2007年11月14日

ALWAYS続・三丁目の夕日2

続三丁目冒頭に登場するゴジラは、アメリカで作られた恐竜ゴジラは言わずもがな、これまでのどの日本のゴジラ映画よりも、リアルで迫力がある。このままゴジラで通して欲しいと思ったくらい。冒頭が良すぎるというのはちと問題だろうが、最新のVFXが懐古趣味を実現させる象徴がゴジラのように思える。
今回は原爆の落とし子ゴジラだけでなく、シベリア抑留帰り、戦死した筈の戦友の英霊まで出て来て、前回よりもむしろ、戦後の名残が漂っている。鈴木トモエが日本橋でシベリア帰りの恋人と再会するというのは「君の名は」のパロディぽい。
もう「三丁目」は寅さんのようにシリーズ化されるのだろうか。2年ごとに一作作れば、理屈から言って永遠に48年前を再現できる。映像技術の進歩で昔をリアルに再現するだけでもその価値はあるだろう。そうなれば、オリジナルの漫画から独立して一人歩きも可能だろう。
ただ、この続編、第一作に比べると初々しさがなくなっている。茶川君の芥川賞再チャレンジも、テーマとしてはイマイチ盛り上がらない。石原裕次郎の映画が出てくるが、兄の石原慎太郎の「太陽の季節」芥川賞受賞以降の話で、本来なら芥川賞取り損ない、取ったのは現都知事だったくらいにしないと。けれど、3年遅い。それにしても、高速道路のない日本橋といい、都知事にサービスし過ぎじゃないか?
相変わらず、長髪で灰皿にタバコの山、丸めて捨てた原稿がちらかっているという紋切り型シーンは、彼の周りだけ時間が止まっているということかもしれないが、くどい。それに取り損なったとはいえ、候補作になったので、メジャーではなくてもそこそこ文壇で食っていける礎は築いたのだから川淵が子供を引き取ろうとするのには無理がある。当時は現代よりも純文学が読まれていたのだから。
前作から2年しかたってないので、映像技術はともかく内容的に突貫工事の印象が強い。2年ごとではなく、オリンピック並みに4年ごとぐらいがいいだろう。というわけで次回作品は1963年、東京オリンピック前年の沸き立つ東京ということで。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 映画ブログへ

Posted by y0780121 at 22:52│Comments(0)TrackBack(21)clip!邦画A-M | ★2

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/y0780121/50160687
この記事へのトラックバック
ゴジラは東京タワーを破壊した事が……ある。 公式サイト 西岸良平の漫画『三丁目の夕日』シリーズを原作とした、山崎貴監督による2005年公開映画の続編。スタッフ、キャストともども、ほぼ前作と同じメンバーが揃っているのは嬉しい。 本シリーズの売りは何と言って....
ALWAYS 続・三丁目の夕日 58点(100点満点中)【(´-`).。oO(蚊取り線香は蚊を取らないよ)】at 2007年11月14日 22:56
□作品オフィシャルサイト 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」□監督・脚本 山崎 貴 □原作 西岸良平 □キャスト 吉岡秀隆、堤真一、須賀健太、小清水一揮、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、薬師丸ひろ子 ■鑑賞日 11月3日(土)■劇場 チネチッタ■c...
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』【京の昼寝〜♪】at 2007年11月14日 23:32
始まりは、昭和34年の東京に地震があったのかと思わされるが、すぐにゴジラのテーマでそれと気付かされる、ミエを切るゴジラというのもなんだか可愛い・・・ 前半は細切れのシーンが続いて、やはり続編では前作ほどの感動も涙も味わうことはないのかなと思いなが...
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」【茸茶の想い ∞ ??祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり??】at 2007年11月15日 00:50
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:吉岡秀隆、小雪、須賀健太、堤真一、薬師丸ひろ子、小清水一揮、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、羽鳥慎一、マギー、温水洋一、神戸浩、飯田基祐、ピエール瀧、小木茂光、小...
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」レビュー【映画レビュー トラックバックセンター】at 2007年11月15日 16:49
良い話やけど,印象は大味。
ALWAYS 続・三丁目の夕日【Akira's VOICE】at 2007年11月15日 17:17
前作は前作として、今作もいい映画。『ALWAYS 続・三丁目の夕日』11月3日公開。茶川のもとに再び川渕が訪れ、淳之介を引き取ろうとする。抵抗する茶川は、淳之介に人並みの生活をさせることを約束し、再び芥川賞をめざして書きはじめることに。六ちゃんもすっかり一人前な鈴...
感想/ALWAYS 続・三丁目の夕日(試写)【EDITOREAL】at 2007年11月15日 23:11
昭和34年、日本の空は広かった。 映時間146分製作国日本公開情報劇場公開(東宝)初公開年月2007/11/03ジャンルドラマ/ファミリー【解説】西岸良平の人気コミックを実写映画化し大ヒットした人情ドラマの続編。前作終了時点から4ヶ月後の東京下町を舞台に、夕日町三丁目...
★ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007)★【CinemaCollection】at 2007年11月15日 23:39
これは堀北真希が暴漢に襲われそうになる前に行われた午前の回の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の舞台挨拶レポート。登壇したのは、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、山崎貴監督。10/22に一足早く東京国際映画....
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』舞台挨拶@日劇1【|あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο】at 2007年11月16日 02:02
----この映画、前作『ALWAYS 三丁目の夕日』は大ヒットだったよね。 日本アカデミー賞も独占したし。 「うん。今回もヒット間違いなしだろうね。 ただ、個人的にはデジャヴというか、 既視感にとらわれてしまったね」 ----どういうこと? 「登場人物がほとんど同じの上、 物...
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』【ラムの大通り】at 2007年11月16日 08:19
ハタチの恋人は長澤が病室に来てペンネーム勘違いし事なき得たが 内容に段々と興味が薄くなって来たが初回から見てて最後まで見るし 黒の契約者は拉致された博士はゲート消失で契約者は消滅と発言し ノーベンバーは契約者の消失したいと願ってる上司を道連れに死亡し ア...
ALWAS続・三丁目の夕日&ハタチの恋人&黒の契約者【別館ヒガシ日記】at 2007年11月16日 09:56
前作の公開時には「全然原作の“三丁目の夕日”と関係ないやん」と決め付けて劇場では観ず、後日友人宅で無理やりDVDを観せられて、なんだかんだ感動してたかも(汗) あの時観せられていなかったら、今週末は別の映画を選んでただろうななんて思いながら、『ALWAYS 続・三丁...
ALWAYS 続・三丁目の夕日【そーれりぽーと】at 2007年11月16日 19:55
続編作って、コケたらどうしようと心配していた関係者各位の皆様へ いやいや、全く心配要りませんよ!!! 素晴らしい出来栄えを堪能させていただきました。 byしがないブログ管理人より 冒頭いきなり ゴジラが東京の街を破壊し、その間を鈴木オートの社長が...
ALWAYS 続・三丁目の夕日【UkiUkiれいんぼーデイ】at 2007年11月17日 16:34
今週の週末レイトショウは、前作で日本アカデミー賞を総ざらいしたものの続編。 主演??の吉岡秀隆の演技には、いささかハテナマークを付けたくなるひらりんですが・・・ 同い年の薬師丸ひろ子もいい味出してるし・・・ 堤真一のべらんめぇオヤジもさまになってるし・・...
★「ALWAYS 続・三丁目の夕日」【ひらりん的映画ブログ】at 2007年11月27日 03:25
 みなさんの映画ブログの中で、2005年観て良かったランキング(自分調べ)でベスト5以内に入れている人がほとんどだった「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編ALWAYS 続・三丁目の夕日を観てきました。
ALWAYS 続・三丁目の夕日 観てきました【よしなしごと】at 2007年12月02日 16:13
ALWAYS 続・三丁目の夕日, 先日株主優待券を使って六本木ヒルズのTOHOシネマズで観ました。 いや〜,いいよね。
『続・三丁目の夕日』見ました【D.D.のたわごと】at 2007年12月02日 22:33
 「always続・三丁目の夕日」を東京の上映最終日に新宿で観た。
ALWAYS 続・三丁目の夕日【大津留公彦のブログ2】at 2008年01月27日 23:09
吉岡秀隆君、日本アカデミー賞最優秀男優賞、受賞! もたいまさこさん、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、受賞!   おめでとうございます 昨年12月11日に、東宝シネマ二条にて鑑賞しました。宮沢りえちゃんの「オリヲン座からの招待状」と同じ日からロード...
ALWAYS 続・三丁目の夕日 吉岡君、もたいさん、受賞!【銅版画制作の日々】at 2008年02月22日 10:45
冒頭のゴジラはやってくれたなという感じ。
今日も夕陽は綺麗・・・。  ??「ALWAYS 続・三丁目の夕日」【取手物語??取手より愛をこめて】at 2008年05月06日 14:42
母親の所にあった「佐賀のがばいばあちゃん」を読みました。 作者の島田洋七さんと私は年も近く同じ九州でもあり似たような時代を生きて来たと思う。
佐賀のがばいばあちゃん いいね【大津留公彦のブログ2】at 2008年09月11日 00:28
あらすじ昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本は高度経済成長時代に足を踏み入れようとしていた。取引先も増え、軌道に乗ってきた鈴木オートに家族が増えた。事業に失敗した親戚の娘、美加を預かることにしたのだ。しかし、お嬢様育ちの美加と一平は喧嘩ばか...
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』'07・日【虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ】at 2008年11月27日 21:25
そう上手くも無いサブタイトルでお恥ずかしい…と思っているけど他に思いつかなかったピロEKです{/face_ase2/} 今日から12月ですね{/ase/} …ホント大人になってからの時間経過ってのは早いです{/dododo/} 昨日はお酒{/beers/}飲んで眠たくなったので、お爺ちゃんの様な...
【映画】ALWAYS 続・三丁目の夕日…邦画ブームに黄昏の予感?【ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画】at 2008年12月02日 21:01