2006年03月06日

荒川静香を巡る不思議な持ち上げ方

時事を考える・今日本人はアメリカ人なのか」経由で読んだ冷泉彰彦「ブッシュの危機と日米関係」に、 通常はアメリカ選手が優勝してアメリカ国歌の流れるケース以外は、表彰式は中継しないのですが、荒川選手の表彰の光景は全部中継していました。つまり『君が代』がフルコーラスで流れたのです。その翌朝のニュース番組でも、表彰式の様子は何度も流れ部分的ではありますが、『君が代』が電波に乗りました。善し悪しは別にして、この問題での「タブー」が知らないうちにアメリカでも消えているようです。 とある。そ、そんなあ。
探してみると、こちらのスポニチにもそう書いている。ひょっとして、この人のソースはこれなのか? これどう見てもスポニチの勘違いだと思うが。
著者の言うように「通常はアメリカ選手が優勝してアメリカ国歌の流れるケース以外は、表彰式は中継しない」ってのは金メダリストはさして珍しくないアメリカだから他の種目ならそうだろう。だけど、女子フィギュアって超人気種目だろ。
それなら、ウクライナのオクサナ・バイウルが金で米国のナンシー・ケリガンが銀だった1994年のリレハンメル大会の時も、1984年、1988年と東ドイツのカタリナ・ビットが金でアメリカ選手が銀または銅だった時も表彰式の中継をしなかったのだろうか? 「通常」というのなら、ここまで遡って調べないと「通常」にはならないが、こんなめんどいことを著者は調べた上で書いているのか疑問だ。
私は恐らく「んなことないだろ」と思う。国籍が米国であろうがなかろうが、女子フィギュアの五輪チャンピオンは注目されるに決まっている。人気者ケリガンが銀に終わったからといって、表彰式はスルーなんてちょっと想像できない。アメリカの英語サイト探してもそんな言及見つけられなかったし、勘違いの連鎖の可能性大。
ましてや、これをもって、

日米関係は益々「蜜月」の度合いを深めています。

って、ちょっとこの人オカシイんじゃないの。
それに、

善し悪しは別にして、この問題での「タブー」が知らないうちにアメリカでも消えているようです。

のタブーって文章全体読んでもよく分からない。「君が代」が演奏されるのを米国内でテレビ中継で流すのはこれまでタブーだったということか? ああそうですか、知りませんでした。だけど、きちんと根拠挙げてほしい。
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Posted by y0780121 at 13:12│Comments(2)TrackBack(2)clip!秀スポ 

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一昨日昨日と有明コロシアムで行なわれたアイスショーは、さながらトリノオリンピック
荒川静香さんの凱旋アイスショー【時事を考える】at 2006年03月06日 13:39
ファイナル後半一番最初はショートで第一位だったサシャ・コーヘン選手から始まった。彼女もかなり緊張していたせいか、前半何度も転んでしまい、いつもの自信のある演技が見られなかったのが残念だった。
女子フィギュア:おめでとう!荒川金メダル!【カナダ de 日本語】at 2006年03月07日 15:00
この記事へのコメント
ハハハ、笑っちゃいますね。
>>荒川の金メダルがいかに米国ファンを驚かせたか
そりゃあ驚きますよ。スルツカヤもコーエンも金を取れなかったんだから。でも、アメリカのマスコミはもっと手厳しいみたいですよ。「荒川はジャンプのミスを笑っていた」とか「連続ジャンプでわざとランクを落とした」とか言われてるみたいだしね。この記者はとんだデマを流しちゃったね。
Posted by iFinder at 2006年03月08日 23:09
荒川は当初から金メダル候補でしたからそrほどの驚きはなかったと思いますよ。むしろ驚いたのは過小評価していた日本のマスコミではと。
>「連続ジャンプでわざとランクを落とした」

これ褒め言葉だと思いますよ。特に演技途中で修正するのは技術の証だと。
Posted by 佐藤秀 at 2006年03月09日 07:52