューの運動をイヤがったからだ。
でも、運動をしないわけにはいかない。
じゃあ、誰かに代わってもらおう。
ということらしい。
まあ、不思議なバイトだが、給料分は働きましょう。
この薬を使うと、寝るまで元に戻ることができない。
バイトが終わっても、夜まで彼女に付き合わなければならなかった。
いや、この場合彼女が俺に付き合ってるというべきだろうか。
診療所の中にいても退屈なので、バイトのあとは、いつも街に出かけた。
体はひとつだが、デートみたいなもんだ。
バイトは週2回。
つまり週2で、彼女とやってることになる。
ダイエットは順調で、彼女の体重も、だいぶ減っていた。
『んー、すごい。以前に比べると、体が軽くなったわ。
ありがとね』
「・・・なあ、お前、痩せたらどうするんだ?」
『んん、そうね。綺麗にお化粧して、綺麗な服を着て、お洒落とか楽しみたいわね』
「ふーん」
痩せていくに従って、彼女はどんどんキレイになっていた。
この仕事が終わったら、当然彼女とはお別れだ。
それを考えると、俺はたまらなく不安な気持ちになった。
「そうか、そしたら俺たちもお別れかな」
その不安が口をついて出てきた。
『え!?ヤダ!どうして?どうしてそういうこと言うの!?
痩せた女の子は嫌い?
あたし最初は、痩せればモテるようになるかな、って思ってた。
でも今はあなたのために痩せようと思ってるのよ。
だったらヤめる!
ダイエットやめる!!!』
「おいおい・・・」
最後のほうは泣き声になっていた。
彼女には思ってもみなかったことだったようだ。
俺としては、キレイになった彼女が、用済みになった俺から離れてしまうんじゃないかと思っていたのだ。
彼女の心がありがたかった。
「ああ、ごめんごめん」
俺は少し笑いを含めながら謝った。
そして想いを伝える。
彼女が泣き止むことはしばらくなかった。
数ヵ月後、キレイになった彼女がそこにいた。
まるでモデルのようになっていて、初めて会ったときと比べると、とても同一人物とは思えない。
「見違えたな・・・」
「あなたのおかげよ」
「ああ・・・ダイエットおめでとう」
「ありがと、じゃ行きましょうか」
「ん、どこに?」
「やだ、お祝いしてくれるって言ってたじゃない」
「あ、そうか、そうだっけな」
「じゃ、焼肉行きましょ、焼肉」
「なにぃ!?」
「せっかく痩せたんだから、いままで我慢してたぶん、食べるわよ〜」
「まて、そんなことしたら、元に戻っちまうぞ」
「あら大丈夫よ、あなたがいるじゃない」
「あのな・・・」
せっかくキレイになったってのに、いきなりこれかよ。
この先が思いやられるな・・・。
俺は、手を引かれながらそう思いつつも、ちょっと楽しくなってきていた。