2015年01月12日

PSYCHO-PASS サイコパス(劇場版)3

psychopss公式サイト。本広克行総監督、塩谷直義監督、虚淵玄、深見真脚本。(声)花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、伊藤静、櫻井孝宏、沢城みゆき、東地宏樹、東地宏樹、日高のり子、神谷浩史、石塚運昇、関智一。西暦2116年、人々の精神を数値化する「シビュラシステム」で潜在犯罪者を探知して犯罪予防措置を行い、最大多数の最大幸福を目指すシステムを日本政府が東南アジアで内戦状態にあるSEAUn(シーアン=東南アジア連合)の首都シャンバラフロートに実験的に導入したのだが。
通常、「サイコパス」は“psychopath”(精神病質)なのだけれど、こちらの“PSYCHO-PASS ”は「犯罪者資質」がないことを数値で示して“安全証明”にパスすることらしい。シビュラシステムの別称。日本では、シビュラシステムが行き渡り、犯罪がなくなっているようだ。言わば、ビッグブラザーの高度版。
現代でも、アンジェリーナ・ジョリーが癌発生確率から発症する前に予防的に手術をしたことで話題になったが、癌を犯罪に置き換えた感じ。
本作でもプロの傭兵に指摘されるが、今現在の日本の一国平和主義を揶揄している感じだ。究極の管理社会で平和、治安が保たれるシステム。最近、水道システムとかインフラそのものを新興国に輸出するというのがトレンドなのも反映されている感じ。
日本に不法入国した一味がシビュラシステムを熟知している気配があるため逮捕した一味の記憶再現画像に公安局執行官狡噛の姿があった。公安局刑事課一係の常守朱は狡噛を逮捕するためシャンバラフロートに派遣されるのだが、狡噛は反政府組織を指揮していた。何やら今時のイスラム国を彷彿とさせる展開。
シーアンの議長がこれまた開発独裁的な人物で現代の戯画風。シャンバラフロート以外のシーアンは延々と内戦が続いている。どちらかと言えば中東ぽい状態。
結局、“PSYCHO-PASS ”の「ブラックボックスは日本にある」通り、内戦も議長も全てお釈迦様(=日本)の手のひら。実は日本国内の各省庁の大臣も傀儡で、現実と同じじゃん。
ところで、アメリカや中国はどうなってしまったのやら、どこにも登場しない。なぜかアメリカ製のオスプレイぽい飛行機は登場するのだけれど。まるで第二次大戦は日本の勝利に終わり、東南アジアは全て日本が統括してますな雰囲気がないでもない。
“PSYCHO-PASS ”にしても、内戦状態なら“犯罪係数”は当然上がるということを朱は知っており、本当は実にいい加減な支配者本位なシステムであることが分かる。議長ら支配者は犯罪係数が上がらないように改変されており、そのことも日本政府は知っていた。思えば、犯罪係数が上がらない指標であるべき「言論の自由」すら支配者側に好都合なシステムとさえ思えてしまうような事件がつい最近パリで起きた。
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Posted by y0780121 at 19:36│Comments(0)TrackBack(3)clip!アニメ邦画アーサ | ★3

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面白かった。TVシリーズ全話観てみようかな。
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